保育園の情報収集は出産前から!保活のポイントと各種手続きをご紹介
妊娠がわかり、まずは目の前の出産と育児の準備に追われているママ。保育園については、出産後に考えよう…と思っている人もいるかもしれません。しかし、出産月や復職時期によっては、産後に保活を始めたのでは遅い場合もあります。ここでは保活のポイントについて紹介しますので、ぜひ一度目を通してみてくださいね。
【状況別】保育園探しを始める時期について
産休のみを取る働くママの場合
年度途中の入園を希望する場合、認可保育園では空きがなく入園が難しい可能性があります。お住まいの地域の待機児童の状況を確認し、認可保育園以外も候補に入れて保育園探しをする必要があるのかを確認しておきましょう。
保育園の見学に行く場合、基本的には平日に行くことになるので仕事をしているママはお休みをとる必要があります。体調と相談しながら、無理のないスケジュールで計画的に見学の予定をたててみてくださいね。
育休を取る働くママの場合
まずは出産前に役所で情報収集を行い、待機児童数や年齢別の受入可能人数について把握をしておきましょう。それによって、復帰の時期を少し早めて0歳児で入園させるのか、1歳児での入園を目指すのかが変わってくるかもしれません。
4月入園の場合、前年10~11月に入園申し込みをする自治体が多いので、遅くとも春~夏にかけて、保育園の見学などをしておく必要があります。その時期が出産直後にあたる場合は、妊娠中の間にできる限り保育園の見学をしておくとよいでしょう。
これから仕事を探す場合
申し込み時点で求職中なのか、内定済みなのかによっても入園審査の際のポイントが変わってくることが多いので、保育園探しと就職活動を同時に進める必要があるかもしれません。
その場合は、面接などのときに子どもを預けられるように、一時保育を利用したり家族に協力を依頼したりする必要があります。これから仕事を探す場合、より計画的に準備を進めましょう。
保育園入園を勝ち取るためのポイント
妊娠判明したらすぐに情報収集を開始
まずは具体的な復職時期について、家族とよく相談をしておく必要があります。0歳児クラスでの入園・復職を目指す場合、申請期間と出産予定日によってはまだ生まれていない子どもの入園申し込みをすることになる可能性もあります。その場合の申し込み方法についてはよく確認をしておく必要がありますね。
そのほかにも、通園可能な範囲内にどのくらい保育園があり、定員は何人程度なのかについても早めに確認をしておきましょう。
早生まれの子は入園が難しいケースも
そのため、早生まれの場合は4月に0歳児クラスでの入園はできず、年度途中の入園か翌年4月に1歳児クラスでの入園を目指すしかなくなります。しかし、年度途中の入園は転園・退園などがないと空きが発生しないため、入園できる可能性は高いとはいえません。
1歳児クラスの入園の場合、その募集枠の大半が0歳児クラスからの持ち上がりで埋まってしまうため、そもそも入園可能な人数が0歳児クラスよりも少なく、狭き門となっています。
4月入園を目指して活動したほうが有利
まだ小さい子どもを安心して預けることができる保育園かどうか、保育園の見学などを通じてしっかりと自分の目で確認をしておくと、少し不安が軽減できるかもしれませんね。
0歳児に限ったことではありませんが、見学のときには、子どもの数に対して保育士の数は十分か、特に事故の起こりやすいお昼寝の見守り体制はどのようになっているか、安全面を考慮された部屋の作りになっているかなどについてよく確認をしてくとよいでしょう。
保育園入園の申請手続きと必要書類
申請から入園までの流れ
まず、4月入園を希望する場合、10~11月頃に入園申請を受け付けることが多いようです。そのうえで、各家庭ごとの保育に欠ける度合いを指数化し、自治体が入園調整を行います。
2月頃に選考結果を通知し、無事保育園入園が決まれば、入園説明会などの入園に向けた準備が始まります。ここで入園が決まらなかった場合は、2次募集が行われます。
辞退などで空きが発生した場合に、追加で入園が認められるもので、その結果通知は3月以降になることが多いため、入園決定から入園まであまり期間がありませんので注意が必要です。