ワーキングマザーの悩める残業問題とは?仕事と家事を両立するために
小さな子どもを抱えながら仕事をするママにとって、残業は悩ましい問題の一つかもしれません。そこで今回は、ワーママを悩ませる残業事情と残業の多い環境になったら知りたいこと、毎日の残業に疲れたら試したいことなどについてお話しします。ぜひ参考にしてみて下さいね。
ワーママを悩ませる残業事情について
実際にどのくらい残業しているの?
あるママは午後3時までのパートで働いていますが、月に数回、午後5~6時ごろまで残業をしなければならない日があり、トータルで月に6~10時間程度の残業をしているということです。パートの契約をしたときに月に数日残業があるということは説明されていたので、納得はしているのですが、やはり残業日は育児との両立が大変なようです。
ほかのママは、時短勤務にも関わらず勤務時間内に仕事が終わらないため、毎月トータルで40時間程度の残業をしているとのことです。
急な残業にはどう対応している?
事前にはっきりと残業をする日がわかっている場合は、保育園の延長保育を申し込むというママもいることでしょう。延長保育を利用する場合は、事前に申し込みが必要な場合が多いので注意したいですね。
もしくは「この日に残業になりそう」と思う日には、事前にパパと予定を調節して、パパにお迎えをお願いしているというママも多いようです。それでも難しい場合は、近くに住む実家の両親に子どものお迎えをお願いするママもいるようですよ。
残業をしないと評価が下がる現象について
もしくは、上司よりも先に帰るのが難しい雰囲気を持つ部署の場合、その日にこなした仕事の内容に関係なく、マイナスの評価をされるというケースもあるようです。
本当に必要な残業なら致し方ないのかもしれませんが、必要のない残業をせずに帰宅するだけで社内でのママの評価が下がるのはちょっと不本意に感じることもあるかもしれません。
残業をした方がプラスになるという会社にいると、ママは仕事がしづらいですよね。
残業の多い環境になったら知りたいこと
残業することによるメリットとは
まず残業をすると残業手当がつきますよね。この残業手当は通常の勤務時間よりも時給がアップするので、短時間で効率よく収入を上げることが可能です。残業代で家計が助かっているというママも少なくないことでしょう。
残業をすることにより、遅れていた仕事を取り戻すことができます。勤務時間内では終わらせることができない仕事も、残業によって終わらせることが可能です。
また、通常勤務時間よりも長い時間仕事をすることにより、仕事面でのスキルアップを期待できるかもしれません。特に残業中はできるだけ早く進めようと努力するので、より多くの知識が身につきます。
残業のデメリットはやっぱり多い
まず、だらだらと残業をしていると、残業を含めた労働時間内で仕事を済ませようとするため、通常の勤務時間内に仕事を終えるという意識が薄くなってしまいます。
仕事をする時間が長くなるので、必然的に体を壊しやすくなります。体調不良で仕事を休むと意味がないので、きちんと体を休める時間を意識するようにしたいですね。
残業により、帰宅の時間が遅くなると、ママのプライベートな時間が減少してしまいます。好きなことや趣味に熱中する時間が持てなくなるので、ストレスを感じるかもしれません。
「マミートラック」を望むかはママそれぞれ
ママの中にはあえてマミートラックを望んで走っているという人もいます。産後に時短勤務を利用して子どもとの時間をしっかりと確保し、子どものために必要なときは有給を使って仕事を休むこともあるようです。
反対に、望まずにマミートラックを走っているけれど、少しでも収入をアップするために社内で推奨されている資格の取得を目指しているママもいます。資格取得者向けの手当てを目標にして、勉強を頑張っているようですよ。
毎日の残業に疲れたらこれを試してみよう
お買い物時間を省ける「食材宅配サービス」
寝る前にネットで注文をすれば、疲れた体でスーパーへ立ち寄る必要もありません。選んだ商品をまとめて自宅まで宅配してくれるサービスを利用して、少しでもママの労力を減らすようにしたいですね。
一見、スーパーより高いように思う宅配サービスですが、実際はスーパーの商品と値段に大差がないことも多く、厳しい基準をパスした商品のみ取り扱っている店もあるので、チェックしてみましょう。
各店によって特徴が違うので、家族のニーズに合ったお店を見つけたいものですね。食材だけでなく、日用品を扱っている店もありますよ。