【第4回】子どもとの時間を濃密にするコミュニケーションの取り方
2つを応用した「対立を解消する」
また強く言った者や力の強い者が勝ち、思い通りにでき、弱い言葉や力の弱い存在が負け、諦め、悔しい思いをするという決着のつけ方は、学校や社会に出た時の子どもの発言や行動に表れ、子どもの人間性にも影響します。力を使わずとも、双方が満足し、より信頼しあえる対立の解き方ができるのは素敵ですね。
コミュニケーションが育む深い信頼関係
子どもとの距離感が自立にも繋がる
子どもが自分の人生を自分で生きていくため、親も”離別感”を持つことが大切です。子どもが必要と思った時に、助けを求めることができる存在として、見守る立場になるということです。小さい頃から質の良いコミュニケーションを通じて関係性が深くなっていれば、信頼や愛情も伝わりやすくなり、お互いに自立し、助け合い、支えあう関係性をつくることができます。
ママも自分を再発見できる
「自分の心にゆとりがないなあ…」という時は、まず自分自身のリフレッシュです。またどうしたらゆとりが持てるのかを考え、働く前には家事や子どものことなどをしっかりパートナーやサポートしてほしい人と話しておきましょう。この時にも、親業の方法は効果的です。今まで見えなかった選択肢もみえてくるかもしれません。
コミュニケーションは試行錯誤
まとめ
もしかしたら感じている働く不安や悩みも、ママがその気持ちを家族と共有することで楽になったり、パパや子どもとの関係が強くなるきっかけになるかもしれません。ママ自身の思いや気持ちを何より大切にしつつ、周りとのよい関係性を築けたら幸せですね。
監修
岡田聡子先生[栄光教育研究所]
幼稚園で働きながら2人の子どもを育てた先輩ママ。新しい親子関係のルールを提案し、子どもとのコミュニケーションを豊かにする体験型講座「親業」講座を実施。「毎日子どもを怒ってばかりで自分が嫌」「育児書を読むだけじゃ不安」など子育ての悩みを抱えるママをサポートしながら、コミュニケーションのアドバイスも行っています。
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