チアダンスで輝く子どもになる!礼儀やチアスピリットを手に入れよう
チアダンスは映画などで取り上げられた影響もあり、女の子に人気の習い事です。しかし、親世代は「チアダンスをやったことがない」という方も多く、どんな練習をするのか分からない方もいるでしょう。ここでは、チアダンスを習うと子どもにどのような効果があるのか、費用・習い始められる時期などをご紹介します。
女の子に人気のチアダンスの基礎知識
チアダンスとは?チアリーディングとの違い
最初は応援団のように男子学生が応援する形でしたが、現代のように女性のチームでダンスが中心のスタイルになったのは30年くらい前からのようです。
チアダンスはチアリーディングのダンスの部分を独立させているので、スタンツはありません。ポンダンス、ラインダンス、ジャズダンス、ヒップホップダンスを組み合わせた振り付けや構成です。
明るい笑顔とリズム感のある表現力で、周りにも自分自身にも元気を与えられます。
華やかな印象の裏には、厳しく地道な練習も
基礎の練習を地道にするのは、ケガをしないためにも重要です。チアダンスは激しい振り付けや構成も多く取り入れられているので、基礎ができていないと容易にケガに繋がります。
またチームとしての一体感が求められるため、ダンスは腕や足の角度・ターンのタイミングなども全員がぴったり合うまで練習が繰り返されます。ステージでの華やかな演技はこうしたコツコツとした練習が支えていることも心に留めておきたいですね。
「人間力」が身につくチアダンスの魅力とは
ポジティブ精神が培われる
引っ込み思案な子どもでも仲間と一緒に練習をしてステージに立つ経験を重ねていくうちに、「私にも周りの人を元気にできる力があるんだ」「笑顔でいると、どんなときも楽しめる」などと、前向きに考えられるようになります。
また、練習前後の挨拶、集団生活に必要な社会性など、礼儀を学ぶ機会が多いのもチアダンスの魅力です。
どんなときでも笑顔を忘れないポジティブ思考=チアスピリットはこれから先の長い人生でもきっと役に立つ、かけがえのない財産となることでしょう。
困難な局面でも自分で道をひらく力がつく
難しいことにチャレンジするのは大変ですが、チアダンスを続ける中で忍耐力や責任感が育まれ、困難な局面でも自分で何とかしようとする力がついていくでしょう。
仲間からの応援や励ましなどが受けられるのもチアダンスのよいところです。なかなか思うようにできず心が折れそうになることがあっても、一人じゃないと思えれば「もっと頑張れそう」と頑張れるでしょう。
幼稚園や学校では経験することの少ない、異年齢の子たちとも協調・協力しながら取り組む体験は、社会生活の中でうまく生きていくために必要な人間力を育てます。
チアダンスを習う前に知っておきたいこと
習い始められる時期と子どもの向き・不向き
チアダンスは集団の動きに合わせたり、動き続ける体力が必要であったりするため、何歳からでも始められるというものではないのでしょう。
子どもの向き・不向きについては、ダンスや音楽が好き、運動神経がよいなど、日ごろの様子から判断できる子もいますが、実際に体験してみないと分からない場合もたくさんいます。
まずは見学や体験をしてから始めるかどうかを判断しましょう。
子ども自身も体験してみることで「想像していたことと違うからやりたくない」「思っていたより楽しそうだからやってみたい」など、やりたいかどうかを判断できますよ。
チアダンスにかかる費用や親の負担感
・入会金…4,000~8,000円程度
・スポーツ保険(任意の場合あり)…年間1,000円程度
・ポンポンとユニフォーム…5,000~10,000円程度
・月謝…週1回で月4,000~10,000円程度
となっています。
上記のほかに、発表会や大会への参加費用がその都度必要です。
発表会ではユニフォームを着用するスクールが多いですが、発表会用に新しく揃えるところもあります。
スクールによっては、会計や広報、練習場所の確保、保護者への連絡などを親が担当するケースも多いため入会前に確認しておくと安心です。
子どもの年齢や練習場所によっては送迎が必要になるということにも注意してスクール選びをしましょう。
まとめ
チアダンスはアクロバティックなパフォーマンスはなくダンス中心なので、ケガの心配も少なくチャレンジしやすいのではないでしょうか。
基礎体力やリズム感などが身につけられるほか、笑顔や元気、ポジティブ精神といった社会でも役立つチアスピリット培うこともできます。
親の負担も考えて長く続けられるスクールを見つけてくださいね。