上司に贈る出産祝いのメッセージ!マナーを守って気持ちを伝えるには
出産した上司に職場からのお祝いや応援の気持ちを伝えたい方は多いですよね。しかし、友だちではないので内容が失礼にあたらないか不安になります。ここでは、上司に贈る出産祝いのメッセージの書き方、贈り方のマナーを紹介します。正しいマナーを知って、良識あるメッセージを贈りましょう。
上司に贈る出産祝いメッセージのマナー
相手をお祝いする気持ちで丁寧に
自分の気持ちを丁寧な言葉で伝えることで、上司にしっかりとあなたの思いやる気持ちが届きますよ。出産後のママは心身が疲れていることも多いので、体調を気づかうように優しい言葉を選び、長文にならないようにするとよいです。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、まずは失礼のない言葉づかいを心掛けましょう。相手が上司ということなので、冗談やきつい表現の言葉は避けた方がよいです。
また、上司が男性の場合は、奥さんの体調を気づかう言葉や家族へのお祝いの言葉を添えると、さらに良識あるメッセージになりますよ。
メールやSNSよりも手書き文で
手書き文は字に自信がないと抵抗感がありますが、字のきれい、汚いより、心を込めて丁寧に書くようにしましょう。もし自分が受け取る側の立場なら、チャラチャラと書かれた字より丁寧に書かれた字の方が嬉しいですよね。
現在では、メッセージカードの種類も増え、インテリアとして飾ることのできるものも販売されています。親しい上司にはメッセージカードを利用してみるのもよいかもしれませんね。
使ってはいけない「忌み語」を知っておこう
出産祝いのときは、特に以下の語を使っていないか確認してみましょう。
・流れる…「流産」「赤ちゃんと離れる」
・消える…「赤ちゃんの存在が消える」
・薄い…「幸が薄い」「赤ちゃんの命の儚さ」
ほかにも、切る、苦しい、死ぬなどマイナスのイメージに連想される言葉は使ってはいけません。結婚式などでも使ってはいけないので、合わせて覚えておきましょう。もし文中にこれらの言葉が入っていた場合は違う言い回しに変えてくださいね。
メッセージを贈るベストタイミングは?
産後1週間から1カ月までがベスト
出産後、5日前後で退院するのが一般的です。そのため、メッセージを贈るタイミングは産後1週間から1カ月までがベストといわれています。出産祝いはメッセージだけでなく、プレゼントを一緒に贈るのもよいですね。
プレゼントを一緒に贈ると、相手はお返しを用意する必要があります。ほかの方のお返しとまとめて用意できるよう、渡すタイミングが遅くならないようにしてください。産後、ママは大忙しなので手間を増やさないように配慮できるとよいですね。
産育休で会えなくても出産前に贈るのはNG
出産祝いは「ママと赤ちゃんの健康」や「赤ちゃんが無事に生まれてきた幸せ」に対して贈るものです。出産は最後まで何が起こるかわからず、ママも赤ちゃんも命がけで行われますよね。重度の障害が見つかったり、無事に出産できなかったりする可能性もあるので事前に贈ることはやめましょう。
実際に、事前に出産祝いを貰ったものの、無事に出産することができずその悲しみを受け取ったものにぶつけたという声もあります。出産祝いで相手をさらに苦しませることのないように、ママと赤ちゃんの健康を確認してから贈るようにしましょうね。
メッセージが遅れたら次の誕生日か初節句に
もし事前に出産していることを知っていてメッセージを遅れて贈る場合には、お祝いと一緒にお詫びの言葉を添えるようにしましょう。出産の報告を受けたときにはすでに生まれて数カ月経っていた場合はお祝いの言葉だけでOKです。
出産祝いとして贈るのは出産後半年以内が一般的です。それ以上遅れるようであれば、誕生日や初節句などお祝いのタイミングを待ってから贈るとよいですよ。
お祝いを選ぶ時間がなかったり、何を贈ってよいかわからなかったりするときは商品券やカタログギフトがおすすめです。お祝いの気持ちはなるべく早めに伝えましょうね。
素敵なお祝いメッセージにするポイント
赤ちゃんとママの健康を気づかう心配りを
・赤ちゃんの健やかな成長をお祈りしています。
・母子ともにご健康とのことでなによりです。
・ご家族のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
・毎日の子育てで大変かとは思いますが、無理をなさらぬようご自愛ください。
・夫婦力を合わせて、新しい家族とあたたかな家庭を築いてください。
メッセージの内容はオリジナルで大丈夫です。産後の疲れやストレスを気づかうことが大切ですよ。最後に赤ちゃんとママの健康を気づかう心配りの一文を入れると上司に好印象を与えられます。家族の幸せを願う内容でもよいですね。