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二卵性の特徴や一卵性との違いとは?一卵性とは違う双子の特徴とポイント

二卵性の特徴や一卵性との違いとは?一卵性とは違う双子の特徴とポイント

二卵性双生児の育児で気を付けること

多胎妊娠中に気を付けたいこと

女性の体は本来1人の赤ちゃんを妊娠、出産するようにできています。そのため、双子を妊娠するということはそれだけで様々なリスクをともなっています。

【妊娠高血圧症候群】
子宮が大きくなり血流が増えることで、心臓などの循環器への負担も大きくなり、血圧が上昇することから、単胎妊娠の約6倍も発症リスクが高くなります。食事は塩分を控え目に、マッサージや着圧ソックスで血流をよくしましょう。

【早産(切迫早産)】
単胎妊娠と比べて早い時期から子宮内が狭くなるので、お腹が張りやすく、子宮頚管が短くなったり子宮口が開き始めたりするなど、妊娠中期から後期にかけて早産、切迫早産になる可能性が高まります。お腹に負担のかからない体勢を意識しましょう。

【むくみ】
お腹がせり出て足の静脈が圧迫されると、血流がわるくなり足がむくみやすくなります。マッサージで血流をよくして体が冷えないようにしましょう。

【貧血】
貧血のリスクは単胎妊娠の2倍あります。赤ちゃんの発育がわるくなる、産後の母体回復の遅れや母乳の出がわるくなるという心配があるので、意識的に鉄分を摂取しましょう。

双子の育児中に気を付けるポイントとは

赤ちゃんが2人いるということは生活リズムが二つあるということです。その生活リズムがずれていると、ママは付きっ切りで睡眠時間もなくなってしまいますので、最初のうちは意識して同時に起こしたり寝かしつけたりして合わせましょう。

生活リズムを合わせると授乳のタイミングも同じになります。一見難しそうですが、搾乳した母乳を哺乳瓶で飲ませたり、哺乳瓶を手で持たずに固定させるクッションを利用したりすれば、母乳でもミルクでも同時に授乳することは可能になります。

双子育児をしていると、並んでいる2人をつい比べてしまうこともあると思います。でも二卵性の場合は特に顔や体つき、成長スピードも違ってきますので、よくない部分やできない部分に目を向けるのではなく、それぞれの個性を見守ってあげましょう。

そして双子育児をする上で一番気を付けなければいけないのが、ママ1人ですべてをこなそうとしないことです。1人を育てるだけでも大変なのですから、決して無理をせずに周りにどんどん甘えましょう。双子を持つパパママが周りにいると悩みを共有できるので心強いですね。

まとめ

二卵性だと男女両方の双子もあり得ますし、顔もパパママから違うところをもらってあまり似ていないこともあります。それぞれの異なる表情が楽しめるのは二卵性ならではですよね。

生まれた瞬間から同い年の兄弟姉妹がいるなんて普通では考えられないことですが、せっかく双子として生まれてきてくれたのなら、お互いに支え合って、助け合ってほしいものです。

双子育児は育児本どおりにいかなくて当たり前です。ママは決して完璧を求めずに、できないものはできないと割り切って、滅多にできない経験を楽しんでくださいね。
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