子どものために貯金通帳を作ろう!そのタイミングと上手な運用方法
子ども用の通帳を作ろうと思いながら、なかなか作れないというママも多いのではないでしょうか。お金を分かりやすく管理するためにも、子ども用の通帳を作ることはおすすめです。いつ作ろうかと悩んでいるママへ、通帳を作るタイミングや口座を作る際に必要な物、上手に運用するコツなどをご紹介します。
子どもの通帳を作るタイミングはいつ?
出産祝いでのタイミング
子どもに向けたお祝い金でもあるので、出産祝いで通帳を作るというのはいいタイミングですね。内祝いのお返しをして残った金額を子どもの通帳に預けるというのも有効な使いみちだと思います。
赤ちゃんを育てていくのには、オムツやミルクに肌着や服などと何かと出費が多いです。頂いたお祝い金を曖昧にしておくと、つい使ってしまいそうになるので、早めに子ども用の通帳に入れておけば無駄に使う心配がありませんね。
お年玉を初めてもらったタイミング
お年玉の使い道に悩むママも多いと思いますが、無理に使おうとせずに子どもの通帳に入れておくと、将来のために貯金をすることができますね。
小さい頃から、「お年玉は子どもの通帳に貯金する」と決めておけば、無駄に使うことがなく貯めていくことができます。
お年玉の貯金を習慣化しておくと、子どもが大きくなり自分でお金の使い道を考えられるようになった時にも、貯金することの大切さを教えることができますね。
思い立った時がタイミング
「まだ小さいから早い」「大きくなったから今さら」などということはなく、ママが必要と感じたときが作るタイミングではないでしょうか。
子育てをしていると、子どもに通帳を作ろうと思っていても忙しい毎日につい後回しになってしまうこともありますよね。子どもを連れて銀行に行くのが大変そうだと感じるママもいると思います。ですが、通帳を作るときに必要なものを確認してきちんと準備しておけば、そんなに難しいことではないです。思い立ったらそのときに作るといいですね。
子どもの口座を開設するために必要な物
免許証などのパパママどちらかの身分証明書
身分証明書には、免許証やパスポートや写真入りのマイナンバーカードなどがあります。
最近では口座の不正利用を防ぐために、開設するときの本人確認が厳しくなっています。写真入りの身分証明書だと1つで大丈夫ですが、健康保険証などの顔写真が入っていない身分証明書を提示するときは、その他に住民票の写しなどの書類が必要になることもあります。
銀行によって必要なものが異なりますので、口座を開設する銀行が決まったら事前に確認をしておくと安心ですね。
保険証などの子どもの身分証明書
身分証明書の種類は、大人と同じようにパスポートや写真入りのマイナンバーカードなどがあります。写真入りの身分証明書だと1つの提示で済むようですが、健康保険証のように写真の入っていないものを使うときは、合わせて住民票の写しや母子手帳が必要になることがあります。
小さい子どもで写真入りの身分証明書を持っている子は少ないので、健康保険証と母子手帳の組み合わせを身分証明書として使う人が多いようです。
子どもの身分証明書も、銀行によって必要なものが異なりますので、パパやママの身分証明書の確認と合わせて事前に銀行に聞いておくといいですね。
銀行印として使用できる印鑑
朱肉のいらないシャチハタやゴム印はお手軽で便利ですが、ほとんどの銀行で不可となっています。口座を開設する時には印鑑の「印影」を登録します。ゴム印は劣化してくると印影が変化していき、最終的には同じ印鑑だと認識されなくなってしまうため、印面がゴムでできたシャチハタやゴム印を不可としているようです。
銀行印はゴム印でなければ使用できますが、長く使うものなので劣化の少ない丈夫な木製や象牙のものを選ぶといいでしょう。
女の子は結婚で苗字が変わることを考えて、名前で印鑑を作る人も多いです。銀行印は一生使う大切なものなので、素敵な印鑑を用意してあげたいですね。
子どもの口座を上手にやりくりするコツ
目的の用途以外では安易に引き出さない
子どもの成長とともに、少しずつかかるお金も増えていきます。入園入学などの節目には大きな出費もありますので、つい子ども名義の貯金から引き出してしまうということもあるのではないでしょうか。
教育にかかるお金は必要なものです。教育資金を子どもの口座に貯金すると決めて、そこから使うことが悪いことではありません。ですが、子どもが大きくなると、かかる教育費も小さい頃とは比べ物になりません。安易に引き出していると、なかなか貯金を増やすことができないので、しっかり目的をもって簡単に引き出さないよう心がけましょう。
キャッシュカードがあると手軽に引き出せるので、子どもの口座はあえてキャッシュカードを作らないというのもおすすめです。