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出産の兆候に食欲の変化はある?食べすぎたり食欲がないときの対処法

出産の兆候に食欲の変化はある?食べすぎたり食欲がないときの対処法

臨月を迎えてから、出産の兆候はどのように現れるのか気になりますよね。出産の兆候に食欲の変化はあるのでしょうか?臨月にみられやすい食欲の変化と、そのときの対処の方法を紹介します。食欲がありすぎても、食欲がなくても心配にならないように、臨月の食欲の特徴を知って安心して出産を迎えましょう。

食欲不振や増加は出産の一つの兆候?

臨月になると食欲が増すことがある

臨月は妊娠36週0日~39週6日のことをいいます。臨月になると出産まであと1カ月程を残すところとなり、いつ赤ちゃんが生まれてきても大丈夫な時期になってきます。

この時期になると赤ちゃんも少しずつ下に降りてきて、赤ちゃんの頭がママの骨盤の方に入ってきます。生まれる準備を始めているのですね。

それまでは、上の方にいてママの胃を圧迫していることが多いのです。赤ちゃんが下に降りることで胃が圧迫されなくなって、すっきりとすることで食欲が増すのでしょう。

食欲に任せて好きなだけ食べてしまい体重が増えて、産科医や助産師に注意されるなどということがあるかもしれませんね。食欲が増しても食べすぎには注意が必要です。

出産当日に食欲がないと感じたママも

臨月になり、胃がすっきりして食欲が増したと感じるママがいる一方で、出産の前に食欲がなくなったママもいるようです。前駆陣痛や陣痛がきたら、お腹が痛くて食欲どころではなくなることがあります。

陣痛で苦しんでいるママの横で、パパがご飯を食べていてイライラしたという話を聞いたことがあるのではないでしょうか。陣痛が来ているときは、食べ物の匂いがするだけでも嫌な気持ちがすることもあるようです。

陣痛がくる前でも、食欲がなくなる場合があるようで、逆流性食道炎になることや、胃が圧迫されたままで食欲がわかないこともあるようです。臨月を迎えたら食欲が増えて、おいしく食べられると聞いていたのに、食欲がなくなるとは少し残念な気もしますね。

食欲の変化が出産の兆候とは限らない

出産が近づくにつれて、食欲が増える場合も減る場合もあるようです。そのほかにも、出産するまでつわりが続いて食欲がないままの人もいれば、まったく食欲の変化がない人もいるのです。

出産の兆候の現れ方は人それぞれで、食欲の変化が出産の兆候とはいえないようです。よくみられる出産の兆候としてお腹が張ることが増える、腰が痛くなる、股関節が痛くなる、胎動を感じなくなるなどが多いようです。

出産間近になると、おしるしの出血がある、陣痛がある、破水をするなどが多くみられるようです。出産の兆候がみられない人もいて、予定日を過ぎてもまったく兆候がない場合は薬をつかって誘発することもあります。本当に人それぞれですね。

食欲がありすぎるときの注意点と対処法

体重の急激な増加に気をつけよう

妊婦健診のたびに体重をはかり、体重の増え方を注意されていませんか?体重が増えすぎてしまうと、赤ちゃんが産道を通りにくくなる、ママの妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクが高くなる、腰痛や膝痛が起こりやすくなるなどの悪影響がありますから、先生も体重の増え方に注意するのです。

出産間近になり食欲が増して、それまでの反動もあって好きなだけ食べてしまい、急激に体重が増えるなどということは注意しないといけませんね。

妊娠中の理想的な体重の増え方は、1週間で500gほど増える程度がよいのです。神経質になっては赤ちゃんにもよくありませんので、1週間で500g以上増えてしまったら、次の週はあまり増えないように食事制限するなど緩やかに増えていくようにしましょう。

薄味を基本にしてバランスよく食べよう

出産間近に食欲が増したら、ママと赤ちゃんの体によいものを食べて対応しましょう。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクを避けるためには、塩分のとりすぎを避け、薄味でバランスよく食べることが大切です。

塩分が多い食事をすると、体内のバランスを保とうと水分を欲しますから、自然と水分をとりすぎてしまいます。血液が水分を取り込むと高血圧になりやすくなりますし、体もむくんで水太りしてしまい体重が増えてしまうのです。

食事の塩分をできるだけ少なくして、だしで旨味を加えて、肉や魚、野菜、穀物などをバランスよく食べるようにしましょう。赤ちゃんやママに必要な葉酸やカルシウムなどもとれるように意識して食事をとりたいですね。

適度に体を動かしてカロリーを消費しよう

臨月に食事だけで体重をコントロールするのではなく、適度な運動も大切です。激しい運動は危ないですが、適度な運動はカロリーを消費するだけでなく、子宮口を開きやすくする、股関節を柔らかくする、体力をつける、産後の体重の戻りもよくなるなどのメリットがあります。

適度な運動としては、散歩をする、階段を昇ったり降りたりする、スクワットをするなどがあります。これなら、ママが1人でもすることができますね。

1人で運動をするのが寂しいと感じたり、誰かに教えてもらいながらしてみたければ、マタニティスイミングやマタニティヨガをしてもよいですね。運動をしていてお腹が張ってくるようであれば、運動をやめて横になって休みましょう。無理は禁物です。

食欲がないときの栄養摂取について

妊娠中は痩せすぎにも注意を

妊娠中は体重を増やさないようにといわれて、体重を増やさないように食べる量を制限することや、つわりがずっと続いて食欲がなく食べれないこともあるかもしれません。しかし、妊娠中は痩せすぎもよくないのです。

ママが痩せすぎだとママも赤ちゃんも栄養不足になりやすく、赤ちゃんが低体重児で生まれる可能性が高くなります。低体重児は発達の遅れや障害のリスクが高くなりますから、痩せすぎには注意したいですよね。

また、赤ちゃんが栄養不足になると大人になったときに生活習慣病を発症するリスクが高くなるともいわれています。ママの栄養は赤ちゃんに取られますから、ママもできるだけバランスよい食事をして食べる努力をする必要がありますね。
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