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共働きで子どもの睡眠時間がとれない!眠ることの大切さとできる工夫

共働きで子どもの睡眠時間がとれない!眠ることの大切さとできる工夫

毎日仕事と育児に追われ、帰宅後にバタバタと食事やお風呂を済ませていると、気付けば夜遅い時間になってしまっている…そんなことはないでしょうか。子どもにとって、睡眠が大切なことはわかっているものの、どうしたら早く寝かせられるのか悩んでいるママのために、早く寝かせるための工夫について、まとめました。

睡眠時間の確保がむずかしい共働き家庭

仕事が終わってからの主婦業は時間との勝負

毎日の仕事だけでも疲れてしまうのに、帰宅後のママは時間と戦いながら子どもの世話と家事に大忙しです。もちろん、家庭によって帰宅時間はまちまちですが、夜21時には寝かせようと思うと、帰宅後の数時間が勝負になります。

荷物を抱え、子どもを連れて帰宅した時点で疲れて一休み…としたい気持ちはやまやまですが、ママにはやるべきことが盛りだくさん。保育園から持ち帰ったたくさんの汚れ物を片付け、夕食の支度をして食べさせて、お風呂の準備をしてお風呂に入れて、髪を乾かして歯を磨いて、ようやく寝かしつけ…。

これらのことを子どもの相手をしながら行うとなると、特にワンオペ育児に奮闘するママにとっては、なかなかの忙しさですよね。

子どもがぐずると予定がずれ込む

上に書いたように、帰宅後のママは大忙しです。これも子どもがぐずることなく遊んでいてくれればまだしも、なかなかそうはいかないのが育児ですよね。

空腹が原因でぐずる場合は、小さいおにぎりなどを先に食べさせて空腹をしのぎましょう。ここでお菓子をあげすぎると夕飯を食べなくなってしまうので、注意が必要です。

特に月齢の小さい子どもに多いのが、疲れて泣いてしまうことです。子どもにとって保育園で過ごす時間は楽しいけれども疲れるものです。おんぶ紐でおんぶしながら家事をするなどしてみてはいかがでしょうか。

ほかにも色々な理由で家事が思うように進まないこともあるかと思いますが、予定どおりにいかないのが育児と割り切って、子どもと向き合うことも大切です。

コミュニケーションの時間を大切にしたい

仕事をしていると、日中の時間を一緒に過ごせない分、どうしても気になってしまうのがコミュニケーション不足ですよね。一緒にいる時間も、家事をこなしてなかなか子どもに向き合えず、早く寝かせることを優先させるのか、子どもと過ごす時間を優先させるのか悩んでしまうママもいるのではないでしょうか。

そんなときは、「ご飯を食べながら話をする時間」「一緒にお風呂に入る時間」「寝かしつけの時間」を大切にすることを意識してみてください。子どもとのコミュニケーションのために特別に時間をとるのではなく、食事・お風呂・入眠の一連の流れの中で、1日の出来ごとを話したり、絵本を1冊読んであげたり、寝る前にぎゅっと抱きしめたりしてあげてください。

子どもにも親にも睡眠時間はとても大切

幼児に必要な睡眠時間はどれぐらい?

子どもにとって睡眠が重要なことはわかるものの、実際には具体的にどのくらいの睡眠時間を確保してあげることが好ましいのでしょうか。

子どもによって体力差はあるものの、一般的に1~2歳児であれば11~13時間、3~5歳児であれば10~12時間が理想の睡眠時間の目安だといわれています。

これはもちろん保育園でのお昼寝の時間も含めての睡眠時間です。保育園であまりお昼寝できていないのであれば、夜は早めに寝かせてあげることを目指す…など、1日のトータルの睡眠時間を意識してあげましょう。

反対に、保育園で寝すぎているために就寝時間が遅くなるようであれば、お昼寝を短めにしてもらえないか先生に相談してみてもよいかもしれません。

睡眠時間が足りないと成長に影響する

実は、日本は世界と比べても子どもの平均睡眠時間が短いといわれ、問題視されています。では、睡眠はなぜ重要で、睡眠不足はどのような影響を及ぼすのでしょうか。

早寝が重要だといわれる理由としては、「成長ホルモンが21時~2時の間に多く分泌されるから」だといわれています。この時間帯になるべく多くの睡眠時間を確保することで成長ホルモンが十分に分泌され、疲労回復や身長を伸ばすことにもつながります。

そのため、1日のトータルの睡眠時間さえ足りていればよいのではなく、成長にとってのゴールデンタイムに多くの睡眠を確保するために、「早寝」がとても大切になります。あまりに睡眠が不足して成長ホルモンの分泌が少なくなってしまうと、低身長などの問題もでてきます。

ママも子どもと一緒に眠ってしまおう

睡眠時間を確保するためにも、子どもの寝かしつけと合わせてママも一緒に眠ってしまうことも大切です。働くママには夜は子どもと一緒に早く寝て、その分早く起きる「早寝早起き」生活を実践しているママがたくさんいますよ。

早く子どもを寝かしつけてそのあとに家事をしようと思うと、寝て欲しいという気持ちがあらわれてしまうものです。それよりも、子どもと一緒に寝てしまおう、と思いながら絵本を読んだり、その日のことをお話したりしながら寝かしつけをする方が結果的に子どもも早く寝てくれる、などということもよくあります。

毎日忙しいママが睡眠不足で体調を崩してしまっては大変です。心身ともに健康な状態で子どもと接するためにも、ママの睡眠不足にも気をつけましょう。

共働きでも子どもの睡眠時間を確保する工夫

家事や育児は女性だけの仕事ではない

共働きとはいえ、家事や育児の負担はどうしても早く帰宅するママに集中しがち。ついつい自分で全部やらなくては…と抱え込んでしまうママもいるのではないでしょうか。

しかし、共働きである以上家事も育児もパパにもしっかりと参加して欲しいですよね。どうしても帰宅時間が遅いから…という場合でも、部分的にでも家事を手伝ってもらえないか相談してみましょう。

例えば、洗濯を回すまではママがやって、干したり畳んだりは帰宅後にパパがやる、夕食の準備はママ、後片付けはパパなど、子どもが寝てから夜遅い時間でもできることはパパに積極的にやってもらいましょう。そうすれば、子どもの寝かしつけでつい一緒に寝てしまって、夜中に起きて急いで残りの家事を…などと焦ることもなくなります。
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