レモンはどのように保存するとよい?レモンの保存方法や活用レシピ
地域によってはレモンをいただく機会があったり、レモンが必要で購入したりすることがありますよね。しかし、中には「レモンの保存方法がわからない」「揚げ物の付け合わせ以外の使い方がわからない」といった方もいますよね。ここでは、レモンの保存方法や活用レシピをご紹介します。
まずはレモンについての知識を深めよう
レモンはビタミンC以外の栄養もたっぷり
ビタミンC以外にも、クエン酸やポリフェノールなどの栄養素が含まれています。クエン酸には疲労回復効果があり、激しい運動によって傷ついた細胞を修復してくれるといわれていますよ。ほかにも、クエン酸はミネラルの吸収吸収も手助けしてくれますよ。
そして、レモンに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があります。このポリフェノールはコレステロールの上昇を抑制し、生活習慣病を予防する効果が期待されていますよ。
レモンには女性が喜ぶたくさんの効果がある
例えば、ビタミンCの抗酸化作用にはシミやそばかすを予防し、肌を美白に導いてくれる効果が期待されています。女性の憧れである美肌になれるのは嬉しいですよね。一方で、レモンにはソラレンという紫外線の吸収率を高める物質も含まれています。そのため、レモンを食べるなら夕方以降にしましょう。
また、レモンの皮に含まれるリモネンという香り成分にはリフレッシュ効果があり、ストレス解消につながります。市販されている香水や精油と同等の効果が期待できますよ。家事や子育てに疲れたときは、レモンの香りでリフレッシュしてみてはいかがですか?
買うときは美味しいレモンを見分けよう
レモンは手に持ったときに重いものほど、皮が薄く果汁が多いようです。皮に艶やハリがあるものは新鮮な証です。シワが入っているものは収穫してから時間が経っているでしょう。ほかにも、色にムラがなく、弾力があるものがよいといわれています。
また、輸入されたものの多くは農薬が使用されています。皮ごと使いたい方は無農薬のものを選びましょう。農薬の有無の記載がなければ、国産のものを選択するのが無難です。
レモンの保存方法と保存期間について
レモンの保存方法【冷蔵編】
冷蔵で保存するときは、野菜室に入れます。丸ごとの場合は、キッチンペーパーで包み、ジッパー袋に入れて保存します。ジッパー袋に入れることで、傷がつきにくくなり、乾燥を防ぐことができますよ。スライスの場合は、種を取り除き、空気に触れないようにラップに包んで保存します。
また、丸ごとの場合もスライスの場合も、冷蔵庫に入れる前に皮を塩水で洗うことをおすすめします。特に輸入されたものは皮に農薬やワックスなどが付着している可能性があるので、保存する前に落としておきましょう。
レモンの保存方法【冷凍編】
スライスの場合は、種を取り除いてから1枚ずつラップで包んで、ジッパー袋に入れて保存します。冷凍するときは少し大変ですが、1枚ずつ丁寧にラップで包んでくださいね。皮と果肉を別々にして保存してもOKですよ。
また、レモン汁を絞って製氷機で保存することも可能です。レモン氷は料理の隠し味やドレッシングなどに少量ずつ使えるのも嬉しいポイントです。冷凍レモンは自然解凍で使用します。加熱調理やすりおろして使用するときは凍ったままでも大丈夫ですよ。
レモンの保存期間の目安を知ろう
また、保存料が使用されているレモンであれば約1カ月もつこともあります。それでも鮮度は落ちてしまうので、美味しいうちに食べ切りたい場合は、丸ごとでもスライスでも、5日を目安にしましょう。
一方で、冷凍保存期間は約1カ月です。新鮮なうちに冷凍保存すれば、鮮度や風味、香りを損なわずに長期間保存することが可能です。数日のうちに使い切る予定であれば冷蔵、長期間保存したいときは冷凍保存を選ぶとよいでしょう。
ママなら知りたいレモン活用レシピ3選
お鍋やドレッシングに使える塩レモン
【材料】
・レモン 3~4個
・塩 60g
【事前準備】
保存に使用する瓶を煮沸消毒しておいてください。
【作り方】
1.レモンを洗い、水気を切ります。
2.5mm幅にスライスします。
3.塩、レモンの順に瓶に詰めていきます。
4.冷蔵庫で2~3日ほど寝かせれば完成です。
1日1回瓶を振ると、塩とレモンがよく混ざり、より美味しくなります。塩レモンは鍋やドレッシングにして食べるのがおすすめです。シンプルに肉や魚とソテーしても美味しいですよ。