共働きでも第二子がほしい!2人目を考える際の注意と計画のポイント
共働きで子どもを1人育てている家庭では「そろそろ2人目がほしいけどお金のことや年齢差をどうするかなど、いろいろ考えると不安」と、2人目を悩む方も多いですよね。ここでは、2人目を計画しているパパやママが前向きに考えられるように、子どもにかかるお金のことや2人育児の楽しさなどをご紹介します。
第二子の育児で考えたいお金のこと
扶養はパパとママどちらにいれるのか
扶養とは自分では生活できない人を援助する仕組みのことで、扶養に入れると税金の負担が少し軽くなったり、健康保険を使ったりすることができます。共働きの場合は子どもをどちらの扶養に入れてもよいですが、基本的には世帯主の扶養に入る方が多いですよ。
しかし、パパが自営業でママが会社員の家庭もありますよね。その場合は、パパは国民健康保険なので扶養制度が存在しません。ですから、この場合はママの扶養に入れたほうがさまざまな控除を受けられるでしょう。
1人目よりもお金がかからないものとは
たとえば、ベビーベッドやベビーカー、ベビーバス、ベビー服、おもちゃなどは、上の子のお下がりを活用できるので新しく購入する必要がありませんよね。「1人目のときは赤ちゃんグッズを揃えるだけで10万円以上かかった」という方も、2人目のときは半分以下の予算でも十分に揃えることができるでしょう。
ほかにも、2人目は保育園の料金が少し安くなるなど、1人目よりお金がかからないこともありますよ。
2人目の育児休業給付金をもらうには
育児休業給付金は、育休をとるすべてのママに給付されるわけではありません。産休に入る前に1年間働いていれば、問題なく支給されるでしょう。
では、年子の場合はどうなるのでしょうか。1人目の育休が明けてから1年未満働いた方や復帰せずに第2子の育休に入ったときも、育児休業給付金をもらうことができます。しかし、1人目の育休を2年間以上とった方で、1年間働かずにまた育休を取得すると給付金がもらえないことがありますよ。
2人目を考えたときにママが気になること
高齢出産や体力がネックになるママも
2人目の場合、上の子の世話をしながら新生児の相手をしなければなりません。まだ若ければ体力で乗り切れますが、35歳以上になると少し踏みとどまってしまうかもしれないですね。
高齢妊娠の場合、流産や赤ちゃんの健康状態などトラブルを抱える可能性も高くなるので、色々考えて諦めるママもいるようです。反対に「考えても仕方ない、気持ち次第で何とかなる」というママもいます。
家事は代行サービスもありますし、必要なときは頼るのもよいかもしれません。
キャリアを考えて躊躇するケースも
また、現在専業主婦だけれど将来のことを考え再就職をしたいというママも、再就職をする前に2人目を妊娠出産するのか、再就職して2~3年してから2人目を作るのか迷うママもいます。前者の場合、再就職の年齢が上がっていく上に子どもが2人となると、仕事を見つけるのが難しいと感じるママもいます。
また後者の場合、現時点でママの年齢が30歳以上だと2人目が高齢妊娠になる可能性が高いので悩むようですよ。年齢が上がると妊娠率も下がりますし気になりますよね。
妊娠中の大変さを考えて悩むことも
大きなお腹で上の子をどうやって抱っこするのか、ママの体調が万全ではない中上の子の世話をできるのかなど考えてしまいますよね。また、出産時上の子を誰に預けるのか、悩むママやパパもいるでしょう。
近くに実家があればよいですが、そうではないママやパパも多いです。時間によってはパパがそばにいないこともあるかもしれません。分娩時に上の子どもと一緒に入院できる産院もあるので、そういった産院を探してみるのもよいですね。
上の子との年齢別メリットとデメリット
上の子と年子の場合は
~メリット~
・上の子の育児用品をそのまま活用できるので、新しく買い足すものが少なくて済む
・年子だと双子のようで可愛い
・興味をもつものが似ているので、おもちゃが一緒に使えるだけでなく、お出かけ先も決めやすい
・小さいころの大変な時期が一気に終わるので、子どもが大きくなってからは楽
~デメリット~
・小さいときは2人とも手がかかるので、ママ1人では育児の負担が大きすぎる
・入学式と卒業式が毎年のようにあって忙しい
・1番お金のかかる大学進学が2年連続あるので、出費が重なる