子どもとの海外旅行で知っておきたい!持ち物や注意点、おすすめの国
子どもと一緒に海外旅行に行くというのはなかなかハードルが高いものですが、いろいろな経験ができるので、ぜひ子ども時代に経験させてあげたいことの一つです。一人旅や夫婦での旅行とはまた違った注意点がありますので、家族旅行の計画前にしっかりチェックしておきましょう。
海外旅行の前に調べておきたいこと
航空会社ごとの子連れのルール
海外となれば、0歳児であってもパスポートが必須。チケットは、航空会社によってはインファントといって大人1人につき、膝の上に座れる2歳未満の子どもは無料というところもあります。
対象年齢や子ども料金の設定も航空会社ごとに異なりますので、事前に調べておくことをおすすめします。また、最近はやりのLCCではドリンクなども有料になりますので、ミルク用のお湯を哺乳瓶に入れて持ち込むなど対策が必要です。
航空会社によってはおむつの用意や専用のベビーキットがあることもあります。
おむつなど最低限の現地のフレーズ
アルファベットすら使わない国も多くありますので、必要最低限の現地の言葉やフレーズを用意しておきましょう。覚える必要はないので、メモ書きやガイドブックについている辞書にマークをつけるだけでも十分です。
英語であっても「おむつ」や「消毒薬」などの言葉はとっさに出ないものです。子どもと一緒ということを頭に入れて緊急事態に備えましょう。
いざというときにあせらないよう、旅行中はメモや辞書をいつでも携帯しておいてくださいね。
子どもを対象とした海外旅行保険
旅行先にもよりますが、アメリカなどでは無保険での医療費は日本では考えられないくらい高額になります。アメリカではありませんが、友人家族は初めての海外旅行で子どもがはしゃいでホテルのベッドから落ち、額を縫って11万円ほどの出費になったと嘆いていました。
子どもとの旅行はとくに海外旅行保険に加入しておくほうが安心です。クレジットカード付帯の海外旅行保険もありますが、子どもの保障がない場合は子どものみ別の海外旅行保険に加入する方法もあります。
忘れずに持って行くべきものとは
飛行機対策に飲料やおもちゃ
国際線では液体の持ち込みが制限されますが、赤ちゃん連れに限ってはミルク用のお湯や飲み物などを持ち込むことが許される場合があります。水筒を持っていれば、機内でお湯をもらうことも可能ですが、赤ちゃんの場合飛行機が上昇する際に耳が詰まって泣いてしまうことが多いので、できれば搭乗前に飲み物を用意しておいたほうが安心です。
フライト時間が長ければ、ぐずって泣いてしまったりじっとしていられなくなったりすることも考えられます。気分転換になるおもちゃなども忘れずに。
日焼け止めや薬などの衛生用品
また、現地の季節や気候に合わせて日焼け止めや虫よけスプレーなども準備しておきます。海外の蚊は子どもが刺されると赤く腫れあがるだけでなく伝染病の心配もありますので、熱帯の地域に行く場合は特に必需品です。
どこでどのような病気が流行っているかも事前にチェックできますので、厚生労働省の海外感染症発生情報などを参考にしましょう。必要に応じて、予防接種なども検討してください。
薄手の長袖やタオルなどの気温差対策
大人は自分で着るもので体温を調整できますが、子どもの場合は大人が気を付けてあげないと風邪をひかせてしまうことも。まずは薄手の長袖や身体をくるめるようなタオルなど、かさばらなくて簡単に脱いだり着たりできるものを1枚用意しておきましょう。
予備の服をたくさん抱えて歩くことはありませんが、子どもはいつどこで服を汚したり、びしょぬれになったりするか予想がつきません。おむつが外れたばかりの子は特に必要最低限の着替えなど用意すると安心ですね。
子どもとの海外旅行におすすめの場所
ハワイやグアムなどのビーチ系
子どもができたらぜひ一緒に行ってみたい!という希望もよく耳にしますので、毎年多くの家族連れが訪れているのも納得です。メジャーな観光地がおすすめなわけは、楽しいスポットが豊富なことだけでなく、日本語が通じるホテルや子連れファミリーにやさしい施設やサービスなどが充実しているということもあるからです。
ビーチでくつろいだり、お散歩をしたり、マリンスポーツなど様々なアクティビティがありますので、年齢問わずに楽しめます。