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育児中でも貯金したい。貯金の方法の見直しとコツコツできる節約術

育児中でも貯金したい。貯金の方法の見直しとコツコツできる節約術

子育てにはお金がかかります。毎月のお金の管理で精一杯になり、そのため貯金ができなくて悩む家庭は多いでしょう。貯金する目的をしっかりと持ち、家計を見直すことで、無駄な出費は減らすことができます。今回は、上手に貯金する方法とすぐにできる節約術をご紹介します。

家庭の支出を消費や浪費、投資に分類しよう 

貯金の目的を明確にすることからスタート

毎月なんとなく貯金をしようとしても、人はなかなかお金を貯められないものです。貯金をスタートするにあたって、貯金の目的を明確にすることが大切です。

例えば、1歳になる子どもを持つ友人ママの場合です。子どもが小さいので教育費はまだかかりませんが、将来の子どもの教育費に不安を感じているそうです。

この家庭では、貯金の目的を「子どもの教育費」としているそうです。子どもが大学進学する時期までにしっかりお金の準備ができているように、子どもが生まれたときから少しずつ貯金をしていると話してくれました。

「教育費のために」など貯金の目的を明確にすることで、いつまでにどのくらいという目標が立てやすいので毎月の貯金も頑張れますよ。

消費と浪費、投資の割合をチェック

貯金をスタートさせるにあたって、毎月の家計の見直しは大切です。毎月の支出を消費・浪費・投資の三つに分けて、その割合をチェックすることでお金の使い方が見えてきます。

消費は生活していくために必要な出費のことで、浪費は買わなくてもよいものへの出費(無駄遣い)です。投資は自分のためになることへの出費(預貯金も含む)です。この三つに支出を分けることで、自分は何にお金を使っているのかが分かります。

例えば、1カ月の支出で、消費・浪費・投資の割合が85%・10%・5%だったとします。結果を見ると、消費・浪費がほとんどで、投資がほとんどできていないことが分かります。支出を具体的な数字に表してみると、自分がどんなお金の使い方をしているかに気づくことができます。

簡単にできる節約は「浪費」を減らすこと

貯金をするためには毎月の節約が必要ですが、消費は生活していくために必要なお金なので、減らすことはなかなか難しいでしょう。

そこで誰でも簡単に節約できるのが「浪費」を減らすことです。「300円ぐらいいいよね」と毎日無駄遣いしていると、1カ月で約9,000円、1年で計算すると約11万円とかなり大きな浪費になります。

友人ママは育児に疲れているとの理由で、週に4回、お昼ごはんを外食したりコンビニに買いに行ったりしていました。子どもと2人分で、1回のお昼代に1,000円位かかっていたそうです。あるころから、家計のやりくりがきつくなり家計簿をつけてみた所、お昼代だけで毎月約3万円以上も使っていたことが分かり、浪費の多さを後悔したと話してくれました。

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貯金のコツは「削る」ではなく「やめる」

食費やお小遣いの削りすぎはストレスに

貯金を始めるときにまずは、食費やお小遣いを削りがちですよね。削るのは簡単ですが、貯金するために我慢をしすぎてストレスが溜まると、毎日の生活も楽しくありませんし、貯金しようという意欲もなくなってしまいます。

食事は、家族の団欒の時間であると同時に健康を保っていくために大切なものなので、節約のしすぎはあまりおすすめできません。食費を削り食卓が寂しくなってしまうと、家族の笑顔も減ってしまいます。

友人ママは、パパのお小遣いを月3万円から月2万円に減額したそうです。その分で貯金ができると考えたそうですが、パパのストレスが溜まって「頑張って働いても我慢ばかりでしんどい」と言われたそうです。貯金を続けていくには、ストレスの少ない方法を選ぶことが大切ですね。

「やめる」ポイントは固定費を大胆カット

節約をするときに、多くの人は毎日の生活の中から食費や光熱費などの生活費を切り詰めて、貯金に回すことが多いです。しかし、毎月決まっている固定費から先に見直すことで、無駄なものをカットし貯金することができます。

固定費とは、保険料、通信費、習いごと、新聞など毎月の決まった支出のことです。一度見直しをして不要な固定費をカットしてしまえば、毎日の食費を削るよりもストレス無く貯金を続けることができます。例えば、定期的に保険料の見直しをすることで固定費を大幅にカットすることができるかもしれませんよね。

ほかにも、ほとんど読まずに捨てることの多い新聞を定期購読しているなら、思い切ってやめるとよいでしょう。毎月約4,000円の節約になりますね。

大胆にやめても足りないときは「削る」

保険料や新聞などの固定費を大胆にカットして貯金に回しても、まだ足りない場合もありますよね。そんなときは、生活費やお小遣いから削ることも考えなくてはいけません。生活費やお小遣いから削るとストレスが溜まりますが、貯金をしたいなら多少の我慢も必要です。

食費、生活雑費など、項目ごとに毎月かかっているお金を細かく見直してみましょう。例えば、食費が外食を含めて毎月5万円かかっている家庭の場合、毎日の食事にかかる費用はそのままにして、お菓子代やジュースなどの飲料代、酒代、外食の回数を減らせばかなりカットできます。

また、日々の生活の中で、こまめに電気を消したり水道の水を止めたりすることで、無駄な出費を削ることもできますよ。

貯金に対するモチベーションのキープ

長いスパンで考えることを意識する

育児中はおむつや子どもの服、家族でのお出かけなどにお金がかかって、貯金したくても難しいと感じるママもいるのではないでしょうか。しかし考え方次第で、少しずつでも上手に貯金することができますよ。

例えば、赤ちゃんが生まれてから毎月5,000円ずつ貯めるとすると「毎月5,000円ずつでは大した金額にならない」と思うママもいるかもしれません。

しかし、毎月5,000円でも5年後には300,000円になりますし、さらに毎月の貯金額を3,000円増やすだけで、10年間で960,000円と長いスパンで考えると大きいですよね。子育て中の10年間なんてあっという間です。あっという間に貯蓄も増やせるという気持ちでいると頑張れますよ。

目標金額とご褒美を決める

「子育てにはお金がかかるからとにかく貯金」と思っていると、貯金を長く続けるためのモチベーションが上がりにくいかもしれません。子育てのために貯蓄を増やすことは大切ですが、目標金額を決めて達成したときのご褒美を考えるのもよいですよ。

例えば、「10万円貯まったら、家族で贅沢なレストランで食事をしよう」「50万円貯まったら、家族旅行に行こう」というように、やや時間はかかっても自分が達成できそうな目標金額と家族で楽しめるご褒美を決めてみるのはいかがでしょうか。

もちろん、ママ自身の服やバッグを買うなど、個人的なご褒美でもよいですが、家族で貯金に対するモチベーションを高めるためにも、家族みんなが喜ぶご褒美がおすすめです。

定期的に通帳やWebで残高チェック

毎月の貯金額を決めて続けていると、1カ月後、半年後にはいくら貯まっているのかということは予測できます。ただ、銀行や郵便局で作っている口座に貯金している金額を、定期的に通帳残高でチェックするのもおすすめです。

残高の数字が少しずつ増えていくのを見ると、「貯金できている」という実感が湧きますよ。年末年始の交際費や習い事の発表会などで出費がかさみ、その口座に入金できない月があっても、ある程度増えた貯金額を見ると下がりかけたモチベーションをキープすることができるでしょう。

なかなかお金が増えない通帳は見ても楽しくないですが、増えていく通帳を見るのは楽しいものです。もし、10万円貯まったら、次は15万円というような目標も立てやすくなりますよ。
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