マタニティライフが楽しくないママへ!解決法や心がけてほしいこと
妊娠したら「どんな赤ちゃんが生まれてくるのだろう」「名前はなんてつけようかな」などを想像しながら、楽しい日々を送れると思っていたママが多いでしょう。しかし、実際は楽しくないこともたくさんありますよね。ここでは、楽しいマタニティライフを送るための解決法や心がけなどをご紹介します。
マタニティライフが楽しくない理由
想像以上につわりがつらい
臭いに敏感になって、家族の料理を準備したいのに冷蔵庫を開けたときの臭いだけでも気分が悪くなったり、常に何か食べていないと吐き気がしたり、起きるのも大変で寝たきりに近い状態だったりするママもいます。
つわりが軽い人やパパには理解してもらえないのもつらいですよね。よだれが止まらなくて、袋を口元に添えながら買い物しているママを見かけたこともありました。つらいからといって、寝ていられないママはより大変かもしれませんね。
我慢しなければいけないことが多い
しかし、つわりの時期を過ぎると食欲旺盛になるママが多いようです。「もっと食べたいのに我慢しないといけない」という日々が何カ月も続くとなると嫌になりますよね。また、カフェインは赤ちゃんに影響を与えるといわれていますので、飲む量に注意が必要です。
「赤ちゃんが生まれる前に旅行に行きたい」と思われるママもいますが、安定期でも何が起こるか分かりません。なかなか帰って来られない場所へのお出かけは控えたほうが安心ということで、旅行も制限されますよね。
自分を保てないほど情緒が不安定
何かきっかけがあったわけでもないのに気分が落ち込んでしまう、急な不安に襲われて涙が止まらなくなってしまう、大したことでもないのにパパにイライラする、時間はあるのに眠れない、食欲が出ないなど、情緒不安定になる症状は様々です。
情緒不安定になってしまうのは、ホルモンバランスの変化が大きく関係しているので、ママ自身が頑張って改善するというのは難しいようです。しかし、これ以上気分が落ち込まないように「ホルモンバランスのせいだから仕方ない」と割り切った考えを持ちましょう。
マタニティライフを楽しむ方法は?
「胎児ネーム」をつけてみる
赤ちゃんが生まれる前から名前を決めるママもいますが、妊娠初期だと性別が分かりません。また、生まれてきた赤ちゃんの顔を見てから名前を決めたいママもいるので、本当の名前が決まるまでの期間限定でつけてみましょう。
友人ママのところでは、上の子どもたちに「まだ赤ちゃんはお豆くらいの大きさなんだよ」というと「まめちゃん、まめちゃん」と子どもたちが呼び始めたそうです。赤ちゃんの誕生を楽しみにしている気持ちが、お腹の赤ちゃんにも伝わりそうですね。
マタニティ向けのイベントに参加する
意外と知られていませんが、マタニティ向けのイベントは全国の色々な場所で開催されています。たとえば、母子衛生研究会が主催している「マタニティひろばハロー赤ちゃん!」では、初めての出産を控えたママ向けに、ミニコンサートや産婦人科医による講演などをおこなっています。
ほかにも、アカチャンホンポやスタジオアリス、ベビーザらス、ミキハウスなどで、プレママやプレパパも参加できるイベントが開催されており、妊娠中や産後に役立つ情報を知ることもできるので、参加してみるのもよいですよ。
マタニティフォトを撮る
マタニティフォトは、大体お腹の目立つ妊娠8~9カ月ごろに撮るママが多いようです。フォトスタジオで撮るのもよいですが、最近はセルフマタニティフォトを撮るママも増えてきました。TwitterやInstagramなどで、ほかのママたちがどんなふうに撮っているのか参考にしてみるのもよいですよ。
また安産祈願としてお腹にペイントする、海外で人気のベリーペイントにチャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。服装は自由なので、好きなものを選びましょう。
マタニティライフがつらいときは
ひとりで悩まず気持ちを打ち明ける
ママひとりで悩まずパパや両親、友人など、身近な人に気持ちを打ち明けてみましょう。聞いてもらうことで悩みが解決することはなくても「そんなこともあるかもしれないね」「応援してるから何かあったら頼ってね」と言ってもらえるだけで元気になれますよ。
身近に相談できる相手がいない場合は、自治体や非営利団体が開設している妊婦ホットラインに相談してみるのもよいでしょう。相談窓口は、厚生労働省のホームページ「全国の女性健康支援センター一覧」で確認できます。