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6歳の男の子の身長は?健やかな成長のために親ができること

6歳の男の子の身長は?健やかな成長のために親ができること

幼稚園から小学校へと環境が変化する6歳児の身長はどのくらいなのでしょうか?特に男の子は背が低いと小学校生活で支障がないかと心配になることもあるかもしれません。できるだけ健やかに成長できるように、親ができることをしてあげたいですね。6歳の男の子の身長についてまとめました。

6歳の男の子の平均身長と身長を伸ばす方法

6歳の男の子の平均身長

厚生労働省によると、6歳の男の子全体の平均身長は116.5cmだそうです。6歳0カ月の男の子の平均身長が113.3cmで、その1年後の平均身長が119.1cmですから、1年で平均5.8cm伸びることになります。

この平均身長も昭和23年の6歳児と比較すると10cm以上も高くなっていますが、近年は少しずつ低くなる傾向にあるようです。スマホやゲームや塾などの影響によって、食事や睡眠、運動などが乱れて成長に影響を与えているのかもしれませんね。

この平均身長は、あくまでも目安です。身長も身長の伸び方も個人差がありますから、個人の成長を大事に見守りましょう。身長は成長曲線につけてみて、どんな伸び方をしているかが大切なのです。

気になるときには成長曲線のチェックを

母子手帳に成長曲線の表が載っているのは知っていますか?健診を受けるたびに成長曲線に書きこみをしてきたママも多いのではないでしょうか。

成長曲線は、横軸が年齢で、縦軸が身長になっており、各年齢の平均身長が書いてありますので、子どもの身長をつければ一目で平均身長より高いのか低いのかがわかります。

また平均値の上下に2本ずつ線がありますが、これは平均値からどの程度隔たりがあるかを示す、標準偏差です。この一番上の線よりかなり上であるか、一番下の線よりかなり下の場合は、病気の可能性が出てきますので、病院へ行って相談してみましょう。

伸びる時期は個人差がありますから、成長曲線に沿って緩やかにでも伸びていたら、心配ありませんよ。

身長を伸ばすには成長ホルモンの分泌を促す

子どもの身長が平均より低かったら、気になるママも多いでしょう。特に男の子だと余計に気になりますよね。そんなママは、身長を伸ばすために成長ホルモンの分泌を促してみましょう。

子どもの骨の両端には、それぞれ「骨端線(こったんせん)」という部分があります。この骨端線に存在している「軟骨芽細胞」が増えていくことで、子どもの骨が成長して身長が高くなります。

大人の骨はこの骨端線が硬くなってしまって、もう身長は伸びません。ですから子どものうちにこの軟骨芽細胞を増やすために、成長ホルモンの分泌が大切になってくるのです。

成長ホルモンの分泌を促すためには「栄養バランスのよい食事をとる」「運動をする」「睡眠をきちんととる」の三つが必要とされています。

成長ホルモンを促すために「食事編」

バランスのとれた食事で成長を促そう

子どもの食事は好きなものだけを食べていたり、朝食を抜いたりしていませんか?食事の栄養素が偏ると身長が伸びにくくなるといわれています。

成長を促すためには、五大栄養素といわれる「たんぱく質・脂質・糖質・ミネラル・ビタミン」が入ったバランスのよい食事をとることが大切です。さらに成長期には「鉄分・亜鉛・脂肪・カルシウム」の四つも意識してとりたい栄養素です。

バランスのよい食事は、炭水化物が50%、ほかの食品を50%とるとよいともいわれています。子どもが米やパン、麺類、野菜、海草類、魚・肉・卵・大豆のタンパク質、牛乳・乳製品などを食べられるように意識しましょう。骨、筋肉のもとになるタンパク質や、骨に必要なカルシウムは特に積極的に摂取した方がよいですね。

五大栄養素を上手にとろう

五大栄養素をとるのがよいと分かっても、バランスのとれた食事を毎日作るのも大変ですね。そのため、ポイントを押さえて上手に食べられるように工夫してみましょう。

朝食は糖分が含まれ、脂肪をエネルギーとして燃焼しやすくする効果もあるご飯を中心に、肉や魚、卵、乳製品などのタンパク質を食べましょう。朝食は一日の始まりの大切な食事ですから、食べる習慣をつけてくださいね。

昼食は、6歳児なら給食やお弁当が多いですから、バランスがとれている子がほとんどでしょう。

夕食は朝と昼にとれなかった栄養分を意識してとれるとよいですね。炭水化物を中心に、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンをとるようにし、カルシウムが入った食材を取り入れましょう。

偏食がある子どものお役立ちメニュー

6歳児といえば、嫌いなものがある子がほとんどではないでしょうか。幼稚園や小学校の給食では苦手なものを食べても、家では食べないという子も珍しくありません。

給食で食べられているのであれば、無理に家で食べられなくても心配はないですが、必要な栄養素に偏りがある場合には、ママがメニューを工夫してみましょう。子どもが食べないものは、なぜ嫌いなのかを聞くとよいですよ。

見た目、味、食感などが嫌な場合が多いでしょうから、見た目や味が分かりにくくなるように細かく切ってハンバーグに混ぜる、カレーに入れるなどすれば、気づかずに食べてくれることも多いでしょう。

味が嫌な食材の場合は、嫌いな野菜をお肉で巻くなどして、好きな物と一緒に食べると食べることができるかもしれませんよ。
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