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里帰り出産の時期や期間は?メリットやデメリットと帰省時の注意点

里帰り出産の時期や期間は?メリットやデメリットと帰省時の注意点

里帰り出産をするべきかどうか、直前になっても迷ってしまう方は少なくありません。今回は、里帰り出産の平均的な期間や帰省時に必要なもの、メリットやデメリット、注意しておきたいポイントなど、里帰り出産を検討しておられる方が気になることについてご紹介していきたいと思います。

里帰り出産についての知識を身につけよう

何のために里帰り出産をするの?

赤ちゃんを授かったときに、多くの方の頭を悩ませるのが「どこで出産するのか」という問題です。病院によっては早めの分娩予約が必要な場合もあり、「里帰り出産」をするべきかどうか迷ってしまう方は少なくないでしょう。

「里帰り出産」とは、産前のうちに今住んでいる地域をはなれて実家に滞在し、実家付近の病院にて出産することをいい、主に産後のママがゆっくり母体を回復させることを目的として行われます。

最近では里帰りをしない「マイタウン出産」を選択する方も増えてきていますが、産後を安静に過ごさなければならないママにとって、パパや家族のサポートが欠かせません。産後の時期を気がねなく休み、赤ちゃんのお世話に集中するためにも、里帰り出産を選ぶ方は少なくないようです。

里帰り出産の期間っていつからいつまで?

里帰り出産をする場合、まず実家付近の病院での分娩予約が必須です。赤ちゃんの心拍が確認できる妊娠5週ごろから予約できる病院もありますが、妊娠20週ごろまでに直接その病院に行き、妊婦健診を受けなければならないので注意が必要です。

里帰りをされる方は遅くとも妊娠34〜35週までには実家に帰り、里帰りまで通っていた病院からもらった紹介状を持って分娩先の病院に通うことになります。

里帰り出産をする方が実家に滞在する期間は、産前産後を合わせて2〜3カ月が一般的。それ以上だとパパと離れて暮らす時期が長くなってしまったり、実家のご両親にも疲れがたまってきたりします。「生後1カ月健診」後、母体の回復度合や赤ちゃんの成長具合を見ながら自宅に帰るようにしましょう。

里帰り出産で帰省時に持って行く必要なもの

実家との距離が離れている場合には忘れ物をしても取りに帰るのが難しいので、ママと赤ちゃんに必要な下記のものを忘れずに持って帰るようにしましょう。

・母子手帳
・妊婦健診に通っていた病院からの紹介状
・健康保険証
・印鑑
・入院時に必要な書類
・マタニティウェアや下着
・骨盤ベルト
・授乳がしやすい前開きのパジャマ
・洗面用具
・化粧品
・赤ちゃんの衣類
・おくるみ
・おむつやおしりふき
・授乳クッション
・哺乳瓶などの授乳グッズ
・沐浴布、沐浴剤などの沐浴グッズ
・ベビー綿棒、爪切りなどのケアグッズ

里帰り先で購入することも可能ですが、お産はいつ始まるかわからないため、あらかじめ購入しておき、宅配便で実家に送るようにするとよいですよ。

里帰り出産のメリットとデメリット

里帰り出産のメリットについて

里帰り出産をするメリットとして、以下のような理由が挙げられます。

・ママがリラックスしてゆっくり休める
産前産後のママはホルモンの影響から、何かと精神的に不安定になりがち。慣れ親しんだ実家にいるだけでもリラックスすることができますよね。また、産後の産褥期(さんじょくき)は寝不足や慣れない育児でフラフラになります。赤ちゃんのお世話以外は横になって気がねなく休める環境はありがたいものです。

・家事をしないですむ
里帰りをしない場合、ママは赤ちゃんのお世話だけでなく、ある程度家事をしなければいけません。産後に無理は禁物ですが、パパの帰宅が遅く、協力が得にくい場合にはつい動きまわってしまうもの。赤ちゃんのお世話以外は安静に過ごしながらも、栄養バランスのとれた食事を用意してもらえると助かりますよね。

・上の子のケアをしてもらえる
産前産後の時期のママにとって上の子の相手は一苦労。「ママを赤ちゃんにとられちゃって寂しいな」と不安定になる子も多々いますので、甘えられる祖父母の存在はありがたいものです。

里帰り出産のデメリットとは?

反対に、里帰り出産のデメリットとしては以下のようなことが挙げられます。

・パパになった実感が得にくい
お腹が大きくなるにつれて女性はママとしての実感がわいてきますが、パパの方は実感がわかないことが少なくありません。里帰り出産でパパが赤ちゃんと触れ合う時間が少ない場合、育児への当事者意識がわかないことも。赤ちゃんに会いに来てくれたときにはミルクやおむつ替えなどで積極的に関わってもらうようにしましょう。

・両親との生活がストレス
育児の先輩が近くにいると心強いものですが、あれこれアドバイスをされるとストレスになってしまいますよね。ママ自身も始まったばかりの育児に追われ、睡眠不足で疲れがたまったり、ホルモンの影響から不安定になってしまったりすることで衝突してしまう場合が多々あるようです。

・病院や役所での手続きが面倒
転院の手続きはもちろん、産後の役所への手続きは自宅のある住所地でするものが多々ありますので煩雑になります。自宅と里帰り先の自治体が異なる場合には妊婦健診の補助券が使えず、里帰り出産後に払い戻してもらう手続きも必要になります。

里帰り出産で注意しておきたいこと

里帰りするエリアの病院を事前に調べておく

里帰り出産をする準備として、まずは実家付近の病院の受け入れ体制や予約制度についてよく調べることが大切です。人気の病院であれば分娩予約が早々に埋まってしまうため、できるだけ早く予約しなければなりません。

・妊娠何週までなら予約が可能か
・予約のときに前金が必要か
・多胎妊娠の場合、受け入れが可能かどうか
・自分ののぞむ分娩方法が選べるのか
・母子同室か
・分娩の実績
・カンガルーケア、授乳などに関する病院のスタンス
・立ち会い出産が可能か
・産後の入院中の面会について

上記のような項目について、実際にその病院で出産した友人や親戚から話を聞いたり、病院の口コミを調べたりしておくと安心できますよね。

里帰りができなくなる場合も考えておく

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