
共働き家庭の住宅ローンの組み方。知っておくべきことと注意点
変動か固定かは性質を知って選ぶ
まず変動金利は、半年に1度金利が見直され、5年に1度返済額が変更されます。一般的に、固定金利よりも金利が低めに設定されていて、金利の変化に対応できるくらい余裕資金がある場合や、借入金額が少ない場合におすすめです。
一方、固定金利は、金利が見直されることがなく、借入期間中はずっと金利が固定される「全期間固定金利型」と、あらかじめ決められた期間において金利が固定される「固定金利期間選択型」があります。返済額が変わらないため収支計画が立てやすいものの、金利が高めに設定されているため、変動金利と比較して返済額が多くなる可能性があります。
住宅は維持費や税金がかかることを忘れない
維持費には保険や修繕費、マンションであれば管理費や修繕積立費があります。保険には地震保険や火災保険があり、地震保険は任意加入ですが、万が一に備え加入しておいた方が安心です。また、修繕費は、100万円単位のお金が必要になるため、コツコツ積み立てておく必要があります。マンションの管理費や修繕積立金は、共有部分に対する費用のため、事前に確認しておきましょう。
また、税金には固定資産税や都市計画税があります。これらは土地と建物の評価額を元に算出されます。新幹線が開通したなどの理由で土地の評価額が上がると、固定資産税は高くなることがあるため、念頭に置いておきましょう。
まとめ
住宅の購入は、一生に一度の大きな買い物です。そのため、借り入れをする際につい背伸びをしてしまいがちですが、そうするとローンの返済が家計を圧迫してしまう可能性があります。子どもの教育費やママはずっと働いていくかどうかなど、今後の人生設計も考えながら借入額を試算して、素敵なマイホームを手にしてくださいね。
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