怒らないで子どもをしつけたい!怒らずに上手に子育てをする方法
子どもに「どうして言うことを聞けないの」「いい加減にして」など、毎日怒ってしまい心が疲れているママはいませんか?本当は「もっと楽しく子育てしたい」と思っているのではないでしょうか。ここでは、子どもを怒ることなくしつけをする方法や、参考になる本などをまとめてみました。
怒らない子育てのメリットと注意点
怒るより褒めを優先すると自信が生まれる
例えば、トイトレを始めて失敗したときに「どうしてトイレって言わないの」「そこでおしっこしたらダメ」などと怒ると、子どもは「トイレに行きたくない」「おむつのままがいい」とマイナスな感情が生まれます。
失敗しても「トイレに行っただけでもエライ!」と褒めることで「次は頑張ろう」とやる気になる子どもは多いでしょう。褒められると子どもは自信を持ち、様々なことにチャレンジしていきますよ。
子どもがのびのび育って自立ができる
反対に「ダメ」「あなたには早い」などと否定的な言葉ばかり使っていると「自分は何もできない」「ママに怒られるからやめておこう」など、子どもの自主性を奪ってしまう可能性があります。失敗しても「チャレンジした勇気がすごい」と褒めることで積極性が高まり、自立心も育っていきます。
子どもの自立を促すためにも、たくさん褒めていきたいですね。
怒らないと叱らないは違う!正しいしつけを
「怒る」は感情がこらえられず外に爆発させている状態です。一方「叱る」はよい方へ導こうと意図的に欠点を強くとがめることです。
「ダメでしょう」「どうして分からないの」「さっきも注意したじゃない」と感情に任せて言っても、子どもには注意されている理由が分かりづらいものです。ママは子ども目線で注意をする必要があるでしょう。
難しいかもしれませんが、ママは常に冷静に子どもと触れ合ってくださいね。
子どもを怒らずにしつけをする方法
正しい行動をしたときにきちんと認める
しかし、ママが怒ってばかりいては「毎日怒られてばかりでやる気が出ない」「何もしたくない」と、子どもは様々なことにやる気を失う可能性があります。子どもが正しい行動を取ったときは見逃さずに「すごいね。ありがとう」「お手伝い助かるわ」など、小さなことでも褒めてみてください。
正しい行動を取ったときにママが認めてくれると、子どもも「もっと頑張ろう」と前向きになれますよ。
子どもが分かる言葉でママの気持ちを伝える
例えば、子どもがコンセントに触れようとしたときに「触っちゃダメ!」と言いたくなりますよね。しかし、それだけではどうして触るのがダメなのか子どもには分からないため、何度も同じこことをしてしまいます。「電気が通っていて、触るとケガをするから触らないで」と冷静に伝えたほうが、子どもにも伝わりやすいです。
何が危険なのか、どうして相手が嫌な思いをするのかなどは、これから少しずつ学んでいくでしょう。分かってくれるまで繰り返し伝えてくださいね。
ママのアンガーマネジメントも大切
子どもがコップを倒したというようなちょっとしたことでも、ストレスが溜まっているママにとっては大きなイライラとなって、子どもを怒鳴ってしまうかもしれません。しかし、よく考えてみると、子どもが起こした失敗はたいしたことではありませんよね。
誰にでもある失敗に対して怒るのは、かわいそうですよね。しつけをする上で怒る必要があることなのかを一呼吸おいて考えることで、ママのイライラも軽減するのではないでしょうか。