兼業主婦に立ちはだかる2人目の壁。年齢差やサポート体制を考えよう
育児も落ち着いてきたので仕事に復帰したものの、いつか2人目がほしいと考えているママもいますよね。そこで今回は、兼業主婦のママが悩む2人目の壁と2人目を出産するなら何歳差がよいのか、2人目出産後も仕事を続けるためのサポート体制などについてお話しします。
兼業主婦のママが悩む2人目の壁とは?
仕事復帰したばかりでまた産休は取りづらい
後のことを考えて、子どもの年齢は2~3歳差にしたいと考えたとき、最初の子どもを産んで育休が明けてからまた1年後に産休を取ることになるので、職場での立場やキャリアへの影響が気になりますよね。
2人目の産休そして育休の間、会社に再び迷惑を掛けてしまうことになるので、社会的に認められた権利とはいえ、後ろめたい気持ちになるママも多いことでしょう。
また、1人目の育休から復帰して、仕事に慣れてきたころにまた休むことになるのも辛いですよね。
仕事と子ども2人の育児は難しいと感じる
しかし小さな子どもを2人育てながら仕事をするのは大変です。下の子の授乳やおむつ替え、夜泣きでクタクタになり、さらにまだ幼い上の子のお世話も同時並行でしなければならないとなると、育児面でのママの負担は今以上のものになることでしょう。
赤ちゃんと幼児のお世話で疲れている状態で、さらに仕事をこなすことができるのか、不安を感じることでしょう。2人の子どもが小さい間、どうすれば育児と仕事の両立をすることができるのか、パパと相談してみたいですね。
高齢出産になるママはお金や体力的な不安も
また、子どもが幼い間は、突然走り出す子どもを追いかけたり、抱っこして歩いたりするなど体力勝負になる場面も多いので、果たして自分の体力が続くのかどうか心配になることもあります。
さらに今の時代は、子どもを1人育てるのに1,000万円前後かかるといわれているので、金銭面で悩むママもいるかもしれません。子どもは2人以上ほしいと思っていても、年齢や金銭のことを考えると、踏ん切りがつかないというママもいます。
2人目を出産するなら何歳差がよいの?
1~2歳差は育児は大変だが子育ては短期間
大きなお腹を抱えて、上の子を抱っこしたりあやしたりするのが大変に感じることもあるかもしれません。下の子のお世話をしているときに、上の子が赤ちゃん返りすることもあるでしょう。
しかし年齢差が少ないと子どもの能力にあまり差がないので、年齢とともに兄弟で仲良く遊べるようになりますよ。さらに年の離れた兄弟を育てるよりも、育児が短期間で終わるという利点もあります。
上の子の育休後に復職せず、そのまま2人目の産休と育休を続けて取るか、ママとしては悩むことでしょう。
3歳差は入学時期がかぶるので出費がかさむ
日常生活においては、上の子は下の子を労わることができますし、下の子ができないことを上の子がサポートするなど、頼もしい場面もみられるかもしれません。
しかし経済面では、下の子が中学へ入学するときに上の子が高校へ入学するというように、入学時期がかぶるので出費がかさむというデメリットがあります。イベントに備えて、計画的に貯金をしておく必要があります。
また仕事の面では、上の子の育休が明けてから1年ほどで下の子の産休に入ることになるので心苦しく感じるママもいるようですよ。
4歳差以上は育児は楽だが子育ては長期戦
その反面、年齢差のせいで能力に差があるため、兄弟2人で遊ぶというよりひとりっ子を2人抱えたように感じることでしょう。
4歳差の場合、上の子が保育園や幼稚園、学校に通っている間に下の子との時間をゆっくりと取ることもできます。育児面では楽になりますが、子育てが長期戦になるのは否めません。
仕事の面では、上の子の育休が明けた後に2~3年しっかりと復職してから次の子の産休に入ることができるので、キャリアを損なう心配も少なくて済みます。
2人目出産後の仕事はサポート体制がカギ!
パパと家事や育児の分担について話し合う
ママの中にも、料理は得意だけれどアイロンがけは苦手という人もいますよね。それと同じように、パパにとっても得意な家事と苦手な家事があります。また、勤務時間によっては難しい内容のものもあるでしょう。
どんな家事と育児であればパパも分担することができるのか、よく話し合うようにしたいですね。育児においては、「自分にはできない」とパパは思いがちですが、授乳以外なら基本的にパパでもできることばかりですよ。