1人目とはまた違う?2人目の出産も一生に一度のよい思い出に!
一度出産を経験していても、2人目の出産はどのようなお産になるか、誰にも分からないので不安になるママも多いですよね。2人目出産の不安のほかにも、上の子との関わり方や、これから迎える2人育児が心配な方もいます。ここでは、1人目と2人目の出産はどう違うのかや、2人育児の乗り越え方などをご紹介します。
1人目と2人目の出産、どう違うの?
2人目の出産は楽って本当?
まず、経産婦のほうがつわりが軽いという噂は、残念ですが嘘の情報です。つわりの軽い、重いには妊婦さんによって個人差が大きいですよね。1人目のつわりは軽くても、2人目のつわりは重いときもありますよ。
経産婦のほうが出産にかかる時間が短いというのは、1人目のときに赤ちゃんの通る産道が広がっているため、経産婦のほうが分娩時間が短く済むことは多いです。しかし、出産の痛みは同じなので楽と感じるかはママによって違いそうですね。
経験者だからこそ怖い?出産の痛み。
友人の話では、1人目を出産したときの痛みは忘れてしまっているものの、時間もかかり大変な思いで出産したため、2人目を出産するのが怖かったそうです。「2人目のほうが、早く生まれるよ」と周りに励まされても、陣痛がくるのが怖くて不安だったと話してくれました。
実際に陣痛がきてからは何も考えられず必死だったそうなので、2人目の出産もあっという間に感じたそうですよ。
同じ出産が無いからこそ、大切な思い出に。
先輩ママの話では、1人目のときは自然分娩で安産だったそうです。2人目も「1人目と同じように出産したい」と思っていたそうですが、2人目は陣痛の途中で赤ちゃんの心拍が落ちてしまい、緊急帝王切開になって怖かったと話してくれました。赤ちゃんの元気な泣き声を聞いたときは、ホッとして涙がでたそうですよ。
安産で出産しても、帝王切開でも、どの出産も人生に一度しか経験のない大切な思い出ですよね。育児日記などをつけてそのときの気持ちを忘れないように記録するのもよいでしょう。
2人目だからこその悩みあれこれ。
里帰り出産はする?しない?
里帰り出産をする場合、出産してからしばらくの間、ママがゆっくりすごせることがメリットですよね。しかし、上の子と一緒に里帰りする場合はよいですがママと赤ちゃんだけで里帰りする場合は、上の子のお世話を誰かに頼まなければならなくなります。
里帰り出産をしない場合、退院後すぐに元の生活に戻れる所がメリットですよね。しかし、退院後はママの体調が安定していないこともあったり、上の子と赤ちゃんのお世話で大変だったりするので、周りの人のサポートが必要でしょう。
1人目のケアはどうする?
上の子は赤ちゃんが生まれたことによって、「ママをとられた」「ママは赤ちゃんのことばかりで、自分のことを見てくれていない」と感じてしまうことがあります。パパやママは今までどおり上の子に接していても、上の子は寂しく感じていることも…。
赤ちゃん返りがあったり、上の子の様子がいつもと違ったりするように感じたら、上の子とスキンシップをとり「大好きだよ」と言葉で伝えてあげましょう。
産後の生活、2人育児のスタート!
まず、1番大切なのは「赤ちゃんよりも、上の子を優先すること」です。赤ちゃんと上の子が同時に泣き始めた場合は、上の子から抱っこしてあげましょう。
また、赤ちゃんのおむつ交換や授乳をするときも、上の子に「おっぱいあげてもいい?」と声かけすることが大切です。上の子が「いいよ」といってくれたあとにお世話を始めると、上の子がヤキモチを焼いて邪魔をすることも少なくなりますよ。
2人目の出産準備はこれが大事!
買い足すもの、便利なアイテムはこれ!
新しく買い足すもの
・おむつ、おしり拭き
・沐浴セット(沐浴剤やベビー用保湿ミルクなど)
・ガーゼ
・哺乳瓶の乳首
・新生児用綿棒
また、上の子と生まれる季節が違う場合は、肌着やベビー服、ベビー布団や毛布なども買い足す必要がありますね。
「1人目はベビーベッドを使わなかった」というママも、2人目は赤ちゃんの安全を守るためにベビーベッドやハイローチェアがあると育児がしやすく便利ですよ。