ベビーカーで赤ちゃんとお出かけ!月齢や季節で外出時間を考えよう
ベビーカーで外出するときに気をつけること
外出は授乳後20~30分後がベスト
避けたほうがよいのは、赤ちゃんが空腹のままお出かけしてしまうことです。「そろそろ授乳の時間だけれど、赤ちゃんが寝ているし出発しちゃおう」とお出かけするママも多いですが、途中で赤ちゃんが起きると空腹でぐずるため授乳する場所を探したり、赤ちゃんをあやしたりと、ママが大変になってしまいます。
授乳後しばらくすると赤ちゃんはお腹がいっぱいで眠くなるため、そのタイミングならスムーズに移動できるでしょう。
雨が降りそうな日は短距離でも雨具の準備を
雨が降りそうなときは、近場のお出かけでも雨具の準備が大切です。ママはベビーカーを押すと両手が塞がるので、カッパを持っておくと安心ですよ。ベビーカーには、ベビーカー専用のレインカバーをつけましょう。レインカバーをつけるとベビーカー全体を覆うことができるため、赤ちゃんが濡れる心配がありません。
雨具の準備がないと急に雨が降ったときにママが焦って、事故に遭う危険性も考えられます。心に余裕を持って行動できるように、事前にしっかりと準備することが大切です。
ラッシュ時の公共交通機関の利用は慎重に
ラッシュ時は電車やバスの中が、たくさんの人で混み合うため大人でも辛いと感じますよね。ベビーカーに乗っている赤ちゃんは大人の太ももくらいの位置にいるため、混雑している場所で過ごすと体調を崩すことがあります。また、ママが自由に身動きが取れないと、赤ちゃんに何かあったときに守れないので、なるべく空いている時間に利用することをおすすめします。
ラッシュ時にどうしても利用しなくてはいけないときは、周りの人に気を配りながら慎重に行動しましょう。
ベビーカーでお出かけするメリット
赤ちゃんの脳によい刺激を与える
脳への刺激は五感の発達にとっても重要です。多くの刺激を受けることで子どもの五感は育まれ、創造性、思いやり、直感力、観察力などにもよい影響を与えます。こういった感性を磨くことが、将来のコミュニケーション能力につながるといってもよいでしょう。
また、脳の発達は3歳までに約80%完成するといわれています。ということで、小さいうちにたくさんの刺激を受けられるとよいですよね。たくさん話しかけながらのお出かけも脳の刺激になりますよ。
生活リズムの安定につながる
ただベビーカーに乗っているだけの赤ちゃんですが、少しの時間でも外出すると疲れるものです。子どもは日中にたくさん遊んでいると夜の寝つきがよくなるといわれていますよね。日中の活動で疲れて、夜には自然と眠たくなるといった生活を繰り返していくと、生活リズムが安定していくでしょう。
また、日中に太陽の光をたくさん浴びることで「昼はお散歩する時間」「暗くなったら寝る時間」という区別ができるようになってきます。夜、しっかり寝てもらうためにも積極的にお出かけを楽しみたいですね。
ママにとっても息抜きになる
ベビーカーでわざわざお出かけするのは「準備が大変」「疲れているのに歩くのが面倒臭い」などと思われるかもしれませんが、外の空気を吸いながらゆったりとした時間を過ごすことはママにとっても息抜きになりますよ。
また、家の中に引きこもってばかりいると、何となく不安な気持になってネガティブなことを考えがちです。ストレスを抱えているときこそ、気分転換をするつもりでお出かけしてみましょう。
日中のお出かけで疲れた赤ちゃんは夜早く寝てくれるかもしれません。そうすればママの時間も増えますよ。
まとめ
また、「お花がきれいに咲いているね」「わんわんがいるよ、可愛いね」など、たくさん話しかけて赤ちゃんとコミュニケーションを取るとよいですよ。会話ができなくても色々な反応をしてくれる赤ちゃんを見ると、パパやママは癒やされますよね。