仕事中つわりを楽にする食事とは?職場でできる簡単なつわり対策
つわりの間特に気をつけておきたいこと
こまめに水分をとり脱水を予防しよう
妊娠すると、赤ちゃんへの酸素や栄養は血液によって運ばれます。水分が不足すると血液がドロドロになり、赤ちゃんの成長にも影響するかもしれません。
また、脱水症状になると羊水の量が減ってしまう可能性もあります。赤ちゃんを守るためにも、水分摂取が重要になります。
吐きづわりで嘔吐をくり返している場合は、水分と一緒にナトリウムなどの電解質も失われています。電解質を補給するには、スポーツドリンクを飲むのが効果的です。
水分は、一度に大量に摂取するのではなく、こまめに少しずつ摂取するようにすると、嘔吐を軽減することができますよ。
冷たいもので体を冷やさないようにする
妊娠中に体を冷やしてしまうと、便秘や脚のむくみなどのトラブルにつながることもあります。また、体を冷やすとお腹が張りやすくなるともいわれているため、注意が必要です。
生姜は体を温める作用があるので、温かい紅茶に入れてジンジャーティーにするとよいですね。また、酸味がほしければ、レモネードなどを飲んでみるのはいかがでしょうか。
夏はホットドリンクを飲む機会が少なくなりますが、家では常温のものを飲むようにしたり、お店では氷を抜いてもらったりして、なるべく冷たいものを飲まないように工夫するとよいでしょう。
「食べられるもの」でも、食べ過ぎない
しかし、食べ過ぎることで妊娠トラブルを引き起こす可能性もあります。
妊娠中は、赤ちゃんの成長のために普段より多めの食事を必要とします。しかし、過剰に摂取していると、ママだけでなく赤ちゃんも肥満になってしまったり、妊娠糖尿病にかかったりというリスクが大きくなるのです。
一度にたくさん食べるのではなく、一回の量は少なくして食べる回数を増やすようにすると、食べ過ぎを防ぐことができますよ。また、カロリーを抑えるなどの工夫をするのもよいでしょう。
まとめ
妊娠初期は、赤ちゃんはママの体に蓄えられた栄養をもらって成長しています。ですから、つわりで思うように食べられなくても、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
現代は働く女性が多く、簡単に休むことができない方も多いですよね。今回ご紹介した対策法で、つわりを和らげながら仕事を頑張ってください。
しかし、くれぐれも無理は禁物です。ママと赤ちゃんの健康が、一番大切ですよ。