赤ちゃんでも乗り物酔いをする?原因や対策、吐いたときの処置方法
赤ちゃんとのお出かけの際に、乗り物酔いが心配になるママもいるでしょう。とくに、遠出をしたいときは不安を感じますよね。そのような場合に、乗り物酔いについての知識があると安心して出かけられます。今回は、乗り物酔いの原因や対策、吐いたときの処置方法などをお伝えしますね。
赤ちゃんの乗り物酔いの症状や原因
0歳でも乗り物酔いをすることがある
一般的に、2~3歳から車酔いをする子どもが多いそうです。赤ちゃんの間は少ないですが、1歳前後になると酔うケースが出てくるようです。
大人でも酔う人と酔わない人がいるように、赤ちゃんでも体質によって酔う赤ちゃんと酔わない赤ちゃんがいます。赤ちゃんの様子がいつもと違うときは、乗り物酔いを疑ってもよいかもしれません。表情や様子をよく見るようにしましょう。
赤ちゃんが乗り物酔いをしたときの対処法が頭に入っていれば安心ですよ。
乗り物酔いをしたときの症状を知っておこう
乗り物酔いをしたときは、窓を開けて空気を入れ替えたり、車を停めてパパやママが抱っこしたりすると、赤ちゃんは安心します。また、衣服を1枚脱いで薄着にすると、すっきりすることもありますよ。
赤ちゃんは、気持ちが悪くなっても話すことができません。しかし、パパやママが「酔っていないかな?」と赤ちゃんの状態をこまめに確認することで、いつもと違う様子にすぐ気づけるでしょう。そのためにも、定期的に様子を見て、赤ちゃんの気持ち悪いというサインを見逃さないようにしましょう。
乗り物酔いをしてしまう原因とは
また、車内のにおいや景色を見ることで気持ち悪くなることもあります。景色に関しては加速、減速のスピードに視覚と脳が追いつかず、ギャップが生じて気持ち悪くなるそうです。
ほかには、体調不良、寝不足、空腹なども乗り物酔いの原因としてあげられます。
原因は色々ありますが、中には解決できるものもありますよね。赤ちゃんが安心して乗り物に乗れるように、不安な材料や原因はなるべく取り除くようにしましょう。
乗り物に酔わないための工夫をしよう
空腹や満腹を避けて体調を整えよう
先ほど、乗り物酔いは自律神経の乱れが関係しているとお伝えしましたね。自律神経の乱れは、空腹時にも起こりやすいとされています。かといって、乗り物を利用する直前に、満腹になるほどお腹を満たすこともよくありません。
空腹でも満腹でも、乗り物酔いをする可能性があります。ですから、乗り物を利用する直前を避けて授乳や食事をしておきましょう。
また、睡眠不足や疲労も乗り物酔いをしやすくなります。お出かけ前は、しっかり寝て体調を整えましょう。
快適に過ごせる環境を心掛けよう
長時間の移動で乗り物酔いをしないためには、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作ることです。車での移動の場合、同じ姿勢でいる時間が長いので背中に汗をたくさんかいているかもしれません。ですから、赤ちゃんの体温調節をしやすいように脱ぎ着しやすい服を選んだり、こまめに着替えたりなどして快適に過ごせるようにしましょう。
また、社内のにおいが苦手な場合もあります。乗車する前に掃除したり、窓を開けて換気したりすることを忘れないようにしましょう。乗り物酔いが少ない赤ちゃんのころから心掛けたいですね。
乗り物への苦手意識を持たないように
車移動が多い場合や、旅行などで飛行機や船を利用したい場合などに、乗り物への苦手意識があると困ることもあるでしょう。ですから、赤ちゃんが乗り物に対して苦手意識を持たないようにサポートすることが大切です。
赤ちゃんが少しでも不安そうにしていたら「大丈夫だよ」と声を掛け、安心できるようにしましょう。不安に感じる気持ちがストレスになり、気持ち悪くなることもあります。
親子で「乗り物酔いをしないおまじない」を考えてみてもよいですね。酔わない自信を身につけてもらいましょう。