ワーキングマザーのママ友事情とは?ストレスのないママ友作りのコツ
ワーキングママは仕事が終わってからも家での家事などで大忙しですよね。ほかのママ友たちとゆっくりお話ししたり、情報交換したりする時間は取れないことがほとんどです。しかし、この先ずっと、ママ友ができないのも不安ではないですか?そこで、この先、ワーキングマザーがストレスなくママ友を作るコツをご紹介します。
ワーママにママ友が少ない現状と理由
いわゆるママ友がいる人は約2人に1人
同じワーママでも、パート・アルバイトのママだと21%で、その割合が少し減ることから、正社員のワーママがいかにママ友を作りにくい環境かということが分かると思います。
特に、正社員であるワーママは仕事の拘束時間も長く、保育園へのお迎えも遅い時間帯が多いので、ほかのママたちと顔を合わせる機会も少ないですよね。また、仕事での人間関係もありながら、さらにママ友という未知なる分野に一歩踏み出せないというママも多いのではないでしょうか。
ママ友がいない理由1「毎日会わないから」
過去を振り返ってみると、学生のころなどにできた友だちは、毎日学校で顔を合わせることから会話が生まれたり、共通の趣味を見つけてプライベートでも遊ぶようになったりしたものです。そこから友人関係になっていくことが多かったのではないでしょうか。
ところが、ワーママは保育園での送迎で同じママと顔を合わせることも少なく、一度や二度、会話を交わしたとしても、その後にしばらく会わなければ、またリセットされた状態になってしまうこともあるでしょう。
一方、幼稚園の送迎ママたちは、毎日同じ時間に顔を合わせるため、ママ友ができやすい環境にあるようですが、それはそれで面倒な部分もあるようですよ。
ママ友がいない理由2「正直苦手だから」
ママ友というと、ママ友トラブルなどの話がネットでも横行していて、それだけで「ママ友はこわい」という苦手意識を持っている方も多いことでしょう。
また、ママ友といえば噂話や世間話で繋がっているというイメージもあり、そういった話をするのが苦手だと感じているワーママも、ママ友を作ることに抵抗を感じてしまうようです。
しかし、極端なイメージだけでママ友作りを避けるのではなく、まずは相手をよく知ることから始めてみましょう。相手の性格をよく知ることで信頼関係を築ける相手か判断し、ゆっくりと距離を縮めながら、本当のママ友になっていくのではないでしょうか。
ママ友がいないことでよいこともある
真の友だちができるまでは自分らしくいよう
だからといって、焦ってママ友を作ろうとする必要はないというのが先輩ママたちの意見のようです。焦らず自分のペースで生活を送るうちに、自然と「社会と繋がりたい」という願望が芽生え、児童館や支援センターに通うなどのアクションを起こすママが多いようですよ。そこで、顔見知りになり話していくうちに、共通の趣味があるなどしてママ友になるケースもあるようです。
焦って「ママ友を作ろう」とするよりは、自然と「同じ境遇の友だちがほしい」と思うまで、自分らしくいてもよさそうですよ。
友だちが少ないことによるメリット
その理由は、「深く考えることは一人じゃないとできない」からです。確かに、人と一緒にいるときは、じっくり何か一つのことを考えるのは難しいですよね。
ドイツの哲学者ニーチェは「愛せない場合は通りすぎよ」という言葉を残していますし、「ちょっとドライな人間関係が絶妙な距離感」という考え方もあるようです。
SNSなどを通じて常に誰かと繋がっている昨今、そんな環境に少しお疲れ気味の方も多いことでしょう。ですから、ママ友がいなくて孤独を感じたとしても、自分の内面を見つめ直すよい時間だと捉えてみるのもよいかもしれませんね。
ママがひとり時間を持つことはとても大切
しかし、家族にとっての幸せは「ママの笑顔」なのです。ママが笑顔だと、家族も自然と明るくなるものです。ですから、ママは少しでもストレスが溜まったと感じたら、パパやまわりの人の協力を得て、ひとりの時間を作るようにしましょう。たとえば、美容院や買い物、ネイルサロン、映画鑑賞など、子どもとは一緒に行けないような場所で、ゆっくりひとり時間を楽しむことをおすすめします。
ママがひとり時間を持つことは、家族にとっても大切なことなのです。
まずは身近にステキなママを探してみよう
同じ会社のワーママと友だちになってみよう
まずは、ママが働いている会社のワーママに声をかけてみましょう。同じ会社であれば、共通の話題もありますし、何より同じ境遇で同じような悩みを抱えている可能性が高いからです。
バックグラウンドなどが分からない人と、子どもだけを通じてママ友になることに抵抗を感じているママは、少しでも相手のことを知ってる人とであれば、ママ友作りのハードルも下がるのではないでしょうか。
同じ会社ということで、上下関係やライバル意識などもあるかもしれませんが、ワーママの先輩や後輩、同期として繋がれれば、世界も広がることでしょう。子育ての話以外に、仕事の情報交換もできたら、一石二鳥にもなりますよね。