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育児休業中に在宅勤務は可能?働くときの条件やメリットとデメリット

育児休業中に在宅勤務は可能?働くときの条件やメリットとデメリット

育児をしながら在宅勤務をするデメリット

集中して仕事をすることが難しい

育休中に在宅勤務をする場合、基本的には育児と仕事を自宅で行うことになりますよね。おむつを替えたり授乳をしたりなど赤ちゃんのお世話をする場と、仕事をする場とが一緒になってしまうので、集中して仕事をすることが難しい場合もあるそうです。

実際に育休中に在宅勤務をしたママから、「1日のおおまかなスケジュールを立てていたのに、そのとおりに実行できず、仕事まで手が回らなかった」「昼寝のタイミングがずれたことで赤ちゃんが就寝前に寝ぐずりをしてしまい、就寝後に仕事をする予定ができなかった」という意見がありました。

仕事中に赤ちゃんがぐずったり泣いたりすると、やむを得ず中断する必要があり、集中して仕事を続けることはなかなか難しいようです。

育児と仕事に追われてストレスが溜まる

在宅勤務の場合は会社まで通勤する必要がないので、家でまったり仕事ができると思われている方もいますよね。育休中は赤ちゃんを保育園に通わせられないので、育児の合間に仕事をする必要があります。

月齢が低い赤ちゃんの場合は寝ている時間が長く、ママの体調がよければ仕事に専念することもできるかもしれません。しかし、赤ちゃんの月齢が上がるにつれて起きている時間が長くなり、ママが仕事をしていると焼きもちを焼いて中断させようとすることもあるでしょう。

また在宅勤務の場合は家にいる時間が長く、育児や家事も完璧を求められがちです。育児と仕事の両立に加えて家事をこなすことで毎日が過ぎてしまい、どうしてもストレスが溜まりやすくなるそうですよ。

オフィス勤務との格差や距離を感じることも

在宅勤務だと、オフィス勤務のように周囲に自分が働いている姿を見られることがありません。育児中でもママの好きな時間に好きなだけ働くことができますが、仕事の結果や成果だけで自分の評価を決められてしまうことも多いです。

育児や家事の合間に一生懸命仕事に取り組んでいたとしても、上司や同僚から仕事をする姿を直接見られているわけではないので、手を抜いていると思われてしまうこともあるでしょう。

また業務連絡を行うときも直接顔を合わせることがないので、メールなど文章だけのやりとりになってしまうことも珍しくはありません。このように在宅勤務には、共有する情報の格差や仕事に対するモチベーションの差などが生じやすくなってしまうというデメリットもありますよ。

まとめ

「育休中=働いてはいけない」というわけではありません。一定の条件を満たしていれば、育休中であっても働くことは可能です。

育休中におすすめの働き方は在宅勤務で、育児をしながら仕事ができたり、すきま時間を有効に活用できたりするというメリットがあります。その反面、育児と仕事に追われてストレスが溜まったり、オフィス勤務との格差を感じてしまったりするというデメリットも持ち合わせています。

この記事を参考にして、育休中の在宅勤務が可能かどうか判断していただければと思います。
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