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【第2回】子どもの興味が自信に変わる「モンテッソーリ教育」

【第2回】子どもの興味が自信に変わる「モンテッソーリ教育」

家から近い園、完全給食の園など、園を選ぶポイントは様々です。その中で、教育法に注目をして園を選ぶママたちも多いのではないでしょうか?今回は、人気の教育法「モンテッソーリ教育」を取り入れている「聖ドミニコ学院幼稚園」を取材させていただきました。

人気の教育法を知りたい!子どもにあった園探し【全4回】

「モンテッソーリ教育」とはどんな教育?

モンテッソーリ教育の基本

モンテッソーリ教育は、イタリアの女性医学博士マリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。

幼児教育として有名なモンテッソーリ教育では、人間として完成するのは24歳頃と考えられ、24歳までの6歳区切りで発達段階を4段階に分けて、教育目的である「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てること」を目的とした教育を行います。

教育の前提には「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」があると考えられており、子どもの自発的な活動が尊重されます。

子どもの性格や発達などは、個人差もありそれぞれ違います。だからこそ、子ども自身が自発的に興味を持ち、やってみたいという気持ちを大切にし、次はこれをやりなさいという大人の価値観を子どもに教えるのではなく、子どものやってみたいをサポートする教具や環境を準備し、子ども自らが成長しようとすることを援助する教育法になります。

どんな力を育てるのか?

モンテッソーリ教育を行う園では、年齢差のある年少から年長までの子どもがクラスに入る縦割り学級編成を取り入れています。

年長さんの行っている活動を見て下の子どもが真似をしてみたり、年長さんが年少さんのお世話をするなど、異年齢での活動の場を提供することで、自然と協調性と社会性が学べます。

また、「やりたい」「やってみたい」という子どもの内的要求を満たすために考案された教具・教材が教室には配置されています。そのような環境の中で子どもは興味のあるものを見つけ、手にとり、活動することで、できた喜びや満足感を十分に味わい、自発的に学ぶことの楽しさや喜びを知ることができます。

モンテッソーリ園で身につく力とは?

学ぶという土台は興味から

今回、宮城県で、モンテッソーリ教育を取り入れてる「聖ドミニコ学院幼稚園」に取材のご協力をいただきました。同幼稚園は、敷地内に小学校、中学校、高等学校が併設した環境で、幼稚園には156人の園児が通います。

園では大きな活動時間は決まっていますが、その中で今からこれをやりましょうという形ではなく、子どもたちは、教室にある教具・教材を使い、自分のやりたいこと興味のあることを自由に選び、活動をしていきます。

教室を見させていただくと、教具・教材や子どもたちの作った作品などが並んでいます。縦割り学級編成の特徴のひとつの年齢の違うほかの子どもが行っている活動を実際に目で見て、感じられる環境は、自分もやってみたいというきっかけを与えることができます。

園児の作品の中で上手に三角ストールを作っている年長の子どもの作品があったので、例えば年少の子どもがこれを見て作りたいとなった場合は、どうしますかとお伺いしたところ。

子どもの成長によって、まだモノを上手に使えないなどの理由で、いきなり年長さんと同じモノを作ることはできないので、先生たちはその作品を作りたいなら「まずはこれを頑張ろう。」と、その活動に必要な機能の確立を促す活動をすすめます。そうすることにより、自分が作りたいと気持ちがあるので、それを一生懸命、繰り返し練習を行っていくようです。

自分がやってみたい、作りたいという感情は、子どもたちのやる気や積極性に繋がっていくようです。

子どもたちのベースを作る教具

教具というと難しいお勉強道具のように感じる方もいるかと思いますが、子どもたちにとっては楽しそうなおもちゃを見つけたような感覚で活動ができます。

自然と子どもが興味を示す色使いや形をした特徴的な教具には「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「数教育」「文化教育」の分野があり、使いながら自然と数字や文化などを考えるベース作りに役立っています。

教室には「日常生活の練習」の教具として洗濯板や包丁、ティーセットなどがあります。包丁やティーセットは、よくあるおままごとセットの様なプラスチック製のものではなく、子ども用の包丁やガラス製の小さなコップなど、家庭にあるものを実際に使うことができます。

危険なのでは?と思ってしまいますが「危ないから使わせないのではなく、危ないからこそ正しい使い方を教える」と、先生がしっかりと活動をサポートしています。

お家では、危ないと触らせてもらえないことの多い包丁やガラス製品などの「本物」に触れることは、子どもたちのやれた、できたという自信に繋がり、「危ないからちゃんと使う」ということを経験することができます。
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ライター紹介

羽根田 圭司

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