産後に備えて保育園の準備を!基本情報や上の子について確認すること
働くママにとって、子どもを保育園に預けることができるかは大きな問題です。しかし、保育園にいつから預けることができるのか、いつから準備を始めればよいのか分からないママも多いのではないでしょうか。今回は保育園の基本情報や、上の子がすでに保育園に通っている場合はどうなるのかなどについてご紹介します。
知っておきたい保育園の基本情報
保育園にはいつから預けられるの?
しかし、条件としては預かることができるとなっていても、1歳未満の赤ちゃんの保育に慣れている保育士がいない、受け入れに十分な設備が整っていないなど、預けることに不安を感じるケースもあります。園の環境や設備を事前にチェックしておくとよいでしょう。
また、予防接種が預かりの条件になっていることもあります。予防接種によっては接種時期が決まっていることがあるので、いつから接種可能かなどを調べ、スケジュール調整をする必要があります。
子どもを預かってくれる時間は
ただし、子どもの年齢によって決められた「認定区分」や、パパやママが働いている時間によって決められた「保育の必要量」によって、保育園に預けることができる時間の範囲は変わります。
例えば、子どもが3歳以上でパパママが共働きの場合は「2号認定」という区分に当てはまりますが、ママがパートの場合は「短時間」、フルタイムの場合は「標準時間」となります。
認定区分や保育の必要量による保育時間の範囲は園によって異なりますが、短時間では8:00~16:00、標準時間なら7:00~18:00となっていることが多いようです。
土曜日も預かってもらえるの?
こういった社会状況もあることから、土曜日も子どもを預かってくれる「土曜保育」を行っている園もあります。土曜保育の保育料や利用方法、保育内容、保育時間は園によって違いますので、事前に問い合わせておくとよいですね。
また、土曜日だけではなく年末年始やお盆など、企業によって幅がある休業に合わせて「任意保育」を行っている園もあります。年末年始やお盆休みが短い企業などに務めている場合は、利用できるかどうかを確認しておくと安心です。
産後に保育園探しを成功させるために
保育園探しのおおまかな流れ
園によって入園できる年齢、保育料、保育時間、園ごとの特色が違いますので、自分に合った条件の保育園を探してくださいね。
条件に合う園が見つかったら、実際に園を見学してみましょう。保育士さんやほかの子どもたちの雰囲気、園の設備などをチェックするとよいですよ。
入園したい保育園が決まったら、入園申し込みをしてください。空きがあればすぐに入園できますが、空きがない場合は空きができるまで、または4月まで待つことになります。
妊娠中にやっておきたいこと
また、待機児童が多い地域は、保育園に入る条件を満たしていても入園できないということもありますので、保育園は一つではなく、入園できなかったときのために候補を数カ所選んでおくとよいですよ。
産後すぐは体調が悪くなることも多く、外出が難しくなることも予想されるので、生後6カ月未満で預ける予定の場合は特に、妊娠中に保育園の見学をしておくとよいでしょう。
また、入園手続きに必要な書類のうち、事前に準備できるものを揃えておいてもよいですね。
保育園の見学や申込みについて
4月入園の申し込みは園によって違いますが、11月ごろから受けつけを開始する園が多いようです。
入園申し込み時期になると、園が説明会や見学会を開くことがありますが、見学は園に申し込めばいつでもできる場合がほとんどですので、日にちが合わない場合は園に相談してみてくださいね。
入園の決定や保留のお知らせは、早いところでは1月、遅いところでは3月になるので、不安な場合は事前確認しておくとよいですよ。