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出産時の入院で用意するパジャマ。産後も使える優秀アイテムをご紹介

出産時の入院で用意するパジャマ。産後も使える優秀アイテムをご紹介

入院準備を進めているプレママさんの中には「入院用にパジャマを新調した方がよいのか」「今までのパジャマでも代用できるのか」と、パジャマについて悩んでいる人も多いと思います。この記事では、入院中のパジャマに対する必要条件や、マタニティ用・授乳用パジャマの特性、選び方のポイントについてご紹介します。

目次

そもそも産後の入院にパジャマは必要?

病院で借りられる場合もあるので確認しよう

出産準備リストにも必ず入っている「パジャマ」ですが、病院で借りることができ、持参の必要がない場合もあります。

先輩ママの経験談によると「毎朝、清掃スタッフの方が新しいパジャマを持ってきてくれた」「入院時に5枚まとめて渡された」「3枚まで無料だった」「汚れたら看護師さんに申告して新しいものをもらった」など、有償・無償(入院代金にあらかじめ含まれる)、レンタル可能な枚数や借り方が病院によって大きく異なるようです。

直前直後にあわてないためにも、レンタルの概要や持ち込みパジャマの条件について、あらかじめ病院によく確認しておくと安心でしょう。病院によっては、夏場でも貸出が長袖パジャマのみであったり、持ち込みが全面禁止であったりする場合もありますよ。

産後に待つ頻回授乳には専用パジャマが便利

出産直後から1日に何度も授乳をすることになります。つまり、1日何回もおっぱいを出す必要があるということです。

ただでさえ慣れない授乳で、しかも泣いている赤ちゃんを前にすると、焦ってしまうことも多いでしょう。スムーズにストレスなく授乳をおこなうためにも「おっぱいの出しやすさ」は、パジャマ選びの大事なポイントとなりますよ。

「マタニティパジャマ」「授乳用パジャマ」と呼ばれる専用パジャマの場合「授乳口」がついていて、胸部分のみ開閉できるため、ボタンをすべて開けて服を脱ぐ手間がありません。また、上半身を出して授乳することで寒い思いをするママも多いですが、授乳口付きであれば肩を出さずに済むため、寒い時期には特に重宝しそうですね。

普通の服で乗り切ることもできる

「授乳しやすい(脱ぎやすい)」という条件をクリアしていれば、通常のパジャマでも問題ないでしょう。実際に、通常のパジャマで乗り切った先輩ママも多くいます。また、授乳口付きのTシャツなど「パジャマ」ではないマタニティウェアで代用したママもいますよ。

ただし、病院によっては「前開きタイプのみ」など、持ち込みのパジャマについて条件がある場合もあるため、事前によく確認しておきましょう。また、授乳や抱っこの際に赤ちゃんと触れ合うため、赤ちゃんにとって肌当たりがよい素材を選ぶようにしましょう。

また、トップスは、回診や悪露交換のときに下半身が隠れるロング丈やワンピースタイプ、ボトムスは、出産直後でまだ引っ込んでいないお腹を考慮し、股上の深めのものがよいですよ。

入院中のパジャマの選び方のコツ

トップスは長め丈で前開きが安心

マタニティパジャマの特徴の一つに「長めの丈」という点が挙げられます。

入院中には、毎日会陰やお腹の傷の回復具合などを確認するために回診があり、ズボンや下着を脱がなければなりません。この際に長めの丈だと「下半身が丸出しにならない」「お腹を冷やさずに済む」いう理由で安心できますよ。産褥パッドや大きめのナプキンでごわつくヒップラインが目立ちにくいというメリットもありますね。

また、前開きタイプだとボタンを外すだけで前身頃が開けられるため、回診もスムーズです。病院によっては、前開きパジャマがレンタルとして用意されていたり、持参するパジャマの条件として「前開きのもの」「長めの丈」が指示されていたりするケースもありますよ。

ウエストはサイズ調節ができるのが鉄則

「陣痛がうまくつかない」「陣痛より破水が先」という理由などから、病院到着後すぐに分娩台に上がらず、数時間から数日、病室や陣痛室で過ごす場合があります。つまり、産後ではなく、産前のお腹が大きい状態でパジャマを着る可能性もゼロではありません。

また、ママのお腹は産後6~8週間ほどかけてゆっくりと妊娠前のサイズに戻っていくため、出産直後のお腹は、まだある程度大きいままです。産後もしばらくは、ウエストがゆったりしたものが必要となります。

アジャスターや締めつけの弱いゴムを使用していてサイズが調節できるタイプや、腹巻きのようにお腹の大きさに合わせて腹部全体を覆えるタイプなどがよいでしょう。調節可能なものならば、妊娠中から産後まで安心して長く使えますね。

大きめのポケットがついていると便利

赤ちゃんの口を拭いたり、授乳後赤ちゃんにゲップをさせるときに自分の肩にかけたりと、入院中にガーゼは必需品です。また、トイレのたびに悪露で汚れたお産パッドやナプキンを取り替えたり、会陰を清潔に保つために洗浄綿で悪露を拭き取ったりする必要があります。

パジャマに大きめのポケットがあると、お産パッドやナプキン、洗浄綿、ガーゼなど、授乳室やトイレに携帯したいものが入れられてとても便利です。友人ママは「入院中、パジャマのポケットには常にガーゼと個装の洗浄綿を入れていた」と話していましたよ。

小さめのトートバッグを使用してもよいですが、ポケットの方が必要なものがスムーズに取り出せますし、両手が空くので赤ちゃんのお世話もしやすいでしょう。

入院中に着るパジャマは大まかに3種類

授乳しやすい授乳口付きパジャマ

マタニティ用・授乳用といわれる洋服やパジャマの多くには、胸部分のみが開閉できるようになっている「授乳口」がついています。両胸あたりに縦方向にスリットが入っていてスナップボタンやファスナーで開閉するタイプや、胸部分が二枚仕立てになっていて一枚目をめくるタイプ、クロスオープン(カシュクール)タイプなど、様々ありますよ。

いずれのタイプも、前身頃のボタンをすべて外したり、大きくまくり上げたりしなくてもサッとおっぱいが出せ、赤ちゃんを待たせず、スムーズに授乳ができます。ほかにも「授乳中にママの上半身を冷やさずに済む」「おっぱいが隠れやすいので、授乳中の恥ずかしさが軽減される」というメリットもありますね。
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