卵を使った離乳食は冷凍保存が便利!冷凍や解凍の方法をご紹介
ママが冷凍の離乳食を使うときのポイント
使い切りの目安は1週間以内で
冷凍しておくと、菌は死滅しないものの増殖を抑えることができます。しかし、たとえ冷凍されていても、冷凍庫の開閉のたびに外の空気が入り温度が上がります。離乳食の場合は少量ずつ冷凍しているため、ほかの食材に比べて外気の影響を受けやすくなります。
まだ内臓機能が十分に発達していない子どもが食べる離乳食は、ほかの冷凍食品よりも短い1週間程度で食べ切るようにしてください。そのためにも冷凍した離乳食には、いつ冷凍保存をしたのかわかるようにメモをしておくとよいですよ。
解凍するときは電子レンジを使おう
自然解凍をすると、解凍されるまでの間に徐々に細菌が繁殖します。一方、電子レンジであれば、急速に解凍することができるうえに、電子レンジを使うことで菌を死滅させ、繁殖を防ぐ効果があります。
解凍する際は、電子レンジで10秒ずつ様子を見ながら加熱するようにしましょう。加熱しすぎると、水分が蒸発し、パサパサな食感になってしまうことがあります。均一に加熱されるよう、途中で混ぜたり置く場所を変えたりしながら加熱すると、加熱のムラを防ぎ上手に解凍できますよ。
一度でも解凍した離乳食は再冷凍しない
なぜなら、衛生面で問題があるだけはでなく、再冷凍することによって味や風味も落ちてしまうからです。冷凍をすると、細菌を死滅させる効果があると思うママもいるかもしれませんが、冷凍保存は寄生虫を死滅させる効果はあっても殺菌の効果はなく、菌の増殖を防ぐに留まります。解凍することで再び増殖を始めるので、一度解凍して細菌が増殖したものを再冷凍することは好ましくありません。
最初は食べる量も少なく、食材を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。しかし、胃腸もまだ強くない子どもが食べる離乳食なので、衛生面には細心の注意を払いましょう。
まとめ
卵に限らず、離乳食作りにおいて冷凍保存を活用する場合は、しっかりと冷ましてから冷凍して再冷凍はしないなど、細菌が増殖しないように気をつけましょう。
卵をうまく使うことにより、栄養を補うのはもちろんのこと、食事に彩を加えることもできます。アレルギーの心配もあって最初はごく少量ずつしか使わないですが、うまく冷凍保存を活用することで離乳食作りを効率的に行うことができますよ。