食欲がないのは出産が近い兆候？臨月で食欲が落ちる理由と対処法

2019,3,22 更新

ママの食欲がないときはどうすればよい？

食事の回数を増やして少量ずつ摂る

消化機能が弱っているときは、消化のよいものでも一度にたくさん食べてしまうと、うまく消化されず胃にも負担がかかります。

吐き気や胸やけを起こしてしまうと、食欲不振がさらに深刻になってしまう恐れがありますので、食べる量には気をつけてくださいね。

1回の食事の量を減らし食事の回数を3回から5回に増やすと、食べる量をコントロールしやすくなります。消化をスムーズにするために、できれば食事の間隔は2時間ほど空けるようにしてくださいね。

また、寝る直前の食事は胃の負担が大きくなるので、就寝2時間前には食事を済ませましょう。どうしてもお腹が空いて眠れないときには、ホットミルクがお腹に優しく安眠作用もありおすすめですよ。

消化のよいものを食べるように心がける

食べるものは胃腸に優しく、消化しやすいものを選びましょう。刺激の強いものや脂っこいものはできるだけ避けるようにします。

食べる量が普段より減りやすいので、不足しやすい鉄分やカルシウムなどを多く含む食材を意識して摂るように心がけてくださいね。野菜は、生より火を通したほうが消化がよくなりますよ。

次のようなものなら消化がよくおすすめです。

・お粥、雑炊
・温めた豆腐
・うどんやにゅう麺
・具だくさんのスープや味噌汁
・パン粥
・ホットミルク

また、食べるものだけではなく飲みものにも注意が必要です。冷たいものや糖分の高いものは胃に負担をかけてしまうので、なるべく常温か温かいものを飲むようにしてくださいね。

なるべくリラックスした状態で過ごす

臨月に入り、長かった妊娠期間も終わりに近づいてきました。大きいお腹を抱え、ぐっすり眠れず疲れが溜まることや、食欲不振で気分がすぐれないこともあるでしょう。

色々なことを考えすぎず、自分の好きなことをしながらゆっくり過ごしましょう。体調がよければ、外出して気分転換するのもおすすめです。

ゆっくり散歩をしたり、お気に入りのカフェでお茶を楽しんだりしてもよいですね。赤ちゃんが生まれた後は育児に追われるので、パパとの時間を楽しむママも多いようです。

夜は足湯を試してみてください。リラックス効果が高く、血行がよくなり寝つきがよくなりますよ。また、ゆっくりと呼吸するのもリラックス効果と安産が期待できておすすめです。

まとめ

食欲がなくなってしまうのは辛いですが、赤ちゃんに会えるのはもうすぐです。ママの食欲に合わせて、食べるものや食べ方を工夫することが大切ですよ。

赤ちゃんのために食べなくてはというプレッシャーもストレスになってしまいます。出産に向けて大切なのは、ママがゆったりとした気持ちでいることですよ。ストレスや不安を感じたら、上手に気分転換しましょう。

万が一、体重の減少が激しくなったり、胃腸の不快感が酷くなったりしたときは、医師に相談してくださいね。