お金がかかる子育て中は遊びを工夫!手作りおもちゃで創造力を育てる
最近では、知育系やアニメなどのキャラクター物まで、たくさんのおもちゃが売られていますよね。子どもが欲しがると買ってあげたくなりますが、毎回望みを叶えてあげることには限界があります。子どもが小さいうちはお金もかかるので、少しでも節約しながら、子どもも楽しめる遊びを紹介します。
おもちゃの子どもへの影響について
おもちゃの買いすぎは悪影響になることも
まだお金の価値が分からない時期に、なんでも手に入る経験をしてしまうと、物の価値が分からず、一つのおもちゃに飽きやすくなる傾向があるといわれています。たくさんのおもちゃに囲まれていると、すぐに目移りしてしまい、一つのおもちゃで集中して遊ぶことができず、注意力が散漫になってしまいます。
また、欲しいものはなんでも手に入ると思っている子どもは、我慢する力が弱く、自分の感情を押し通してしまうこともあります。お金の大切さや、欲しくても我慢する忍耐力は子どものときから、パパやママが伝えていきたいことですよね。
おもちゃは特別な日だけにすると効果が
子どもは最初、常におもちゃを欲しがりますが、誕生日とクリスマスには買ってもらえるという経験を繰り返すことで、その時期を楽しみに待てるようになります。1年間何を買ってもらおうかと考える時間も楽しみの一つとなり、買ってもらったときの喜びも倍増します。
また、ようやく買ってもらえたおもちゃは、子どもにとって宝物になり、飽きることなく大切にしてくれますよ。
遊びは創造力!子どもはなんでもおもちゃに
先輩ママと食事をしたときに、2歳半の女の子も一緒にいました。レストランにはおもちゃや絵本もなく、その子はすぐに飽きてしまいましたが、次第におしぼりを折り紙に見立てて遊んだり、フォークとスプーンを人形に見立ててごっこ遊びをしたりしていました。
大人が普段使う物でも、子どもにとってはなんでもおもちゃになってしまいます。遊び方を決められていないものは、自分で遊び方を考えることができ、想像力が育まれていくのです。
作ることから楽しむ手作りおもちゃ
折り紙やお絵かきして作る「さかな釣り」
手作りおもちゃと聞くと手が込んでいて、作るのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、子どもと一緒に簡単に作れて遊べるのが「さかな釣り」です。まずは、折り紙で魚の形に折ったり、画用紙などの紙に魚や海の生き物の絵を描いて切り抜いたりします。
次に、折ったり描いたりした魚たちにクリップを差し込みます。これで魚は完成です。さかな釣り用の竿は、割り箸に糸を巻きつけて垂らし、垂らした糸の先に磁石をつけるだけで完成です。子どもは自分が作った魚を釣ろうと夢中で遊びますよ。
ボール以外も楽しい「なんでもボウリング」
さらに、ペットボトルのフィルムを剥がし、透明になった容器に色水を加えるのもおすすめです。ペットボトルは、水の量で倒れ方が変わってくるので、量をそれぞれで変えて難易度を調整できるのも手作りおもちゃのよいところです。
子どもが自分で転がすのが難しいときには、本などを積み上げ、ダンボールで坂を作って転がして遊ぶのも面白いですよ。坂の角度を高くしてスピードをつけたり、段ボールをV字にしてジャンプ台を作ったりと、コースをアレンジすると盛り上がります。
達成感がすごい「ダンボールの家づくり」
ダンボールを使って家を作るのは、ほかの遊びに比べて時間がかかったり、大人の手が必要だったりしますが、その分完成したときには大人も子どもも達成感が味わえます。また、完成した後は子どものお気に入りの場所になること間違いなしです。
5歳と2歳の子どもがいる先輩ママは、ダンボールでお家を作るときに、切るのはママの仕事、つなげて組み立てるのが5歳の子どもの仕事、絵具などで色をつけるのは2歳の仕事というように、役割分担を決めて制作しているようです。担当を決めることで、子どもたちは、意欲的に取り組んでくれたそうです。
お金をかけずに楽しめるお出かけ遊び
お散歩ついでに公園でピクニック
子どもは外が大好きです。公園で元気いっぱい体を動かすのは子どもにとって、一番の遊び方かもしれません。
毎回同じ公園で遊ぶのもよいですが、たまには少し遠い所にお散歩ついでに行ってみるのもよいですよね。お散歩も子どもにとっては遊びの一つで、公園に着くまでのウキウキ感、道中に咲いている花や、虫を見つけるだけでも十分に楽しめます。
また、ピクニックでは、簡単なおにぎりなどのお弁当を持っていくと、さらに楽しいピクニックになります。子どもは、ちょっとしたものでも外で食べると特別感があるようです。