4歳のお出かけにベビーカーは必要?ベビーカー卒業のタイミングとは
3歳ぐらいまでは、なにも考えずに活用していたベビーカーも、子どもが4歳になると「そろそろ卒業かな?使っているとおかしいかな?」と考えるママも多いですよね。そこで今回は、ベビーカーはいつまで使えるのか、4歳児をベビーカーに乗せてお出かけするのは変なのか、ベビーカーの卒業時期などについてお話しします。
ベビーカーはいつまで使えるの?
ベビーカーの体重制限をチェックしよう
ベビーカー購入時についていた説明書を読んで、ベビーカーの体重制限をチェックしてみましょう。ベビーカーの種類やメーカーによって、体重制限の数値は変わってきます。表記されている体重を子どもが超えている場合、使用中のトラブルにつながる恐れがあるので、気をつけるようにしたいですね。
一般的に、海外製のベビーカーは日本製のベビーカーよりも体重の上限が大きく、長く使うことができるようです。少しでも長くベビーカーを使いたい場合、海外製で探してみるのもよいですね。
バギーなど子どもの成長に合ったものを
A型のベビーカーは、生後1カ月ぐらいから使用可能であり、まだ首の座っていない赤ちゃんを安全に乗せることができるよう、背面部分のクッションが分厚い設計になっています。
それに比べB型は、生後7カ月ごろから使用でき、A型に比べ軽くてコンパクトなのが特徴です。折りたたんで持ち運びしやすいタイプのものがほとんどです。バギーは、日本の規格ではこのB型に相当します。
子どもの成長に合わせてベビーカーを使い分けるようにしましょう。
何歳まで使うかはそれぞれ
何歳まで使うかは、子どもの体力や性格、家族のライフスタイルなどの事情にもよるので、人それぞれですよ。「周りがあまり使っていないから」といって気にしすぎないことも大切です。
事情を知らない人は、「もう4歳なのにまだベビーカーなの?」と声をかけてくることがあるかもしれませんが、ママがまだベビーカーを必要だと感じるのであれば、気にせず安心して使ってくださいね。
周りの目を気にするあまり、ママが無理して子どもを抱っこし、腰を痛めるといったことがないように気をつけてください。
4歳をベビーカーに乗せてのお出かけは変?
各家庭によって事情はさまざま
ヨーロッパでは、4歳ぐらいの子どもがベビーカーに乗っている姿を見ることも決して珍しくありません。それよりもママと子どもが体力的に無理をするほうが心配です。
たとえば、子どもがすぐに「ママ、抱っこ」とせがんでくる場合、ママは子どものグッズが入ったバッグを持った上で、子どもを抱っこしなければなりません。パパがいればお願いできるかもしれませんが、ママ1人だとなかなかそういうわけにはいきません。
特にママが腰痛持ちだったり、小柄だったりする場合は体力的に大変ですよね。
テーマパークなどではあると便利
子どもが歩くのに疲れ、ぐずり始めたらベビーカーに乗せることができます。抱っこしなくて済むので、ママやパパに体力的な負担が少ないのは大きなメリットです。
ディズニーランドやUSJのような、アトラクションの待ち時間が長いテーマパークの場合、待ち時間に子どもが疲れて眠ってしまうことも珍しくありません。こんなときもベビーカーがあれば寝かせることができるので助かります。
また、人が多い場所では無理に子どもを歩かせるよりも、ベビーカーに乗せたほうが安全なこともありますよ。
遠出や荷物の多いときはあってもよいかも
遠出のお出かけのときは、念のためベビーカーを持参すると安心かもしれません。バギーやB型のベビーカーなら、折りたたみでき軽量タイプのものがほとんどなので、持ち運びも楽です。
折りたたんだベビーカーを肩から斜め掛けにして運ぶことができるストラップを付けておくと、持ち運びにも困りません。
子どものおやつや水筒、着替えなどで大荷物になってしまう場合にも、ベビーカーがあれば子どもと一緒に乗せることができるので、体力的に楽なので安心です。
ベビーカーのやめどきはいつ頃?
自分で歩きたがるときがベストなタイミング
一般的には、しっかりと自分の足で歩くことができるようになる2~3歳頃が多いようですが、子どもの体格や性格によるところも大きいので、わが子の様子を見ながら考えるようにしたいですね。
まずは近距離のお出かけから、ベビーカーなしで出かけることを始めてみましょう。子どもがまだベビーカーに乗りたがることが多い場合は、無理にやめる必要はありません。
「もう4歳なんだから」といって無理にやめさせると、かえってベビーカーに執着してしまうケースもあるので注意したいですね。あくまでも子どもの自主性を尊重するようにしましょう。