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赤ちゃんと海へお出かけ。海で楽しく遊ぶための必需品や注意すること

赤ちゃんと海へお出かけ。海で楽しく遊ぶための必需品や注意すること

時間帯や服装などで直射日光を避けよう

直射日光は赤ちゃんにとって刺激が強く、体に負担がかかってしまいます。海にいくと炎天下の中で遊ぶことが多いので、海で遊ぶ時間帯や服装などを工夫して直射日光をなるべく避けましょう。

紫外線は、午前10時頃~午後2時頃までが一番強くなるといわれています。ですから、なるべくその時間帯に海で遊ぶのは避けて、日差しの弱い朝か夕方に遊ぶことをおすすめします。

また、浜辺で遊ぶときにはラッシュガードや帽子を着用させて直射日光を避けましょう。パラソルやテントの中の日陰で遊ばせるのもよいかもしれませんね。

日陰で遊ばせていても高い気温の中で長時間すごすことは、赤ちゃんの体に大きな負担を与えます。赤ちゃんは体温調節がうまくできないので、しっかり様子をみてあげましょう。

こまめに水分を摂るなど熱中症対策を十分に

赤ちゃんと海にいったときに注意が必要なのは、熱中症対策です。赤ちゃんの体はまだまだ未熟で弱いので、熱中症になりやすく重症化することもあります。ですから、パパやママが赤ちゃんの体調管理をしっかりしてあげることが大切ですね。

熱中症にならないために大切なのが、こまめな水分補給です。授乳以外にも、白湯やベビー麦茶、塩分が入っているベビー用のスポーツ飲料をしっかり飲ませるようにしましょう。

初めての海にたくさん刺激を受けて、知らない間に赤ちゃんの体力が奪われている可能性もあります。「さっきまでは元気に遊んでいたのに、急にグッタリしてしまった」というようなこともあるので炎天下で長い時間遊ばせず、なるべく日陰で遊ばせるようにしましょう。

赤ちゃんと海の中で遊ぶ時の注意点

赤ちゃんから目を離さない

海は潮の満ち引きがあったり急に深くなる場所があったりと、プールなどで水に慣れている赤ちゃんでも溺れる危険があります。「浮き輪やアームヘルパーをつけているから安心」と思わずに、赤ちゃんから目と手を離さないことが重要です。

波打ち際や浅瀬の海で遊ばせるときも、注意が必要です。赤ちゃんが転倒して水に顔が浸かってしまう可能性があるので、海に入るときは必ずパパかママが赤ちゃんのそばにつき、離れないようにしましょう。

友人に聞いてみると、1人でしっかり歩ける幼児でも浅瀬の海で溺れてしまうケースがあるので、赤ちゃんは特に目を離さないように注意していると話してくれました。潮の満ち引きで流される危険性があることも常に頭に入れながら、海遊びを楽しんでいるそうですよ。

海水につかるのは1回5分を目安にする

赤ちゃんは体も小さいので、すぐに体が冷えてしまいます。また、海水は赤ちゃんのデリケートなお肌には少し刺激が強いので、海水につかるのは1回5分くらいを目安にしましょう。

5分くらい海水でつかって遊んだら水から上がって、バスタオルなどで赤ちゃんの体を拭いて温めたほうがよいでしょう。赤ちゃんの体温は下がりやすいので注意が必要ですよ。海水につかってから5分もたっていないのに、赤ちゃんがガタガタ震えていたり唇が青くなったりしている場合は、すぐに水から上がって体を温めてあげましょう。

先輩ママに聞いてみると、赤ちゃんが生後8カ月の頃に初めて海に連れていったそうです。海水に入って2分くらいすると、赤ちゃんの体がガタガタ震えていたのですぐに上がったそうですよ。

肌にトラブルがあれば海には入れないこと

海は塩分を含んでいるので、赤ちゃんのお肌には少し刺激が強いかもしれません。魚や鳥、様々なバイキンが生息していますし、人が多い海水浴場の場合は海がキレイなのか不安になりますよね。

赤ちゃんのお肌に傷や肌荒れがある場合は、海にはつからないほうがよいでしょう。海水が傷にしみて痛がる可能性がありますし、症状が悪化することもあります。傷口から細菌が入ってしまい感染症にかかる危険性もあるので、注意が必要です。

また、赤ちゃんの口に海水が入ると胃腸炎を起こすこともあります。赤ちゃんのうちは、海水や砂などが顔にかからないように気をつけましょう。海水から上がったら、真水でしっかり赤ちゃんの体を流してあげるとよいでしょう。

赤ちゃんと楽しめるおすすめな海の条件

波が穏やかな遠浅のビーチ

赤ちゃんと海にお出かけする場合は、波が穏やかな遠浅のビーチにいくとよいでしょう。波が高い海は赤ちゃんが流されてしまう危険性がありますし、水深が深い海だとパパやママが足を取られる可能性もあるので、浅瀬の海が安全でしょう。

友人に聞いてみると、赤ちゃんを連れて海にいくときは遠浅の海を選ぶようにしているそうです。パパやママの膝くらいまでの水深の所だと赤ちゃんにとっては充分な深さがあるので、たくさん遊ばせられるそうですよ。また、上の子がいる場合も遠浅の海のほうが危険が少ないので、家族みんなで海遊びを楽しめると話してくれました。

しかし、遠浅の海だからといって100%安全とはいいきれません。遠浅の海で特に注意が必要なのが、離岸流です。離岸流は流れが非常に速く、大人でもあっという間に沖まで流されてしまいます。離岸流に巻き込まれて人が亡くなる事故は、残念ながら毎年発生していますよね。

離岸流が発生しやすい場所は調べると出てくるので、海にいく前に確認しておきましょう。安全な海でも赤ちゃんから目を離さないようにすることが大切ですね。

休憩できる海の家があるビーチ

赤ちゃんを海に連れていく場合は、海の家があるビーチにいったほうが安心でしょう。海の家があるビーチはシャワーやトイレなどの施設が充実していることが多いので、小さい子どもがいる家庭におすすめですよ。

海の家がない所だと、パラソルやテント、様々なものを自分で持っていく必要があります。パラソルやテントの中の日陰にいても、炎天下では暑くて熱中症になる危険性があります。

赤ちゃんの体は弱く熱中症になる子も多いので、海の家などの涼めるスペースがあるビーチにいくほうがよいでしょう。海の家は冷房が完備されている所もあるので、授乳やオムツ交換など赤ちゃんのお世話が快適にできるかもしれませんね。また、海の家などの涼しい所でお昼寝させると、寝ている間に熱中症になる危険性も低いでしょう。

ほかにも、海の家があるビーチを選ぶメリットはあります。赤ちゃんは急に体調不良になる可能性もあるので、海の家の方に近くの病院がどこにあるか聞けたり、少し体を休ませるのに使わせてもらえたりと、助けられることがあるかもしれません。

まとめ

赤ちゃんを海に連れていくのは、持ち物が多く準備に時間がかかったり水に慣らす練習が必要だったりと、パパやママは大変だと感じることが多いかもしれません。しかし、準備をしっかりしていけば、海で遊ぶことは赤ちゃんにはとても刺激的なことで、家族みんなで楽しめる遊びでもあります。

熱中症や感染症、事故など、気をつけることもたくさんありますが、海や砂浜で楽しく遊び、家族みんなのよい思い出ができると嬉しいですよね。
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