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ママの白髪の原因はストレス?メカニズムや役立つ予防法を紹介

ママの白髪の原因はストレス?メカニズムや役立つ予防法を紹介

鏡を見て気がつくと、髪に白いものが混じり始めたことが気になるママもいますよね。白髪が見えるとどきっとしますが、どうして白髪が出てくるのでしょうか。白髪が生えるメカニズムや予防法についてまとめました。白髪は加齢だけではなく、若いママでも生えてくることはあるのであまり神経質にならないでくださいね。

白髪が生えるメカニズムと基本的な対処法

メラノサイトの働きが低下して生える

髪といえば、日本人の多くは黒や焦げ茶など色がついているものと思いますが、元々髪は白いものだそうです。では逆にどうして髪に色がつくのかというと、髪の根元にある毛根部分にあるメラノサイトという細胞が髪に色をつけるためです。

メラノサイトは色素細胞というもので、メラノサイトの働きによりメラニン色素が髪に含まれて黒や焦げ茶色といった髪の色になります。

メラノサイト色素細胞の働きが低下すると、メラニン色素が生み出されなくなるために髪に色がつきませんよね。そのため、髪本来の色である白のまま髪が伸びてしまいます。つまり、ママの髪に白髪が混じる原因は、メラノサイト色素細胞が何かしらの原因により働きを低下させてしまったからなのです。

抜くのはNGな理由と適切な対処法とは

ママの中には、「白髪を抜くと白髪が増える」といったことを聞いたという人もいると思います。白髪を抜いた刺激で、生えてくる髪が白髪になるといわれているようですが、実際にはこのようなことはありません。メラノサイト色素細胞の働きが低下しており、次に生えてくる髪も色素が含まれない状態で生えてくることが多いため、白髪を抜くと白髪が増えるように感じるだけなんですよ。

だからといって、白髪を抜くのはNGですよ。無理に白髪を抜くことで毛根にダメージが加わり、次に生えてくる髪に「クセ」がついてしまうためです。また毛根のダメージが大きいと、髪が生えてこなくなってしまうこともあります。白髪は抜くのではなく、ハサミで切るか黒く染めるなどで対処しましょう。

髪の健康を保つために生活習慣の見直しを

白髪が増える原因はいくつかあります。加齢によるもの以外にも、次のような原因が考えられます。

・過度な食事制限によるダイエットでの栄養不足
・睡眠不足による成長ホルモンの分泌量低下
・スマホやパソコンの見過ぎで眼精疲労を起こし、血行不良となる
・たばこを吸うことで血行不良を起こす
・帽子を被らずに外遊びをすることで、紫外線によるメラノサイト色素細胞が損傷

何気ない生活習慣が、このように髪にダメージを与える習慣になっています。ママが普段の生活習慣を見直すだけでも、髪の健康が保たれてきれいな黒髪を取り戻せる可能性もありますよ。子どもが小さなうちは外遊びをすることも多くありますが、帽子を被って紫外線ケアをしていきましょう。

ストレスの白髪への影響と生える場所の関係

ストレスで白髪になるといわれる理由

髪に色をつけるメラノサイト色素細胞は、ストレスに弱いといわれています。ストレスを受けると働きが低下してメラニン色素を作らなくなるために、ストレスが白髪の原因となるようです。

フランス革命の際に、王妃マリーアントワネットの髪が一晩にして真っ白になったという伝説がありますが、過度なストレスを感じると髪が白髪になることは確かにあるようです。だからといって、一晩で髪が真っ白になることはないそうです。

出産や育児はママにとって喜びですが、同時にストレスを強く感じることも多いですよね。産後直後のママや育児中のママが急に白髪が増えたと感じるのは、今までとは違うストレスを強く感じているからという可能性もありますね。

若い人は黒髪に戻る可能性もある

髪に色をつけるメラノサイト色素細胞の働きが低下することでできる白髪ですが、「働きが低下する理由」によっては、白髪を黒髪に戻せる可能性もありますよ。

メラノサイト色素細胞の働きが低下する理由には、ざっくりと分けると二つに分けられます。ストレスなどの一時的なものと、加齢により細胞自体の機能が低下したものになります。加齢により機能低下が起こっている場合は白髪を黒髪に戻すのは難しくなりますが、一時的なものであれば原因を改善することにより黒髪に戻る可能性があります。

ストレスをできるだけ減らし乱れていた生活習慣の見直しも行うことで、メラノサイト色素細胞が活性化します。若い人の白髪は黒髪の戻る可能性があるのですね。

こめかみの白髪は疲労が原因のケースも

加齢による白髪は髪全体にまんべんなく生えてくる場合が多いですが、ママの中には白髪が部分的にまとまって生えることに悩んでいる方もいるようです。白髪が生える場所がある程度決まっている場合には、生える場所により原因が特定できる可能性もあります。

人の頭には神経細胞や脳細胞が働いていますが、頻繁に細胞が働く部分はそれだけ疲労がたまり、周りの筋肉が緊張を起こして血行不良を引き起こすためです。

普段から数字を扱う職業の人は左側に白髪が多く出て、芸術系の仕事の人は右側に白髪が多く出るようです。これは右脳と左脳の働きの差ですね。こめかみ部分に白髪が増えるのは、疲労が原因といわれます。ママの白髪がこめかみに集中しているようなら、休息も大事ですね。

自律神経を整えて若白髪を予防しよう

育児中のママはイライラが蓄積しやすい

育児中のママは、育児や家事を一手に担いストレスフルな状態が続くことが多いですよね。出産間もないママなら、3時間おきの授乳などで睡眠不足が続き、さらに慣れない育児に翻弄される日々を送ることも少なくありません。

理由の分からない子どもの夜泣きや、2歳くらいの子どもにみられるイヤイヤ期によるストレスをはじめ、成長とともに今までとは別のストレスを抱えイライラが蓄積しやすい状況です。

特に睡眠不足は、ママのイライラを蓄積させる原因になります。子どもが正しい生活リズムを作るためにも、ママも一緒に睡眠をしっかりとるなどして、まずは生活のリズムを整えることから始めてイライラの蓄積を減らすことも大切といえそうですね。
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