【東京・桜新町】サザエさん生みの親の世界を堪能!長谷川町子美術館
世田谷区桜新町。東急田園都市線沿いにあるこの町に、あの国民的人気作品「サザエさん」を生んだ長谷川町子先生が創設した美術館があります。町子先生と姉の毬子さんが集めた美術品を主に展示している美術館ですが、毎年夏には「アニメサザエさん展」が催されています。現在は惜しくも終了してしまいましたが、「アニメサザエさん展」の様子をレポートしたいと思います!
目次
- 桜新町はサザエさんの町!
- サザエさん通りは愉快な商店街
- オリジナルレンガのアイデア溢れる美術館
- 夏の恒例企画、今年は「お祭り」がテーマ
- アニメサザエさん展は夏だけの風物詩
- 来場者は日本全国から!海外も多数
- 長谷川町子先生と祭の関係
- 縁日でゲームができます
- サザエさんの町に自分の住居を建ててみた
- 他にもお祭りにちなんだ企画がたくさん!
- アニメサザエさん展が終わっても見れる!常設の展示物
- あの磯野家の平屋を再現した模型
- 貴重な原画を見れるのはここだけ
- 町子先生のアイデアに溢れた建築デザイン
- 売店コーナーも充実のラインナップ
- ここでしか買えない限定グッズも
- いろんな角度で楽しめる美術館
- ユニークで遊び心満載!
桜新町はサザエさんの町!
サザエさん通りは愉快な商店街
矢印に沿って歩くとすぐ「サザエさん通り」にぶつかるので、商店街を抜けて美術館へ。道行くお店の中にはサザエさんのパネルが置いてあったり、道路もサザエさんがたくさん装飾されているので、どれだけ愛されているのかが分かります。
頭の中のBGMはすっかりサザエさんのテーマ曲がリピートされ、足取りも軽くなった気分。子どももワクワクしながら向かうことができそう!
オリジナルレンガのアイデア溢れる美術館
壁のレンガも町子先生が自ら選んだもので、あえてボコボコで不揃いのレンガをオーダーしたそうです。小さなところまでこだわりぬいた建物もこの美術館の魅力の一つなのですね。
では早速中へ!今回は長谷川町子美術館のスタッフである相澤さんにお話を伺い、ご案内していただきました。
夏の恒例企画、今年は「お祭り」がテーマ
アニメサザエさん展は夏だけの風物詩
なお、アニメサザエさん展は2018年8月26日に終了しており、現在は収蔵コレクション展「秋の贈り物」の展示が2018年11月25日まで行われておりますのでご注意ください。常設されたサザエさんの模型・原画は閲覧可能です。
今年のテーマは「お祭り」ということで、提灯や各地の伝統的なお祭りのイラストがサザエさんとともに展示されていました。
来場者は日本全国から!海外も多数
今回のテーマにちなんで、来場者の地元のお祭りが紹介されています。たまたま、私の地元のお祭りが目に入ってうれしくなりました!お祭り大国ニッポンなんだなと実感します。
長谷川町子先生と祭の関係
1つは「ねぶた祭り」。ねぶたと聞くと青森を想像してしまいますが、なんと東京でも行われていたのですね!
「桜新町は毎年9月の第2土曜日にねぶた祭りというものをやっておりまして、桜新町の商店街と青森県の浪岡町で交流があり、桜新町商店街の50周年記念をきっかけにねぶた祭りを開催するようになったんですよ。」とスタッフの相澤さん。毎年2台、サザエさんの新しいねぶたを作成しているそうです。
もう1つは町子先生が幼少期を過ごし、戦争での疎開先でもお世話になったという福岡・博多で行われている「博多祇園山笠」。館内の壁にも大きなサザエさん山笠の絵が飾ってあります。
どちらのお祭りも日本の伝統あるお祭りなので、一度足を運んでみたくなりますね。祭りにも愛されるサザエさんの人気と影響力を感じます。