子育てでお金の勉強を教えたい。メリットや楽しみながらできる勉強法
子どもにお金の勉強をしてほしいと思っていても、どうやってお金のことを教えてあげたらよいかわからないママも多いのではないでしょうか?子どもにお金の勉強法や勉強するメリットを伝えてお金が上手に使える子になってほしいですね。お金の勉強で知っておきたいことや楽しみながらできる勉強法を紹介していきます。
目次
- 子どものお金の勉強で知っておくべきこと
- 意外に少ない子どもがお金を学ぶ機会
- 子どもがお金に興味を持つことを否定しない
- 子どもはお金がどういうものかまだ知らない
- 子どもがお金の勉強をするメリット
- モノの価値が理解できるようになる
- お金では買えないものもあることを理解する
- お金に対してフラットな考え方が身につく
- 子どもが楽しみながらできるお金の勉強
- お家でお買い物ごっこしながら教える
- 一緒に買い物に行ってお金を渡してもらう
- お小遣い帳を書いてお金の出入りを勉強
- お小遣いでお金の使い方を学ぶときの注意
- 慣れるまで小銭で渡すようにする
- お小遣いで買うもののルールを決める
- お小遣いの前借りや与え過ぎには気をつける
- まとめ
子どものお金の勉強で知っておくべきこと
意外に少ない子どもがお金を学ぶ機会
スーパーでの買い物のとき、「お店の商品を購入するにはお金が必要」だということや、バスや電車を使って外出したときは「お金がなければ乗り物に乗れない」ことなども、子どもにわかりやすく伝えていきたいですね。
お金は自動的ではなく、父さんやお母さんが働くからもらえると伝えることも大切です。お金は大切に使わなければいけないと理解してもらえるでしょう。
子どもがお金に興味を持つことを否定しない
家庭で時間のあるときは、子どもと一緒にお札やコインを見ながら色や書かれている絵や数字の話をするのもよいでしょう。本物を見せるのに抵抗があるママは、おままごと用のお金を使うこともおすすめ。本物と同じ絵が描かれているものが多くお金の勉強には十分です。
子どもがお金に興味を持ってきたと感じたら、「まだ早いのでは」などと否定してしまわず、簡単なお金の話を伝えてみましょう。
子どもはお金がどういうものかまだ知らない
小さいころから高額のお金を持ってしまうと、将来のお金の使い方にも影響するかもしれません。お年玉などのお小遣いは、子ども名義の通帳に貯めていき将来使えるようにしてあげるとよいですね。
幼児期に伝えておきたいことは「お金は大切」ということです。ほしいものがあっても我慢することができれば、小学生になってお祭りにでかけたり遠足のお菓子を自分で計算して買ったりするときや、毎月のお小遣い制を考えていくときでもスムーズにお金の教育ができるでしょう。
子どもがお金の勉強をするメリット
モノの価値が理解できるようになる
お金はパパやママが働くからもらえるもので、自動で出てくるものではなく、銀行に行けば無制限に引き出せるものでもありません。大人にとっては当たり前のことでも、小さい子どもが理解するのは難しいものです。お金の話が出たとき、子どもにわかりやすく話すことを心がけておくと、成長とともにお金の仕組みやモノの価値が理解できるようになるでしょう。
お金では買えないものもあることを理解する
お金を払って購入した服やおもちゃは、デザインもかっこよくて自慢できるものかもしれませんが、ママが手作りした服や工夫を凝らして作ったおもちゃは世界に一つしかない大切なものです。「ママは売っているプレゼントも嬉しいけれど、あなたが手作りしてくれたものの方が嬉しい」と伝えることも大切です。
お金を払えば商品を購入したりサービスを受けられたりすることは事実ですが、それよりも大切なことが世の中にはあるということを、子どもに上手く伝えるようにしましょう。
お金に対してフラットな考え方が身につく
例えば、おやつを兄弟で分けるとき「全部で何個」のものを「何人で分ける」など、実際に目の前にならんでいるおやつを見ながら数字を数えてみるとわかりやすいです。「お皿にのっているお菓子」から「食べた数」を引いてみる練習は、「持っているお金」から「使ったお金」を引くなどの応用ができる計算です。
直接お金に関係なくても、計算の練習は将来のお金の教育に役立つことでしょう。
子どもが楽しみながらできるお金の勉強
お家でお買い物ごっこしながら教える
初めは、わかりやすいように同じ金額のコインを使ってもよいでしょう。軽い一円玉なら小さい子どもの手でも握りやすく、本物のお金だから子どものテンションも上がってリアルなお買い物ごっこができるでしょう。
家の文房具や雑貨に値段の紙を貼って準備するとモノの価値も考えられてよい勉強になります。余裕があれば、財布や買い物袋も準備するとお店での買い物の練習にもなります。お店屋さんとお客さんを交替しながら、お金の使い方をさりげなく伝えましょう。