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アルバイトの掛け持ちはしてもよい?おさえておきたい注意点とは

アルバイトの掛け持ちはしてもよい?おさえておきたい注意点とは

アルバイトでできるだけたくさん働きたいと思っていても、希望どおりのシフトに入ることができないこともあります。収入アップのために、アルバイトを掛け持ちしたいと考えているママも多いのではないでしょうか。今回はアルバイトを掛け持ちするメリットやデメリット、掛け持ちするときの注意点を紹介します。

アルバイトの掛け持ちのメリット

収入を増やすことができる

シフト制の仕事は、子どもの通院や行事などに合わせて働く日を決めることができる反面、ほかの人と希望が重なるとシフトから外されることもあります。

例えば、15日働きたいと希望していても、12日しかシフトに入ることができないということがあるかもしれません。1日あたり4,000円の収入があるとしたら、月に12,000円も収入が減ってしまいますね。

また、1カ月あたりの勤務日数を12日から18日に増やしたいという場合など、対応できない職場もあるでしょう。

仕事を掛け持ちすると、一つの仕事でシフトが減っても、もう一つの仕事で減った分を穴埋めすることができます。勤務日数や時間も増やしやすいため、収入アップが期待できますね。

経験が増えてキャリアアップにつながる

アルバイトを掛け持ちすると、一つしかアルバイトをしていないときに比べて多くの経験を積むことができます。

例えば、レストランのフロアスタッフとして働くと、対面での接客経験を積むことができます。清潔感のある服装や笑顔なども自然に身につくのではないでしょうか。

さらに、テレフォンアポインターの仕事を掛け持ちすると、電話応対の経験も積むことができます。電話越しによい印象を与える声の出し方や話し方などは、レストランの仕事では身につけにくいスキルですね。

この二つの経験は、対面と電話の両方で接客をすることがある、受付事務などの仕事につなげることができます。いろいろな仕事を経験することで、職業選択の幅を広げることもできますよ。

視野を広げることができる

働く場所が違うと働いている人の年齢や性別なども変わります。さまざまな人と交流することで、視野を広げることができますよ。

同年代の子どもを持つママが多い職場であれば、子育ての話題で一緒に盛り上がれるママ友を見つけることができるかもしれません。異なる地域に住むママであれば、利害関係も少なく気軽に付き合えそうですね。

学生が多い職場であれば若い人の価値観を知ることができます。親世代の上司などから、家事や子育てのアドバイスをもらえることもあるかもしれませんね。

人間関係が狭くなりやすい子育て中は、社会から孤立したような気持ちになりがちです。アルバイトを通して交友関係を広げると、気持ちを前向きにすることができますよ。

アルバイト掛け持ちのデメリット

体力的な疲労がたまりやすい

アルバイトを掛け持ちすると労働時間が長くなるため、体に疲労がたまりやすくなります。昼と夜を掛け持ちする場合などはとくに注意が必要です。

私の友人ママは独身の頃、昼はフルタイムで働き、夜は週3日だけアルバイトをしていました。普段は問題なくこなせていたようですが、アルバイトに5日続けて出勤したときは昼の仕事に支障が出たそうです。

子育て中のママは家事や育児などもこなさなくてはなりません。仕事が一つでも負担が大きくなりますので、掛け持ちをすると体力的な負担がかなり大きくなってしまうでしょう。

体を壊してしまうと、働くことはもちろん家事や育児もできなくなってしまいます。収入を増やすことも大切ですが、体に無理のない範囲で働くようにしましょう。

スケジュール管理が大変

アルバイトを掛け持ちする上で注意したいのは、二つの仕事の勤務日時が重なってしまうことです。どちらか一つを休まねばならず、職場での信用を落とすことになりますね。

また、どちらもシフト制の仕事を二つ掛け持ちすると、一方のシフトに合わせてもう一方のシフトを組まなくてはなりません。柔軟なシフトが組みにくくなり、スケジュール管理も難しくなるのではないでしょうか。

アルバイトを掛け持ちするときは、固定制とシフト制の仕事を掛け持ちする、昼と夜、平日と土日など勤務時間や曜日を分けるよいでしょう。

ただし、昼と夜、平日と土日で掛け持ちすると、休む時間がなくなる可能性があります。働きすぎにならないよう注意してくださいね。

掛け持ちが招くトラブルがある

アルバイトやパートの場合、仕事の掛け持ちを禁止していない職場がほとんどです。しかし、仕事の内容によっては掛け持ちを禁止しているというケースもあります。

例えば、コンビニはアルバイトの掛け持ちを禁止していないものの、別系列のコンビニとの掛け持ちは禁止しているケースが多いようです。

また、事務職と居酒屋を掛け持ちしていたママは、居酒屋に偶然来店した事務職の同僚に絡まれるというトラブルがあったそうです。ママに問題はありませんが、居心地が悪くなり、事務職を辞めることにしたそうです。

アルバイトの掛け持ちがトラブルを招くことがあります。仕事のうち一つは清掃や工場内作業といった人目につかない仕事を選ぶなどすれば、トラブルを減らすことができるかもしれません。

掛け持ちをする際におさえておきたい注意点

複数での収入が合算されて課税対象になる

仕事などで収入を得た場合、支払わなくてはならないのが「所得税」ですが、収入が給与所得控除と基礎控除を合わせた103万円を超えていなければ所得税はかかりません。

働いている場所が一つの場合、受け取っている給与をそのまま収入として考えればよいのですが、複数から給与を受け取っている場合は、すべての給与を合算した額が収入となります。

アルバイトを二つ掛け持ちする場合、気づかないうちに控除限度額を超過していることもあるので注意してくださいね。

また、2カ所から給与を受け取り、両方で源泉徴収を受けている場合、年末調整を受けられるのは1カ所だけになります。確定申告をすれば収めすぎた税金が返金されますので、忘れずに申告しておきましょう。
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