ブロッコリーの保存は冷凍がおすすめ!保存方法と子ども向けレシピ
栄養満点で見た目にも色鮮やかな緑黄色野菜のブロッコリーの保存は、生のまま野菜室に入れておくよりも冷凍がおすすめです。ブロッコリーを冷凍保存するメリットや上手に冷凍保存する方法、また子どもが食べやすいブロッコリーを使ったレシピをご紹介します。ブロッコリーの栄養を逃さずおいしく食べきりましょう。
ブロッコリーを冷凍保存するメリットは?
保存期間がグンと伸びる
ですが、冷凍保存をすることで保存期間がグンと伸びますよ。冷凍すると約1カ月はおいしく食べられるのです。
ブロッコリーは冷凍野菜としても販売されていますが、家庭でもブロッコリーの冷凍保存は可能ですよ。鮮度が高い内に冷凍保存すれば、食品ロスを起こすことなく大きなブロッコリーでも食べきることができますね。
ビタミンなどの栄養素は保持される
ほかにも葉酸やカリウム、ビタミンE、食物繊維なども豊富で、抗酸化作用があるスルフォラファンという成分も含まれます。
「冷凍すると、これらの栄養素が失われてしまうのではないか」と心配をするママもいますが、ほとんどの栄養素は冷凍をしても保持されます。
解凍後の食感には変化が出ることがありますが、栄養価の面ではほとんど変化が見られないため長期保存したい場合は冷凍保存がおすすめですよ。
解凍も簡単で使いやすい
熱を通して解凍するときのポイントは、熱を入れ過ぎないことです。レンジの場合は凍ったままのブロッコリーを500Wで40秒ほど温めます。湯通しの場合は、沸騰したお湯にさっとくぐらせるだけでOKです。
ブロッコリーを冷ますときはザルにあげて自然に冷めるのを待つと食感がよく、栄養も流れにくくなります。さっと熱を通した後に置いておけば、余熱で中まで加熱されますよ。
茹でてから冷凍したブロッコリーをお弁当に入れる場合は、凍ったままお弁当箱に入れてよいですよ。食べるころにはちょうどよく解凍されています。
栄養を逃がさず、上手に冷凍するポイント
正しく洗って綺麗に下処理
丁寧にとはいっても、つぼみ一つずつを開いて洗うのは現実的ではないですよね。実は丁寧かつ簡単に下処理できる方法があります。つぼみの部分を水に浸けて20分ほど放置し、その後シャカシャカと水の中で振ればOKです。
時間がないときは、50℃ほどのお湯に2~3分ほど浸けてもOKです。ジャブジャブと50℃ほどのお湯で洗うことで、虫や汚れ、ほこりをかなり落とすことができますよ。
食品用の重曹を入れて洗うと、より綺麗に下処理が行えるのでおすすめです。
栄養素を逃がさないためにレンジを使用
レンジで加熱するときは、100gにつき600Wで1分30秒~2分が目安となりますよ。普通サイズのブロッコリーは1株あたり200gくらいあります。そのため、600Wで3~4分ほどが目安となりますね。
ブロッコリーは小房に分けて耐熱皿に広げ、大さじ1~2ほど水を回しかけてからラップをして加熱します。少し固いかなと感じるくらいでOKですよ。
加熱し過ぎると水っぽくなりやすいため、ブロッコリーの様子をみながら加熱時間を調整しましょう。
冷ましてから冷凍しよう
ブロッコリーを冷ますときに流水や冷水を使うママがいるかもしれませんが、加熱したブロッコリーを水にさらすと水っぽくなってしまいます。時間は多少かかりますが、ブロッコリーをザルに重ならないように広げ、自然に冷ますようにするとよいですよ。水分も自然に蒸発していきます。
冷めて水気が切れたブロッコリーは冷凍密閉保存袋などに入れ、アルミやステンレスのバットに重ならないように広げて冷凍するとよいでしょう。冷凍庫に急冷機能がある場合には利用することをおすすめします。中まで完全に凍る時間を短縮し、栄養が損なわれにくくなりますよ。