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子育てにかかる費用は?自立するまでの出費額や無理なくできる貯金術

子育てにかかる費用は?自立するまでの出費額や無理なくできる貯金術

子育てにかかる学費【就職まで】

1人暮らしアパートの敷金や礼金

地方出身者が都市部の学校に入学するなどして1人暮らしをする場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。立地によりますが、1人暮らし学生の家賃としては4万円台から7万円台くらいが主流のようです。平均すると5、6万円程度ということになります。

賃貸契約を結ぶにあたって必要になるのが「敷金と礼金」です。首都圏の相場は、敷金・礼金ともに家賃の1カ月分。それに前家賃として1カ月分と火災保険料・不動産屋仲介手数料などが加算されて、だいたい家賃の4~5倍程度が初期費用として必要な額になります。

ちなみに「敷金・礼金なし」という物件もあるようですが、退去時に部屋の原状回復費用を別途請求される可能性があるので、契約の際確認しておいた方がよいかもしれません。

1人暮らし用の家具や家電

住むところが決まったら、生活に必要な家具や家電を揃える必要がありますね。最近では「家具・家電つき」という物件も目にしますが、家賃が月々1万円ほど高くなるようです。初期費用は抑えられますが、在学中2~4年くらい住むのであれば、やはり購入したほうが結果的には安くなるかもしれません。

最低限必要な家具・家電の例をあげると、寝具・照明・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・炊飯器といったところでしょうか。このほかにも食器や掃除用具、イスやテーブルも準備したいですね。低価格なものを選んでも10~15万円くらいはかかりそうです。

家電量販店や大型家具店などでは、新生活に必要なものをセットで安く販売しているところもあるので、お店をまわってみるのもよいでしょう。

収入が安定するまでの仕送り

学生が1人暮らしをした場合の生活費は、奨学金を利用することもできますが、ある程度は親の仕送りで賄う必要があるようです。首都圏の大学に通う子どもへの仕送り額は7万円から10万円程度といわれています。

家賃と光熱費、食費といった最低限の生活費だけで10万円近くかかってしまうのが実情です。そのほかの交際費や娯楽費などは本人がアルバイトなどして賄うことが多いようです。

例えば月8万円の仕送りとして年間96万円、4年で384万円が学費とは別に必要になる計算です。実家から通う場合交通費がかかりますが、それでも学割が使えますし1人暮らしするのとは大きな差がありそうです。

地方から首都圏への進学を希望する場合、仕送り分も視野に入れて貯蓄することをおすすめします。

子育てにかかる費用を貯める方法1

学費の目標金額を決める

幼稚園から大学まで国公立の学校に通う場合と、すべて私立に通う場合では、必要となる学費に大きな差があります。しかし子どもが小さいうちは、将来どのような進路に進むか具体的に想定するのは難しいかもしれません。

義務教育は公立に通うと仮定すると、習い事も含めた教育費は年間40万円程度なので、中学卒業までは生活費からの支出で賄える範囲といえそうです。私立高校に進学する場合は、子どもが15歳までに300~400万円ほど準備しておきたいですね。

私立4年制大学の進学を想定する場合、子どもが18歳までに学費だけで500万円程度は用意したいところ。1人暮らしをするのであればさらに仕送り等も考えてプラス300万くらいは貯蓄しておくと安心かもしれません。

月々積立する金額を決める

ある程度子どもの進学のイメージができて、貯蓄の目標金額が決まったら、あとは月々積立する金額に落とし込んでいきましょう。できるだけ子どもが小さいうち、可能であれば生まれる前から積立をスタートすれば、それだけ月々の負担は少なくなります。

貯蓄する際のポイントとしては、生活費から余った分を貯めるのではなく、あらかじめ貯蓄にまわす金額を決めておいて生活費とは別に管理しておくということです。

また、子どもの人数に応じて別々に管理しておいた方が、どのくらい貯まってきたのか分かりやすくてよいと思います。もちろん貯蓄は大切ですが、日々の生活費とのバランスも必要なので、最初から無理な金額に設定しないように注意したいですね。

シミュレーションしてみる

たとえば、高校と大学を私立校に通わせるとして、子どもが15歳までに300万円、18歳までにさらに500万円を貯蓄する場合でみていきましょう。0歳から貯蓄を始めて、300万を15年で割ると年間20万、月々の貯蓄額は1.7万円程度になります。

さらに500万円を18年で割ると年間27.8万、月々は2.3万円の計算です。両方合わせると、15歳までが4万円、15~18歳までが2.3万円となります。生活費や老後資金の貯蓄も考えると、子ども1人に月4万円の貯蓄は痛手かもしれないですね。

月々の負担を軽くするために、年に2回ボーナス月に10~12万円ずつ貯蓄にまわすことができれば、月の積み立て額は2万円ほどで済む計算なので検討してみることをおすすめします。
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