出産前にクッションを選ぼう!円座や授乳クッションの選び方と使用法
快適に使えるクッションの選び方とは
使用感を大切にしよう
産後のママが使うクッションには、低反発タイプや高機能タイプなどがあります。座ったときのフィット感や弾力性などは、クッションによって違うので、出産前に店頭で座り心地を確認したというママも多いですよ。
授乳クッションは、中綿が詰まっている硬めのものだと、クッションに乗せた赤ちゃんの体重で沈むことなくスムーズに授乳できます。また、ある程度厚みがあると、ママの姿勢が前かがみにならずにすみますよ。
インターネットで購入をする際は、口コミなどを参考に選ぶとよいでしょう。
長く使いたいママは耐久性を重視して
産後クッションはママの体重が加わるので、使い続けていると弾力がなくなったり表面の素材が破れたりして劣化しやすいものです。中身の交換ができるものや、劣化しにくい高機能タイプだと安心ですよ。
授乳クッションの場合、赤ちゃんの体重が軽い間は快適に使えますが、日々重くなる赤ちゃんの体重で、少しずつ中綿が劣化していきます。中綿が劣化するとクッションが変形し、快適な使用感が得られません。
元々、硬さや厚みがあり、赤ちゃんの体重に耐えられるクッションを選びましょう。
手入れをしやすいものが便利
クッションに目立つ汚れはないかもしれませんが、生活している中でついてしまった小さな汚れがあったり、ほこりがついてしまったりすることがあります。
とくに、授乳クッションは赤ちゃんの吐き戻しやよだれ、汗などで汚れやすいものです。クッションが汚れたまま使い続けていると、デリケートな赤ちゃんの肌を傷つける原因にもなりかねません。
産後クッション、授乳クッションともにカバーを外して洗えるタイプだと手入れがしやすいですね。カバーだけではなく、クッション本体も洗えると常に清潔に保つことができて安心ですよ。
円座や授乳クッションのその後の使用方法
赤ちゃんのお座り補助になるデザインも
会陰切開の傷口が痛むのは産後約1カ月ほどですし、授乳クッションを使って赤ちゃんが母乳やミルクを飲むのも、生後3〜6カ月ほどが多いそうです。円座や授乳クッションは、それぞれ3,000〜10,000円ほどの出費となるため、なにかと物要りな時期に購入するか悩んでしまいますよね。
クッションによっては、妊娠後期には抱き枕、産後は授乳クッションや赤ちゃんのお座りの補助として形を変えて長く使えるタイプもあります。「授乳期間だけ使用するのはもったいない」と感じるママは、様々な使い方ができるものを選ぶとよいですよ。
咳が酷くて眠れないときに役立つ
部屋が乾燥しないように湿度を上げる、水分補給をする、ほこりが舞い上がらないように空気清浄機を使うなどの方法のほかに、授乳クッションを使うことも一つの方法です。枕の下にクッションを挟み、上体を少し起こした状態で寝ることで、呼吸が楽になって咳が和らぐ場合がありますよ。
この方法は、大人にも使えますので、咳が酷くて眠れないときにクッションがあると役立つでしょう。
素材を選べばレジャー仕様に
円座クッションの中にはラバー素材のものもあります。ゴム性の適度な反発力のあるクッションであれば、産後のケアや痔、おできで悩んでいるママのお尻や腰への負担を減らすことができますよ。また、レジャーやドライブ、長時間のデスクワークなどにも幅広く使えると人気です。
円座クッションは、産後すぐの悩みに使えるだけでなく、腰痛対策や背もたれなど、幅広い用途で使えるものが多いです。赤ちゃんとの生活は腰への負担が掛かりやすいので、クッションを使って少しでも負担が減るとよいですね。
まとめ
円座クッションや授乳クッションは、育児が始まったばかりの大変な時期に、ママと赤ちゃんのことを考えて設計された便利なアイテムです。それらをうまく使い、少しでも育児の負担を軽くしたいですね。
ママ自身への負担を軽減しながら、今しかない赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。