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出産後に名前を決めよう!名付けや届け出、命名紙について

出産後に名前を決めよう!名付けや届け出、命名紙について

子どもの名前は一生ものです。名付けの方法や気をつけることを知り、よい名前を付けたいですよね。また、期限が近づいても名前が決まらないと焦ってしまいます。必要な届け出や、間に合わなかったときの対処方法も紹介します。名付けの記念になる命名用紙についても参考にしてください。

出産後の名前決め方と気をつけること

赤ちゃんの名前決めの方法は?

赤ちゃんの名前決めの方法は、1つではありません。自分がよいと思う方法から考えてみましょう。

・親から1文字もらう
古くからある親の名前を継ぐという方法です。

・有名人の名前
憧れや目標の有名人の名前をもらいます。

・生まれた季節の漢字やイメージ
春生まれなら「春」「桜」などがあります。

・赤ちゃんへの願い
優しい子に育つように「優」という字を入れたり、そのまま使ったりします。

・生まれた年のできごと
人類が月に行ったときに「朋子」という名前が流行ったそうです。

・響きがよい
呼ばれ続ける名前なので、響きのよさも大事です。

・好きな漢字
名前に付けたい字が決まっている人もいます。

・画数
画数を調べて、それに合った漢字を組み合わせます。
2017年の名前ランキングを男女別に紹介します。読み方が複数ある名前は、一番多い読み方になっています。

【男の子】
1位:大翔(ひろと)
2位:蓮(れん)
3位:樹(いつき)
4位:悠真(ゆうま)
5位:陽太(ひなた)
6位:蒼(あおい)
7位:湊(みなと)
7位:颯真(そうま)
9位:陽翔(はると)
9位:陽斗(はると)

【女の子】
1位:陽葵(ひまり)
2位:葵(あおい)
3位:陽菜(ひな)
4位:結衣(ゆい)
5位:凛(りん)
6位:咲良(さくら)
6位:結菜(ゆいな)
8位:結愛(ゆあ)
9位:心春(こはる)
10位:杏(あん)
10位:紬(つむぎ)

男女ともに「陽」という字が人気ですね。最近は3文字以下の名前が多い傾向にあります。

【2017年度】人気の名前トップ10

字画は統計上の根拠はない!

字画占いの歴史は浅く、昭和4年に発行された雑誌「主婦の友」の付録「姓名の神秘」が始まりだといわれています。占い師ではなく編集者が作ったものが流行って、今に至るそうです。

今では字画占いのサイトがたくさんありますが、結果にバラつきがあります。字画占いには流派があるようです。とはいえ、大吉から大凶になるような極端な変化はありません。

字画占いに統計上の根拠はありませんが、本人が字画を気にする場面もあります。特に女の子は占いをして遊ぶことが多いですよね。友達と一緒に占いをして、毎回よくない結果では、気分が沈んでしまいます。これを重要な問題と取るかどうかは人それぞれでしょう。

また、縁起担ぎとして字画を考慮するという考えの人もいるようです。

名前の届け出について知っておこう

名前の届け出、いつまでに提出したらいい?

赤ちゃんの名前が決まったら届け出をしましょう。届け出の期限は、生まれた日から14日以内で、国外の場合は3カ月以内となっています。

14日目に役所が開庁していない場合の期限は休み明けになります。時間外でも受理してもらえるので、平日の昼間に行くのが難しい場合は確認してみましょう。お盆などの大型連休に重なる可能性がある場合、事前にホームページで確認するか、問い合わせておくと安心ですよ。

届け出できる場所は「父母の本籍地」「届け出人の所在地」「出生した場所」のいずれかの区市町村です。基本的にはパパかママが行くことになっています。しかしどうしても都合のつかない場合は、同居人、出産に立ち会った医師、助産師の順で、届け出が可能となっています。

提出時に必要なものはなに?

提出時に持って行くものは「出生届の用紙」「届け出人の印鑑」「母子手帳」です。自治体により持って行くものが追加されていたり、子ども手当の申請書も一緒に提出することがあります。提出時に持って行くものは、自治体に直接確認するとよいでしょう。

届け出に関しては、母子手帳をもらうときに説明があるかもしれませんので、その場合は分かる場所に保管しておきましょう。

出生届の用紙は、自治体の窓口やホームページから入手できますが、病院に用意されていることもあります。用紙には病院の記入欄があるので、ギリギリでお願いすると提出期限に間に合わなくなってしまうこともあります。記入をお願いしてから受け取れるまでの期間を確認しましょう。入院中に済ませてしまうのが理想ですね。

名前が決まらず、期限内に提出できない!

名前が決まらずに期限が来てしまった場合でも、届け出をすることは可能です。書類の名前の部分を空白にしておくか「保留」と書いた状態で提出します。この場合、名前が決まり次第「追完届」を提出しましょう。

追完届を提出した場合、戸籍にその流れが記載されるので、あとで本人が見たときに分かってしまいます。まずはそういうことが無いよう努力しましょう。

もし、期限内に提出しなかった場合、受理されないということはありません。しかし日数が経ってから出すと、期間経過通知書という書類を書くことになり、簡易裁判所で審査をします。正当な理由が無かった場合は、戸籍法第135条により、5万円以下の過料を請求されることがあります。前科にはなりませんが注意しましょう。

命名紙の書き方やおすすめ命名紙

習字で命名紙を書きたい!方法は?

命名紙は、正式の場合「奉書紙」略式の場合「半紙」を使い、筆または筆ペンで書きます。

奉書紙は三つ折りするので、左・中央・右の三つの部分に分かれます。

(裏・中央の部分・右から)
「平成三十年一月一日生」(赤ちゃんの生年月日)
「命名 大翔」この部分が真ん中に来るように書きます。
「父 山田太郎」
「母 花子」
父母の下「長男」(続柄)

(裏・左の部分・右から)
「平成三十年一月七日」(お七夜の日)
「山田太郎」(命名した人)

最後に、表の中央に「命名」と書いて三つ折りにし、三宝に乗せて神棚に飾ります。

略式の場合は、正式の裏の中央の部分に書いたものと同じ内容を書いたり、中央「命名 大翔」左「平成三十年一月一日生」と書いたりします。
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