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5歳児の悩みはどんなもの?言葉遣いや噓、偏食について紹介

5歳児の悩みはどんなもの?言葉遣いや噓、偏食について紹介

5歳児はどんな嘘をつくの?

5歳の子どもがつく嘘で多いのが、自分をよく見せるための嘘、自分を守るための嘘ではないでしょうか。どちらも自分のためにつく嘘で、相手を罠におとしいれようとか、傷つけようとまでは思っていないことが多いでしょう。

例えば「ぼく今度飛行機に乗るんだ」と飛行機に乗らないのに言ってしまうのは、周りのお友達が船に乗ったのがうらやましくて、自分も見栄を張りたかったからでしょう。「ぼく落書きしてないよ」と言うのは、ママに怒られるのが怖いからでしょう。

自分をよく見せたり守るための嘘は、子どもなりに自分の立場を守りたいからのようです。知恵がついてきた証拠でもあります。子どもたちはまだ、嘘の後にどのような問題が起きるのか知らないので、簡単に嘘を言ってしまうのでしょうね。

嘘をつく子どもへの接し方

子どもが、後で問題になってしまうような嘘をついたとき、たいていのママは怒ってしまうでしょう。子どもに素直に育ってほしいと願うからこそ怒ってしまうのですよね。でも嘘をつくには子どもにも理由があるのです。その理由を知らずに怒ってしまうと、子どもは心を閉ざしてしまうかもしれません。

まずママは、子どもの嘘をすべて悪いと思わないようにして、嘘をついた理由を聞いてみましょう。意外とママも納得するような嘘もあるでしょう。それから子どもの気持ちに沿った言い聞かせをします。

嘘をつかないためには、親子の信頼関係を築くことが大事なのです。「嘘をつかなくてもママは分かってくれる。正直に話しても大丈夫」という気持ちになれば、嘘はなくなるでしょう。

子どもの偏食の悩み。影響と原因

子どもの偏食の影響は?

偏食を続けた場合、どのような影響が出るのかみてみましょう。

・低身長や低体重/肥満になりやすい
・免疫力が低下し、病気にかかりやすい
・ホルモンや自律神経系のバランスがみだれ、情緒不安定になりやすい

このほかにも、幼稚園や保育園の給食で出されたものが食べられず、給食が苦痛になってしまう子もいるようです。本来、人の楽しみの一つである「食べること」が苦痛になってしまうのは悲しいことですよね。

このように、偏食は体と心にさまざまな影響をおよぼします。幼児期についてしまった偏食の習慣は、大人になってから「直したい」と思ってもなかなか直せるものではありません。今のうちに子どもの偏食を少しでもなくせるように親がかかわっていくことが大切です。

どうして?食べない原因は何か

子どもが食べ物を嫌いになる理由に「最初に食べたときに美味しくなかった」というのがあります。初めて食べたときに美味しくなかったから、その後はずっと口に入れるのを拒否し続けるのです。

敏感な子だと、口に入れたときの感触やにおいだけで、その食品が嫌になることもあるようです。例えば、生のオレンジが嫌いな子でも、オレンジゼリーなら食べられる子がいたりもします。オレンジの味が嫌なのではなく、感触が嫌なのですよね。

周りの環境も偏食の原因になります。例えば親が偏食だったり、小さなころから子どもにいろんな食材を食べさせなかったり、ご飯よりもお菓子をたくさん食べさせたりと、規則正しい食生活を身につけないまま成長してきた子は、偏食になりやすいと言われています。

子どもの目の前で親が美味しく食べよう

偏食をなくすためには、まず親が見本を見せましょう。ママが美味しそうになんでも食べれば、子どももきっと美味しく感じます。

ママが「美味しくない」と言った食べ物を、子どもはわざわざ食べようとはしませんよね。ママはもし好き嫌いがあったとしても、子どもの前ではそれを口に出さず食る努力が必要です。もしママが我慢して食べていることを子どもに気づかれてしまったとしても、ママもがんばって食べているのだと知れば、それはそれでよい見本になるでしょう。

離乳食を食べ始めた赤ちゃんに「美味しいね」とママが笑顔で語りかけながら食事を与えると、赤ちゃんは「これは美味しいのだ」と思い、なんでも食べるようになるそうですよ。子どもは産まれたときからずっと、ママを見ているのですね。

まとめ

5歳の子どもは、急速に成長しています。周りから多くのことを学び、良いことも悪いことも覚えます。良いことだけを覚えて欲しいですが、そう思いどおりにはいかないですよね。

言葉遣いも嘘も偏食も、子どもの成長過程でみられる一時的なものだといえます。もう少し成長すれば、自然となくなっていくでしょう。

でもそれには、ママの日々の心がけが必要です。悪い言葉遣いをしたときには注意する、問題のある嘘は理由を聞く、偏食はママも一緒に食べて見本を見せるなどして、この時期を乗り越えましょうね!
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