在宅勤務でワーキングマザーに!理想の働き方を見つけよう
専業主婦が仕事に復帰しようと考えるとき、気になるのが子育てとの両立ですね。そんな悩みを解決する一つの方法が在宅ワークです。仕事場が自宅であるため、ライフスタイルに合わせて働くことができますよ。今回は子育てママ注目の在宅ワークについてや、知っておきたいメリットやデメリットをご紹介します。
子育てママが注目する在宅ワークとは?
在宅ワークとテレワークは違うところもある
そんなママたちに注目されている働き方が在宅ワークです。在宅ワークとは場所や時間を柔軟に選ぶことができる働き方で、自宅を仕事場とするケースが多いようです。
在宅ワークと似た意味の言葉に、テレワークがあります。テレワークとは離れた場所「Tele」と働く「Work」が合わさった造語で「勤務地以外で働くこと」を意味します。
在宅ワークはテレワークの一つとして考えられることもありますが、テレワークは企業などに雇用される働き方、在宅ワークは直接雇用ではなく個人事業主として働くことが一般的です。
インターネットの普及で様々な職種がある
中でもパソコンを使った仕事が比較的多く、ライティング(文章作成)やデータ入力、文字起こしなどが定番です。比較的経験が少なくても始められるので、ママたちにも人気のようです。
自分の才能を生かして、撮影した画像や作成したCG画像・映像を販売したり、翻訳をしたりするママも少なくありません。
こうした仕事を始める前には、面接が必要な場合があります。面接も直接ではなく映像通話などを利用して行うことがほとんどで、すべてを在宅で済ませられる点も近年の在宅ワークの特徴の一つです。
「働き方改革」で国も推進している
電通総研の調査で、25~49歳の専業主婦が希望どおりの再就職をした場合、直接効果は約3兆円、経済波及効果はなんと約6.4兆円に上るということがわかりました。
しかし子育てママが仕事をするのは簡単なことではありません。子育てと仕事の両立に難しさを感じるママも少なくないようです。
在宅ワークであれば、工夫次第でママのライフスタイルに合わせた働き方が可能です。国も「働き方改革」の一つとして在宅ワークを推奨しています。在宅ワークやテレワークを活用する企業は年々増えており、これからの働き方として注目が集まっています。
子育てママが在宅ワークをするメリット
工夫次第で時間を有効に使える
拘束時間が長くなると、家事など家での作業が滞ってしまいがちですね。ご飯の準備や洗濯・掃除など、毎日フル回転しているワーキングマザーは多いのではないでしょうか。
その点、在宅ワークなら工夫次第で時間を有効に使うことができます。仕事がひと段落ついたところで家事をすることも可能です。子どもが園に通っていれば、園の行事など子どもに合わせて仕事のスケジュールを組むことも可能です。
自分で調整して子育てや家事と両立できる点は、在宅ワークならではのメリットですね。
肉体的にも精神的にもストレスが少なくなる
会社に理解がないと、時短勤務を利用するママに負担がかかります。仕事量がフルタイム同様で持ち帰らざるを得なかったり、嫌味を言ってくる同僚がいたり、責任ある仕事を任せてもらえなかったりと、ストレスが溜まりやすい環境に置かれるママもいるようです。
在宅ワークであれば自分のペースで仕事ができ、同僚の目を気にする必要がないため、こうしたストレスも軽減できます。また自分の頑張り次第でスキルアップも可能であるため、仕事を頑張りたいママのモチベーションも上がりますね。
子どものトラブルに柔軟に対応できる
特に園に通い始めたころの子どもは体調を崩しやすいため「頻繁にお迎えコールがあるから会社の人に申し訳ない…」と周りの目が気になったり「もうすぐ有給がなくなってしまう…」と悩んだりするママも少なくありません。
こうした子どものトラブルに柔軟に対応できる点も、時間の調整がしやすい在宅ワークのメリットです。普段からもしものことを考えて締め切りに余裕を持って作業をしておけば、園からの急なお迎えコールがあっても安心ですよ。
子育てママが在宅ワークをするデメリット
家族の理解が得られにくい
特に身近にいるパパから頑張りを認められない環境では、働き続けるモチベーションまで下がってしまうかもしれませんね。
また子育てと両立しやすい在宅ワークでも、仕事が忙しくて集中したいときは子どもの相手をいい加減にしてしまいがちです。小さな子どもは「仕事が忙しい」ことを理解できないため、相手にされないことが続くと「無視された」と傷つくこともあるようです。
仕事とプライベートが一体化しやすいからこそ、家族からの理解が重要になります。