乳児の期間っていつからいつまで?乳児の成長や気をつけたい病気
赤ちゃんが産まれると、新生児・乳児・幼児などの言葉が出てきます。ここでは「乳児」とはいつからいつまでの期間を指しているのかお話していきますね。またその乳児期間の成長や、この時期に気をつけたい病気にも触れていきます。我が子がもしかしたら「乳児期間」かもと思われたママにぜひ読んでもらいたいです。
乳児って?乳児の期間と新生児との違い
乳児ってどういう時期のこと?
【乳児】
ママの母乳やミルクで育ち、生後5~6カ月頃から離乳食が始まります。生後~3カ月頃は寝て過ごしますが、生後3カ月前後から寝返りを始め、ズリバイ、お座り、ハイハイ、つかまり立ちと徐々に成長していきます。乳児期の終わる11カ月頃に、歩き始める赤ちゃんもでてきます。乳児期とは、いろいろな人のサポートを受けながら成長していく時期の事です。
乳児期は成長に個人差が一番出る時期でもあります。上記の月齢は目安なので、成長の参考にしてくださいね。
乳児はいつからいつまで?
乳児期は、生後1歳未満の赤ちゃんのことをいいます。つまり1歳の誕生日前日までは乳児ということになります。その中に新生児期が含まれています。新生児とは生後28日未満の赤ちゃんのことです。
乳児期1年はいろいろな発見があり、赤ちゃんの成長を感じることが多い時期です。赤ちゃんのお世話は大変ですが、ママにとっては喜びも大きいと思います。毎日一生懸命赤ちゃんと過ごしているとあっという間に1歳になります。成長の瞬間を見逃さないように、写真やビデオで成長の記録を残しておけると、数年後に子どもの成長を振り返る時、家族で楽しめるのではないでしょうか。
新生児と幼児との違いは?
【新生児】
乳児期の中でも、生後28日未満までは「新生児」と呼びます。昼夜の区別はなく、授乳をしたら寝る、というのを繰り返す時期でもあります。
【幼児】
満1歳から小学校入学前の未就学児の事を呼びます。1~2歳にかけて自我の芽生えからイヤイヤ期や反抗期が始まり、また自分の思うように行動したり話したりするのもこの時期です。3歳以降は、幼稚園などの集団生活を通して社会性が身についてきます。また、自分のことは自分でできるようになり、コミュニケーションをとることも上手になってきます。
「新生児」と「幼児」では成長が大きく異なります。それぞれの時期を楽しんでくださいね。
歩いたり離乳食が始まったり!乳児の成長
首がすわり歩き始める子も
乳児期の成長は赤ちゃんによって様々です。周りを気にせず、赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。
ミルク以外から栄養を摂るようになる
【生後5~6カ月】
1日1回の離乳食となり、1さじずつ滑らかにすりつぶした状態のご飯や野菜・果物などあげます。
【生後7~8カ月】
1日2回で食事のリズムをつけましょう。いろいろな味や舌触りを楽しめるように食品の種類を増やしていきます。
【生後9~11カ月】
1日3回に進めていきましょう。家族で一緒に食事を取りながら楽しい食卓にできるとよいですね。
あくまでも目安です。赤ちゃんの食べる様子をみながら進めることをおすすめします。
欲求を伝えたり喃語を話すようになる
6カ月を過ぎると「マンマン」「パパパ」と同じ音を繰り返す喃語を発するようになります。話しかけても笑うだけだった赤ちゃんが言葉を発し始めると嬉しいですよね。積極的に話かけてあげましょう。
また、この頃から喃語の他に欲求を伝える手段として「泣く」ということを覚えはじめます。喃語を発していたり泣いたりしていたら「どうしたの?」と優しく話しかけながら近づいて、抱っこしてあげてくださいね。