3歳の子どもに必要なお金。生活費や子ども料金が発生する場所
赤ちゃんの頃は、動物園や遊園地などにお出かけをしても無料で利用できることが多いですよね。しかし、3歳を過ぎるとお金がかかる施設が増えてきます。今回は、3歳の子どもにかかるさまざまなお金や、3歳を過ぎるとお金がかかる場所、3歳の子どもの行事などをご紹介します。
3歳が生活するために必要なお金とは?
衣類や食費、医療費など
衣類は年間15万円くらいかかるといわれています。1カ月にすると約12,500円です。3歳になると、保育園や幼稚園に通う子も増えてきます。保育園や幼稚園では制服や体操服で過ごすことも多いので、赤ちゃんの頃に比べると衣類の出費は少なくなる傾向にあります。
食費や医療費は子どもによって個人差がありますが、年間22万円くらいかかるといわれています。1カ月にすると約18,000円です。子どもが成長するにつれて食費は少しずつ増えてきますよね。
幼稚園、保育園に通う場合
1年間でかかる幼稚園の費用を平均すると、公立の場合は約22万円、私立の場合は約50万円です。しかし、住んでいる地域によっては保護者の所得によって費用が異なる場合や、補助金が支給される地域もあります。
保育園の場合は、親の所得に応じて保育料が決まる仕組みです。平均すると月に2~3万円の保育料がかかる家庭が多いそうですよ。住んでいる地域によっては保育料が無償化されている所もあるので、チェックしてみるとよいでしょう。
月々の生活費はいくら必要なの?
インターネットでの子育てにかかるお金に関するアンケートによると、0歳にかかる月々の生活費は、約77,600円です。子どもが3歳になると月々の生活費は、約86,700円という結果がでました。
6歳の月々の生活費は、貯蓄も含めてですが約10万1,200円かかるといわれています。子どもの年齢が上がるごとに、生活費も少しずつ増えていることが分かりますね。
0~6歳の生活費の月々の平均額は、約86,900円です。年間にすると約104万円のお金がかかるので、「家計が苦しい」というママも多いのかもしれませんね。
3歳以上になるとお金がかかる場所
膝上NG!飛行機や映画
飛行機は航空会社によって料金が異なりますが、JALやANAの場合、満3歳以上~12歳未満の子どもは大人普通運賃の約50%割引の料金で利用することができます。国際線の場合は、2歳から料金がかかるので注意しましょう。
映画も3歳から料金がかかる所が多く、映画鑑賞にかかる料金は900円くらいです。3歳未満の子どもでもパパやママの膝上ではなく座席を利用する場合は、料金がかかりますよ。
ホテルや旅館などの宿泊費
宿泊費はホテルや旅館などによって料金設定が異なりますが、未就学児が一律料金で利用できる所や、布団の有無や食事内容の選択によって料金が設定される所もあるそうですよ。
ルームチャージが基本のホテルでの宿泊の場合、定員内であれば何名で宿泊しても料金は同じです。また、未就学児の添い寝の場合は無料で宿泊できる所も多いので、あらかじめ確認してみてもよいでしょう。
宿泊費が大人料金の半額かかる所や添い寝の場合は無料の所などがあるので、予約の際にしっかり確認することが大切ですね。
遊園地、動物園などの入場料
たとえば、東京ディズニーリゾートやUSJの場合は4歳からチケットが必要になります。ですから、3歳のうちは無料で利用することができますよ。
サンリオピューロランドは、3歳から入場料が必要になります。3歳からは平日は2,500円、休日は2,700円の入場料がかかりますよ。
パンダで人気の東京にある上野動物園や、大阪で人気の天王寺動物園は3歳の子どもは無料で楽しむことができます。施設によって3歳からお金がかかる所と、無料で楽しめる所があるので確認してから行くとよいですね。
3歳児の一年間でのイベントや行事
子どもの成長を祝う七五三
「七五三」は3歳児で祝ったあとに、5歳は男の子の「袴着」、7歳は女の子の「帯解き」と続き、男女で祝う年齢が違います。七五三は昔は数え歳で行われていましたが、最近では数え歳でも満年齢でもどちらでもよいそうですよ。参拝日も昔は11月15日と決まっていましたが、最近では11月15日前後で都合のよい日に行っている方がほとんどです。
最近では、写真館などで着物や小物などをレンタルすることができ、記念に写真撮影もしてくれる所が増えてきたので、家族で楽しめるイベントになりますね。