入園式で着るのにふさわしい着物は?上品な装いで門出を引き立てよう
着物にふさわしい帯や小物をあわせる
着物自体に格があるように、合わせる帯や小物類にも格や決まりがあります。例えば、帯には袋帯や名古屋帯などの種類がありますが、名古屋帯はカジュアルな帯なのでフォーマルな装いの場合には避ける必要があります。金糸や銀糸が多く使われているものは正装に合わせる帯なので、訪問着や色無地、付下げにはふさわしくありません。着物の格や着るシーンに合わせる必要がありますよ。
着物を着るときには半襟や帯揚げ、帯締めなど小物類も数多くありますが、これらも着物の格や着る人の年齢、シーンによって選ぶべきものに決まりがありますので、注意が必要ですね。
雨だった場合や寒さ対策も事前に考えておく
足袋を履くことになるため、ストッキングやタイツを履くわけにもいかず、寒さ対策は無理だと思うかもしれませんが、5本指や着物用のストッキングがあるので用意しておくとよいですよ。
当日は雨が降ることも考えられます。レインシューズの代わりに草履に被せる雨除けの草履カバーがありますので、念のため用意しておくとよいですね。足袋が濡れてしまった場合に使う予備の足袋も準備しておくと安心です。せっかくの着物を濡らしてしまわないように、大きめの傘や着物用のレインコートがあると便利ですよ。
まとめ
着物にはTPOがあり、格と呼ばれるものもあります。入園式にふさわしい装いを選ぶ必要もあるので、事前に調べたり、着物の知識がある方にアドバイスをしていただいたりすると失敗せずにすみますよ。