マタニティの寝方はどれが正解?眠れない原因とおすすめの寝方
特に寝にくい妊娠後期、おすすめの寝方は?
まずはシムス位を試してみよう
リラックスできる寝方や楽な体勢の寝方が見つからない場合には、まずは「シムス位」を試してみましょう。
シムス位は妊婦さんがリラックスでき、楽に寝られる姿勢とされている体勢です。まずママの左半身を下にして横になり左足を伸ばし、右足の膝を軽くまげて前にだします。次に両足の間にクッションや抱き枕、タオルケットを畳んだものなどを挟み、身体をややうつぶせ気味にします。
左手は背中側に楽に伸ばすとされていますが、お腹が気になる場合は両手を前方に出してOKです。
抱き枕や授乳クッションを活用しよう
そんなときには、クッションや抱き枕、授乳クッションを利用してみましょう。今までしていた体勢でも、クッションなどで使うことでずいぶんと寝つきやすくなることがあります。
さきほどご紹介したシムス位でも両足の間にクッションを挟みましたよね。抱き枕やクッションに少しだけ寄りかかる体勢になるので、お腹の重みや体重を分散し、お腹の張りや腰痛を抑えながら同じ姿勢が保ちやすくなり快眠しやすくなります。
抱き枕や授乳クッションを一つ用意しておくとよいですね。
結局はママが楽な態勢が一番
この時期にはこうした寝方が楽ですよ、お腹に負担がかかりにくくなりますよとおすすめしてきましたが、中にはあおむけの方がリラックスするし、楽に感じるというママもいます。
出産を迎えるまでに、そのときに一番楽に感じる寝方をいろいろと試してみて、ママが一番しっくりきて身体が楽になる姿勢が一番リラックスできます。
ママがリラックスしていることが赤ちゃんにとって一番よいことなので、お腹の張りや腰痛が起きないかを意識しながら一番楽な寝方を探してみましょう。
まとめ
ママの体調や妊娠週数、お腹の張りや腰痛などの身体の状況に合わせて、寝方を工夫してみましょう。クッション一つでも、横向きで足の間に挟むと楽に感じるママ、お腹の横に置いて少し寄りかかったほうが楽に感じるママもいます。同じ週数だとしても、楽に感じる体勢は人それぞれなのです。
ご紹介した寝方を一つのヒントにして、いろいろな寝方を試してみましょう。