喜ばれる出産時の手土産とは?相手を気遣った商品選びをしよう
家族や親しい友人に赤ちゃんが産まれると、出産祝いに駆けつけたくなりますよね。病気ではないものの、出産は非常にママの体力を消耗させるので、お見舞いには気配りが必要です。手土産にも、産後のママを思い工夫をしてみましょう。今回は、お見舞いのマナーや、相手を気遣い喜ばれる出産時の手土産を紹介します。
まずはお見舞いに行くマナーを再確認!
事前に都合を聞いてから行く日時を決めよう
まず、お見舞いに行く際は、必ず事前に都合を聞いてから行く日程を決めてください。親族や近しい友人であり「お見舞いに来てほしい」といわれている場合は、出産直後は避け産後3~4日目に伺いましょう。そうでない場合は、産院を退院後に行くのが一般的です。
さらに時間の確認もしてください。産院では所定の面会時間があり、授乳指導など様々な予定が組まれています。また、自宅であっても沐浴や授乳などの時間は避けるのがマナーです。
少人数で体調のよいときに行く
お見舞いに行く人数は1~2人、多くても3人までの少人数にしましょう。また、身内以外の男性や、子どもを連れてのお見舞いも避けた方が無難です。
さらに、自分の体調も確認してください。体調不良のときはもちろんのこと、家族や近しい友人などが風邪をひいている場合も、万が一を考えてお見舞いは控えた方がよいでしょう。自分の体調をしっかり確認し、気になる場合はお見舞いを延期することも、相手を思いやる上で大切ですね。
病室に入ったら手洗いをしっかりしよう
手洗いは、必ず石鹸を使用して洗ってください。手のひら・手の甲・指先・親指のつけ根・手首まで、しっかりと30秒以上かけて洗うとよいですよ。また、病院や病室入り口には、消毒用のアルコールスプレーなどが置かれています。手洗いとあわせて、こちらも使用するとより安心ですね。
さらに、勝手に赤ちゃんに触るのは厳禁です。必ずママに「触ってもいい?」など確認を取ることは、ママと赤ちゃんへの大切な心遣いになります。
病院へお見舞いに行くときの手土産
賞味期限が長めの物やかさばらない物
まず、食べ物の場合は「賞味期限」が長めの物を選びましょう。産後は、赤ちゃんのお世話や体調によって、すぐ食べられないことがあります。せっかくの手土産が「食べようと思ったときには、傷んで食べられない」となっては、もったいないですよね。
また、「かさばらない物」を選ぶとよいですよ。退院時の荷物を増やしてしまうだけでなく、部屋のスペースも限られているため、邪魔になってしまうことも。送りたいものがかさばる物のときは、お見舞い時に「邪魔になるから、退院して落ち着いたらプレゼントするね」と声をかければ、気遣いが伝わりますよ。
授乳中の喉をうるおす飲み物
また、タンポポ茶・黒豆茶・ごぼう茶・ルイボスティー・ローズヒップティー・ゆず茶などは、授乳中のママに嬉しい栄養素がたくさん含まれています。温かい飲み物は母乳や産後の体によく、こちらもおすすめです。
逆に、カフェインやタンニンが含まれる物、糖分を多く含む炭酸飲料は避けた方がよいでしょう。ハーブティーでも、母乳や産後のママにあまりふさわしくない種類もあるので、事前に確認してください。
手軽に食べられる1人分のフルーツ
そこで、手軽に食べられる1人分のフルーツを、手土産にしてみてはいかがでしょうか?プラスチック容器に可愛くカットされたフルーツが入っていて、すぐに食べることができます。食べ終わった後は、プラスチックごみとして容器をそのまま捨てることもでき、便利ですよ。
残った場合は、冷凍してアイスフルーツにすることもできます。果物の種類によっては、アレルギーを起こす人がいるので、事前に確認しておきましょうね。
家へお見舞いに行くときの手土産
ご家族の分も持って行くと喜ばれる
赤ちゃんに兄・姉がいる場合や、ママやパパのご両親がいる場合など、選ぶ品は変わってきます。家へお見舞いに行くときの手土産選びには、ご家族の人数や年齢など、状況を判断して品を選ぶことが大切です。
また手土産は、あくまでほんの気持ち。あまりに高価な物や仰々しい物、量が多すぎる物は、もらう側の負担になってしまいます。押しつけがましくならないよう、気をつけたいですね。たとえば、甘くて柔らかい和菓子や洋菓子などは、年配の方から小さな子どもまで食べることができますよ。