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4歳児の自立を上手に促すためには?自立心の育み方や役立つ本を紹介

4歳児の自立を上手に促すためには?自立心の育み方や役立つ本を紹介

映画化も「かいじゅうたちのいるところ」

次にご紹介するのは「かいじゅうたちのいるところ」です。こちらの絵本も、目にしたママは多いのではないでしょうか。映画化もされた有名な絵本です。

主人公の少年は、おおかみのぬいぐるみを着てイタズラをしてしまい、お母さんに怒られて夕飯抜きで寝室に追いやられてしまいます。すると、寝室がかいじゅうたちのいる世界へと変わり、大冒険のスタートです。

子どもの冒険心をくすぐりながらも、最後はいつもの自分の家に戻って夕飯を食べて、家にいるのが一番と感じます。文字数は少なめの絵本ですが、その分、想像力が掻き立てられるでしょう。

子どもが冒険心を持って何かに挑もうとしているとき、いつでもママは味方で待っていることを、絵本を通じて伝えられるとよいですね。

心の成長を描いた「ちょっとだけ」

子どもが初めて自立を意識するのは、弟や妹が生まれたときではないでしょうか。

この絵本は、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で忙しそうなママを見て、甘えたくてもなかなか甘えられない、なっちゃんのお話です。

なっちゃんは、ママの負担にならないように「ちょっとだけ」お願いをします。そんな健気な絵本の中のなっちゃんに、自分の姿を重ね合わせる子どももいるかもしれません。また、最後に母親の深い愛情が分かる場面では、涙なしで見られないというママも多いようですよ。

下の子どもが生まれて、上の子どもには一時的に寂しい思いをさせてしまっても、ママの愛は変わらないことを、この絵本を通じて伝えることができるでしょう。

親子の絆が、より一層深まる一冊になりそうですね。

まとめ

4歳児は、様々な変化が起きる時期であることが分かりました。

3歳までイヤイヤ期などを乗り越えてきたのに、4歳でも壁にぶつかったとしたら、嘆きたくなるママも多いでしょう。

しかし、4歳の壁と思われる子どもの言動は、今までとは違う自分の成長に戸惑っているだけなのかもしれません。ママは少し心の余裕を持って、接してみてはいかがでしょうか。

そして、ママも子どもも少し疲れてしまったら、絵本を一緒に読みながら、子どもの自立心をうかがいつつ、ママの深い愛情を伝えてみるのもよいかもしれませんね。
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