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厳しいしつけが与える影響とは?しつけ方や子どもの能力を伸ばすコツ

厳しいしつけが与える影響とは?しつけ方や子どもの能力を伸ばすコツ

子どもが世の中に出て苦労しないように厳しくしつけるという考え方もありますが、厳し過ぎるしつけは子どもによくない影響を与えるかもしれません。ここでは度が過ぎた厳しいしつけのデメリットを知ったうえで、子どもの心に響くしつけのコツや、子どもの能力を伸ばすためにできることをご紹介します。

厳しいしつけがもたらす子どもへの影響

度が過ぎた厳しいしつけはデメリットばかり

経験が少なく気持ちを抑えることが難しい子どもは「してはいけないこと」をたくさんするので、ママは子どもがきちんと育つように熱心にしつけをするかもしれません。しかし、あまり厳し過ぎるしつけは子どもの心を萎縮させ、新しい挑戦をする気持ちを阻むでしょう。

また、厳しく叱責されると恐怖だけが子どもの心に残り、肝心な怒られる理由がわからなくなります。すると、子どもは自分で「悪いことだからやめよう」と決めて、しないように自主的に努力する気持ちにはなりにくいのです。

度が過ぎたしつけにより親にコントロールされた子どもは、小さいうちは親に従うよい子かもしれません。しかし、生きていくうえで大切な「自分で自分を律する心」が育まれないまま大人になる可能性があります。

しつけと称する体罰は百害あって一利なし

子どもが悪いことばかりすると、ママは体罰をしたくなるかもしれません。しかし体罰で悪い行動がおさまってもその場限りで、子どもはしばらくすると同じようなことを繰り返す場合がほとんどです。

そうするとママはもっと厳しくしないといけないと感じて体罰をエスカレートさせてしまい、しつけのつもりが虐待していたということにもなりかねません。体罰を受けた子どもは圧倒的な力で親にねじふせられるために自分の非力さを感じ、無力感を持ちやすくなります。

叩かれて育った子どもは親の愛が感じられず、自分の存在自体に自信が持てなくなり、積極的に何かをしたり人に心を開いたりできなくなる場合が多いです。そうなれば子どもの人生は生きづらいものになるでしょう。

叱ると怒るの違いを知りしつけ上手になろう

厳し過ぎるしつけは子どもの心を傷つけるとはいえ、よくないことをしたらきちんと叱る必要があります。このときに大切なのは、ママが「叱る」と「怒る」の違いを理解しておくことです。以下に二つの違いをあげます。

【叱る】子どものためを思ってするアドバイスや注意
【怒る】怒りを子どもにぶつけること

怒っているときは「なにやってるの!」「どうしてできないの!」という感情的な言葉が多いです。反面叱っているときは「叩いたら友だちが痛い思いをするよ」「コップを両手で持つとこぼさないよ」と、子どもによくない行動の理由や上手にできる方法を冷静に説明できています。

怒るのを避け冷静に叱れば、子どもはだんだんとよくない行動を改めようと自分で注意するようになるでしょう。

子どもの心に響く上手なしつけのコツ

欠点よりも長所を見つけて褒める

ママが子どもの欠点ばかり指摘すると、子どもは「自分はダメな子だ」と思い込むようになります。反対に少しのことでも長所を見つけて褒めると、子どもは自分に対してよいイメージを持ち、自信を持って行動できるようになるでしょう。

落ち着きがないなど、ほかの子と比べて我が子が劣っていると感じる場面もありますが、我が子の欠点をできるだけポジティブに捉えてみましょう。そうすると、体力があるなどのよい点を見出せます。

よくない行為を叱るときも、ママが子どもの欠点の中に長所を見つけられると、けなしたり責めたりするのではなく諭そうとする気持ちが強まるでしょう。すると、子どもはママの愛情を感じて心から反省し、愛されているという自信と安心感を持てるようになりますよ。

子どもが理解できる言葉で伝えよう

ママは子どもを叱るときに「まだ小さいから説明してもわからない」と考えるかもしれません。しかし訳もわからないままに「静かにしなさい」などと言われても、子どもはその言葉に従う必要性を感じないのです。

反対に叱られる理由がわかれば、子どもはだんだんとその行動をしなくなります。「先生の話が聞こえないから静かにしよう」というように、子どもが理解できる言葉で理由を説明しましょう。

大人が当然だと思うことも、子どもにはわからなかったり忘れていたりする場合もあります。なるべく毎回きちんと理由を伝えられるとよいですね。

また、子どもは怒りの感情をぶつけられると、驚いて理由まで耳に入らない場合もあります。そのため、感情的にならずに冷静に伝える必要があるのです。

叱るときはできる限りその場で簡潔にする

無邪気で悪いことをしたという自覚がない幼い子どもは、過去のことを叱ってもそのときの気持ちや状況が記憶から薄れているので、何がいけなかったのか理解しにくいです。叱るときはできる限りその場ですぐに注意すると、子どもはしてはいけない理由を理解できますよ。

ただし、ほかの子がいる前で叱ると子どもが傷つく可能性があります。周りに人がいるときは、場所を変えて人のいないところで叱るようにしましょう。

また、理由を伝えるときは「棒を振り回すとお友だちに当たってケガをするよ」というように、子どものよくない行動が周りの人や自分自身にどんな結果をもたらすのかを簡潔に話すと、理解が得られやすいですよ。長々と話すと、子どもは要点がつかめず途中で飽きてしまうかもしれません。

子どもの持つ能力を伸ばすためにできること

手や口を出さずに子どもを見守る

小さな子のやることは大人の目から見れば未熟で、ママは着替えや食事などについ手を貸したくなるかもしれません。しかしそれでは、子どもは身の回りのことをするスキルが上達せず自立がしにくくなるでしょう。

自立とは身の回りのことができるだけでなく、自分の人生を自ら推し進めていく自主性ともいえます。ママがなんでもやってくれる子は自主性が育まれず、困難を乗り越えようとする気持ちも持てなくなるかもしれません。

子どもには失敗する経験も必要です。ママは子どもがやることに対して「そんなやり方ではうまくいかない」と思っても、すぐに手や口を出さずに見守るようにしましょう。子どもが頼ってきたときは、できないところだけを手伝ったりアドバイスをしたりできるとよいですね。
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